時期国産航空輸送機CX-2の初飛行が、26日の大安、成功. 航空自衛隊のC-1輸送機の後継で日本が独自開発した飛行機としては最大となる次期輸送機(C-X)が岐阜基地で初飛行を行った( 毎日新聞 ). C-Xは 航続距離、搭載量が従来の機種より 大幅に向上している . 今月13日にハイチの大地震では空自C-130輸送機は4日かけて拠点の米国フロリダ州まで移動したが、C-Xではそれよりも早く到着することが可能である. 大型化しているが先代のC-1と同じく短距離離着陸が可能で小さな飛行場でも問題ない. ※ slashdot さんより抜粋(部分略) エコですねえ. 航空機の世界も. 効率的でエコっぽいところが、日本製の売りとして存在し、嬉しかった. 一世を風靡し、30代以上の人が「飛行機」といえばこちらだったりする. ボーイング747 、通称「ジャンボジェット」. 500人以上乗れるヒコーキ. 象徴的な写真だな(笑). シャトルも運べてしまうと. でも、このロングセラー商品も、もう生産機数としては少なくなってきている. ※ wikipedia より抜粋 代わりに次世代機として期待されているのが、 787 をはじめとする300人を切る旅客設定の、より効率的な飛行機. 航続距離が長くなって、 今まで大型機でないと行けなかったラインを、少人数小荷物でも動かすことができる んだな. エコだよな. 日経ビジネス でも、今回の次世代国内輸送機初飛行に関して、三菱重工、川崎重工、IHIの首脳によるインタビューが持たれていたが(登録必要)、とくにIHI斎藤常務のコメントが興味深かった. 乗客数が100人以下のリージョナルジェットと呼ばれる 小型エンジン市場ここではうちが30%程度もシェアを 持っています. 後は自社で開発している乗客数30~50人向けの 「エコエンジン」をどうビジネスとしてやっていくか でしょう. 航空機エンジンはもはや、1つの国で開発できるものではありません. 国際共同開発プロジェクトになります. そうなっても、エコエンジンではうちが高圧系を担当し、生産シェアとしては50%ぐらいを受け持ちたい. それは可能だと思っています. ※ 日経ビジネスon line「航空機ビジネスの活路」 より抜粋(部分略) 役割分担. 国境を超えた製品開発と協力. そうなっても. でも、 効率化やエコの部分は、日本企業の俺たちがやるんだ! と. そうした意味で、冒頭の川崎重工さんのCX-2も、将来的な民間転用機開発の続行含め、同じことを目指されているように、小生には受け取れる. さてそして最後に. 軽量化(運動性能効率化)と、その航続距離において、戦中、やはり一世を風靡した飛行機があった. 零式艦上戦闘機 がそれである. 2次大戦戦争後期、装備や燃料、予算の低下から、それまで以上の「新規開発」を行うに及ばず、闘う手段を選べず、盲目的に 突っ込まざるを得ない 運命へと歩んでいった飛行機でもある. 国境を超えた共同開発、といえば聞こえはいい. だが、やはり 国内での技術や新規開発を諦めない努力 や、 国内外開発における切磋琢磨 も、また同時に必要であると考えるのだ. 生きてゆくために . バスケットシューズ これはビジネスでも同じことが言えるのではないかと思う. 「 それでも、この国をたまらなく愛しているから. 」 国産航空機開発を、応援したい. 国産航空機を、愛したい. 我々の祖国のために命を賭した若者たちの命を空に仰ぎ、本日も闘う木曜日としたい. 今日はあいにくのお天気模様であるが、空を見ながら、「生きるために」を考える日があってもいい.