センター英語は時間との勝負だ | DWEキッズ東大へ行く!

センター英語は時間との勝負だ

先週はセンター試験でしたね、今年はどんな問題が出たのかな。なんだか少し時間が足りなかったという受験生の声をよく耳にします。センター試験といえばこんな思い出があります。


予備校などが行うセンター模試というのがあります。1日かけて全科目を受験するのですが午前中は日本史や倫理など社会科目、そのあと国語や英語数学といった主要科目をうけ、夕方に物理や化学といった理科という様子。受験する学生によって選択する科目や、そもそも必要受験科目数が異なるため、こういう順番になっている様子です。国立などを受験する学生は受験科目が多いため朝から晩までずっっと試験。

ちなみに東大文系は(僕が理系に進学したのは大学3年時。なので大学受験した時は文系でした)センターで公民系から1科目+地歴から1科目+理科から1科目+主要3科目の合計5教科7科目が必須でした。900点満点が110点に圧縮され、二次試験(大学が行う試験のこと)の440点と合わせた550点満点で合否が決まります。だからセンターで多少ライバルに後れをとっても大丈夫、とおもいきや受験者倍率調整のため例年720点(8割)を下回ると受験票が届かない足切りというものにあいます。センターでは地歴から1つ公民から1つという要求をされる一方で二次試験では地歴から2科目の受験を課されるので勉強しないといけない社会科目はぜんぶで3つ!暗記する量は膨大(笑)ちなみに東大の受験要綱ではセンター英語のリスニングも受験必須、にもかかわらず得点には加算されません!


話がそれましたがセンターでぼくは倫理、日本史B、世界史B、国語(評論小説古文漢文)、英語(リスニング含む)、数学1A、数学2B、物理を受験しました。日本史と世界史はどちらかしか出せないので、両方受験して点数がいいほうを出します。模試もそれらを受験します。だいたい1科目1~1時間半、お昼休憩が多少あるものの、試験と試験の間はわずかなトイレ休憩のみ・・・。午後の数学で計算ミスしないためにも余力は残しておきたい、なんなら仮眠したい!センター模試は本番と違って1日で全科目を受験するためかなり過酷だったのを覚えています。

ところで、試験開始30分後からは途中退出が認められます。試合放棄した人、体調がすぐれない人。全部解き終わった人(←コレ)。

そう、英語は80分も(?)あるんです。

ちょうどお昼時、ここで休憩をはさむことができればこの後の科目のパフォーマンスに差が出る。「これは有効活用しなくては。」正確に、リズムよくマークしたら試験官に解答用紙を提出して退出!糖分と仮眠をとります。

いつしか自分の中でセンター英語は点数制ではなくタイムアタック制になりました(笑)満点かつ最速は42分!
 

「センター英語 攻略」で検索したら予備校HPにある講師によるアドバイスにこう書かれていました。

近年のセンター英語の特徴は、「問題文や設問自体は基礎~標準レベルだが、分量がとにかく多い!」ということ。つまり、時間内に英文を速く正確に読み、たくさんの問題を解く力が必要になるんだ。(中略)普段から音読学習をして英文を英文のまま理解するよう心がけよう。取り組む英文は難解なものでなくてもいい。センター英語は量をこなした者が勝利するのだ。

これはディズニーの英語システムで育った皆さんにとって朗報といえるでしょう。難解でなくていい、英語を英語のまま理解する。量をこなした者が勝者となる・・・そのトレーニングは、いつやるか。

いまでしょ。


追伸:余談ですがいまでしょの林先生は僕の高校の先輩だそうです(笑)