袴を着付ける際のポイントです
意外に忘れがちな事がたくさんある上に
着付け終わってから気がついても
もう手を施せない という事も多いんです袴の着付けに限った事ではありませんが
ひとつひとつポイントを確認しながら着付けましょう
◆肌着~長襦袢までのポイント◆
1)補正は必要最低限
後ろウエストのくびれ と 鎖骨からバストトップにかけて が
大きくへこんでいるようであれば、コットンやタオル、手拭いなどで補正します。
そのとき肩の上に補正道具を乗せいないように注意しましょう。
いかり肩になって首が短く見えてしまいます。
2)長襦袢の後ろ衿は抜きすぎない
成人式の振袖は大人の女性を象徴するものなので
こぶし(縦)1つ分くらい抜きますが、袴はその半分くらいにします。
成人式の振袖は「女」を表現しますが、袴で表すのは「学生」だからです。
3)長襦袢の前衿の打ち合わせは90°
4)長襦袢の丈は膝~ふくらはぎの真ん中くらい
袴の裾から着物が見えないように、裾を上げます。
5)伊達締めはごろごろしないように
伊達締めの端の処理をお腹で行うと
袴を履いた時にちょうど袴の紐を締め付ける位置に来る場合があります。
伊達締めの端がごろごろしていると後々痛くなるため
背中側で処理するとよいでしょう
長くなってしまったのでここまで。
次は着物を着せる時のポイントです