3時10分、決断のとき
西部劇を観るのは、「許されざる者」以来かな。
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールの共演、「3時10分、決断のとき」。
原題「3:10 to Yuma」。
原題を見ると、”決断のとき”っていうフレーズはも一つかな。
貧しい生活をするベール。借金に追われ、息子からも冷たい目で見られる。
一方、無法者のクロウ。早打ちの名手。
そんな中、ベールら数人で、クロウを3時10分のユマの刑務所行きの汽車まで護送することに。
その見返りに、ベールは大金をもらう約束をする。これで家族を喜ばすことができるのだが・・・。
最初はさえない、だが、信念を貫き任務を果たそうとする男を演じるベールは、最近の「ターミネーター」や「バットマン」とは違って、泥臭く、格好悪い雰囲気がとてもよかった。
ラッセル・クロウはやっぱりこういうの合うわ~
格好いい。「消されたヘッドライン」のときはどうなるかと思ったが。
ラストの怒りの表情は最高最高
自己評価は、10点中9点
音楽も西部劇にどっぷり浸らしてくれる。
さらに、脇役の存在感もなかなかのもの。敵役の人も良かった。
なお、同行する医者っていうのが出てくるのだが、それはまるで「アンタッチャブル」のようだった。
インセプション
ついに観ました、話題の「インセプション」
客席もまずまず。
前評判を聞いていると、どれだけ難しい内容かと身構えてしまうが、そんな心配はいらない。
冒頭のシーンは、唐突な印象を受ける。
しかし、ハンズ・ジマーの音楽と重なって、ワクワクするオープニング。
何層にもなった夢の中へ進入していくのだが、なんとも緻密に計算されたであろうことが感じられ、その世界観にただただ圧倒される。
自分が思っていた夢というもののと重なる部分もあり、観ている間、頭はフル回転。
CGも多用せず、3Dにもしなかったのがまた良い。
渡辺謙さんも結構登場
渋いです。
この映画はくどくど説明するよりも、まず体験してほしい。
(出演者も「これは体験する作品だ。」なんて言っていた。)
もちろん、この手の映画が合わない人もいるだろうが、
合う人には、抜群に面白いはず
自己評価は、10点中10点満点
観終わった後の、興奮、満足感はいつぶりだろうか。
もう一度、今度はIMAXで観てみたい。