大興奮の日曜日~その1. 10年愛 | あしたまにゃーな

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飲むわ潰れるわ食うわ走るわ登るわ浸かるわ読むわ観るわで、

なんだかてんやわんやな日記です☆

先週日曜日は、興奮の1日だった。


前日の土曜日、佐藤琢磨が

インディ予選でポールポジションを獲ったとの

ビッグニュースが飛び込んできたのだ!


琢磨もインディ挑戦2年目。

ここ数週間、尻上がりに調子を上げていたんだけど、

ついにここまで来たか、と大興奮。


先日亡くなったばかりのお父様のためにも、

これはぜひとも優勝してほしい!!

どうにかしてライブで観戦しよう、と考えるも、

日曜は午後から外出のため、自宅でネット観戦は難しい。

というわけで、外出先のネットカフェでGAORAを観ることに。

『グランサイバーカフェ バグース新宿』 なる店に乗り込みました。


マンガ喫茶は行ったことあるけど、

ネットカフェってちゃんと行くの初めてかも☆

黒一色で統一された店内におそるおそる足を踏み入れ、

身分証明書を提出してカードを作ってもらいます。


朝9時前に行ったのに、意外にも席は結構埋まってる☆

どうやら、前の晩帰れずにここで夜を過ごしたヒトや、

ここに住んでる?ヒトたちが一杯いるらしい。


おトクなレディースパックとやらにしてもらい、

普通のブースに通されましたが、うっ、狭い・・・。

しかも冷房がガンガン効いてて、と~っても寒い。


慌ててブランケットを借りに行き、

ラグビー観戦が雨になった場合に備えて持ってきたいろんなものを着込みます。

トイレに行くと、常連なのか住んでるのか、

歯磨きしている女子に遭遇したけど、

こんな寒くて狭いところに住むのはさぞかしツラかろう・・・


9時から始まった中継を観ていると、

グリーンフラッグ前の琢磨のインタビューが流れてきます。

映像が出ないので表情はわからないけど、

とっても落ち着いた様子でひと安心。

これならやってくれるかも。


会場のアイオワはとにかくコーンが有名な街らしく、

開会式ものどかな雰囲気。

F1のような華やかさはないけれど、素朴で好感が持てます。


この日はナイトレースで、ちょっと雨が降りそうな天気。

いいコンディションで走らせてあげたいなあ・・・


レース開始と同時に琢磨は好スタートを決めたものの、

ほどなくフランキッティにパスされて2位に後退してしまいます。

でも、250周もあるからまだまだ焦る必要なし。


と、24周目にイエローフラッグが。

その際のピットインで、琢磨は4位に後退(涙)。


F1同様、ピットインのタイミングや速さはもちろん重要らしいけど、

アイオワは1周18秒というショートオーバルなだけに、

1秒の重みが違う。どこかで取り返してほしい・・・!


集中していると、自分がネットカフェにいることを忘れ、

つい大声を出して応援しそうになるw


その後、いったんは順位を3位に上げた後、4位を走行する琢磨。

46周目でまたもやイエローとなり、5位に後退。


この日はよほど難しいコースになっていたのか、

チャンピオン争いを演じるウィル・パワーまでもが単独クラッシュ!


そんな中、ピットインで順位を3位に上げる琢磨。

よし、まだまだ行けるぞ!


イエロー解除となった際のリスタートで、

チームメイトのカナーンを抑え、2位に踊り出るも、

アウトサイドから急にインに入り(=チョップというらしい)

2度も風を遮ってしまったらしく、

カナーンに無線で怒られてしまいました(苦笑)。

琢磨も必死なのよ、怒らんといて☆


アンドレッティにインからパスされ、

3位に下がるも、先頭の2人よりも一足先に最後のピットインへ。


と、その直後、先頭の2人が周回遅れの処理にもたついた。

(琢磨、チャンス!)と思ったのもつかの間、なんとターン2でスピン!

後ろからウォールに突っ込んでクラッシュしてしまった・・・(涙)

183周目?のことで、もう呆然。


でも、ゲストの武藤英紀さんが、

「あそこは攻め時だったから仕方ないですよ」とコメントしていて、

まあ、琢磨の性格なら、思い切って攻めるよな、と少し納得したものの・・・


途中、ピットワークでセッティングをいじって、

調子がよくなっていたし、
このまま完走できれば、インディで初の表彰台はもちろん、

優勝だって夢じゃなかったのに・・・!


勝つのが難しいのはよーくわかっているけど、

お父様の死という辛い出来事の後だけに、

なんとかして勝たせてあげたかった。


ラストのインタビューも映像がなかったんだけど、

明らかに声が落胆していて、聞いていても辛い。

普段、超ポジティブな琢磨が、あんな口調で話すのはホントに珍しいこと。

よほど悔しかったのだと思う。


でも、ここ最近の走りを見聞きする限り、

確実に調子は上向いているし、マシンもよくなっている。


F1にあがる前から琢磨を応援し始めて早10年。

紆余曲折はあったけれど、

そろそろ自分でも納得のいくレースで、栄光を掴んでほしい。


好きなモノには案外、一途な私。

ポディウムの真ん中で満面の笑顔を見られるまで、

ずーっと琢磨を応援し続けよう。