湿布・うがい薬、公的保険の対象外に(10月27日日本経済新聞) 

自民小委が改革案 

 

(1)自民党の小泉進次郎農林部会長ら若手議員でつくる「2020年以降の経済財政構想小委員会」は26日、社会保障制度の改革案を発表。

湿布やうがい薬を公的保険の対象から外し、医療費の削減につなげる。

高齢者の就労を促すため、働く高齢者への年金の支給額を減らす在職老齢年金制度は廃止する。

 

(2)党の財政再建に関する特命委員会に27日に提言。

改革案ではパートなど非正規社員の増加を踏まえ、

正規・非正規を問わず労働者を社会保険に入れるようにすることも盛り込んだ。

 

(3)経済界に要望の大きい解雇規制の緩和も実現し、雇用の流動化を後押し。

年金の支給開始年齢の引き上げについても直ちに議論すべき。

健康管理に熱心な人は窓口負担を3割から2割程度に軽くする。

予防のための健康管理を促し、医療費を抑制する。