Asada performs Nocturne to lead ladies in Tokyo
Photo: Zimbio
2度の世界女王、浅田真央が2013年NHK杯女子SPでリードを奪った。同じく日本の鈴木明子が第2位、そしてロシアのエレーナ・ラジオノワが第3位につけている。
浅田はショパンの“ノクターン”に合せ、若干不完全ながらもトリプルアクセルを跳び、完璧なトリプルフリップ、そしてトリプルループ-ダブルループコンビネーションを決め、スピンとステップではレベル4を獲得した。彼女のSPスコアは71.26ポイント。
『練習の時のように本当に集中することが出来ましたし、スケートアメリカよりもレベルアップすることが出来たと思います。スケートアメリカの後は、つなぎとスピンに取り組んできました。』と浅田はメディアに語った。
“愛の讃歌”によるパフォーマンスで、鈴木明子はトリプルトゥ-ダブルトゥコンビネーション、ダブルアクセルを跳び、そしてスピンとステップではレベル4。2012年世界選手権銅メダリストのSPスコアはシーズンベストとなる66.03ポイント。
『コンボのトゥループとフリップがクリーンとは行かなかったですけれど、でも表現面は良かったと思います。今回は今シーズン3つ目の大会ですから、気持ちの面のコントロールも出来ました。ジャンプに関してはまだ若干不安もあるのですが、それが今日のパフォーマンスに出てしまったと思います。』と鈴木。
ロシアのエレーナ・ラジオノワはプログラム冒頭のトリプルルッツの着氷でお手付きをしてしまったが、トリプルループにトリプルトゥを付けてコンビネーションとしてリカバリーをした。ダブルアクセルと素晴らしいスピン、そして素晴らしいファイティングスピリットをも見せた。世界ジュニアチャンピオンのSPスコアは62.83ポイント。
『全て予定通りと言うわけではありませんでしたけど、全体的には今日のパフォーマンスに満足しています。2つ目のGPではより多くの責任があります;ファイナル出場へのチャンスという、より一層の緊張感がありますから。』とラジオノワ。
アメリカのグレイシー・ゴールドはラジオノワのスコアと同じ62.83ポイントだったが、技術点でラジオノワが勝っていたために、ゴールドは現在第4位となっている。