3月10日、ダァダがカウアイ島のお家に戻る朝が巡って来ました。。。
さっきまで口喧嘩していても、やっぱりさよなら言う日は淋しいです。
世話女房が持たせた生活用品やダァダの好物をてんこ盛りに詰め込んだラゲージ大が二つに持ち込みラゲージが一個👜
その上ショルダーバッグまで担いで到底ドメスティックフライトとは思えぬ大荷物
写真を撮るとこんな笑顔だったので「カウアイ島に帰るのが嬉しいの」とちょっぴり意地悪っぽく聞いてみた。
すると「この瞬間からは僕はミホが来る日が心待ちだからこの笑顔さ〜」
ダァダが帰った後は自由な独身生活を楽しめると企んでいたからこの言葉はかなりプレッシャー
まだ私のフライト予定は未定なのでございます
とは言え、名残惜しくてもっと話しをしていたかったのにアッと言う間にお迎えの車が来てダァダを連れて行っちゃった・・・
一人でお部屋に戻ると狭い部屋が何だか広く感じて思わず「フーッ」とため息を吐いていました。
どこを見回しても、もうあの大きな身体でユルユルと動くダァダの姿も「ハニー」と優しく呼ぶ声もありません。。。
やっぱり淋しいよ〜〜〜
自分がカウアイ島からオアフ島に戻る時は平気だったのに、一人で残される気持ちがこんなに淋しく切ないものだとは思わなくて暫し呆然としていました。。。
そう言えば朝から大量のパッキングを確認したり計量したり、ダァダが使っていたベッドカバーやパジャマの洗濯、そして最後のブランチにと用意していたダァダの好物のミートボール付きカレーライスを用意したりとバタバタしていてコーヒーも飲んでなかったっけ
おもむろにキッチンに向かいコーヒを点て始めた私の視線の中にカウンターに何気なく置かれた封筒が飛び込んで来ました。さてはダァダが忘れ物をしたのね と一瞬顔を曇らせたのですが、封筒に走り書きされた内容を読んでみるとどうやら忘れ物ではなさそう・・・
その時点では状況が掴めなかったので果たして封筒を開けて良いものかどうか迷ったのですが手紙が入っている様な感じでも無く、私はもう一度表に書かれた文章を読み直しながらそろそろと封筒を開けることにしました。
すると中に金額はバラバラなドル紙幣が無造作に入っていたのです💵
でも100ドル紙幣も入っていたので私は一体何の為のお金だろうと思い「えっ」となんども自分自身に問い質していました。
そしてもう一度封筒の表をマジマジと声を出して読んでみました。
THANKS FOR ALL YOUR COOKING, ALL YOUR CARE, ALL YOUR LOVE...
(君のお料理の全て、君が世話をしてくれる全て、全ての君の愛情に感謝しているよ)
声に出して読んでいる内に段々と声が上ずり、遂に私は封筒を握りしめて号泣してしまいました
私がお料理作って出すたびに小躍りしながら満面の笑みを浮かべながら美味しそうに食べてくれるダァダ
そんな貴方が居るから私はいつもお料理作るのが楽しいの
貴方にずっと元気で居て欲しいから私は毎日頑張れるのよ
私のそんな気持ちを知ってか知らずか・・・、でも貴方はきっと感謝の気持ちを言葉だけでなくお金に託して私に伝えようとしてくれたのね。。。
そう言えばカウアイ島で不味い料理を食べた後「チープなレストランの料理にチップを渡すくらいならミホに上げたいよ」とかなり怒り心頭だったダァダ
その時からコツコツと感謝の気持ちを封筒に入れてくれていたの
冗談だと思っていたのでこの封筒見るまで全くそんな事は気が付かなかったわ
ダァダの感謝がいっぱい詰まった封筒は口が閉まらないほどパンパンに膨れ上がっていました。
だから今回カウアイ島に戻る前にそっとカウンターの上に置いて帰ったのでしょう。。。📧
そんな事を考えていたらまたウルウルと涙が溢れ、独り肩を震わせながらずっと立ったままで泣いていた私です。。。
家を出てから程なくカウアイ島のLIHUE空港に着いたと言うダァダの連絡を受けました。
ちょうど私のFBのタイムラインを見ていた私たち夫婦の共通の友達が空港までダァダを迎えに来てくれたと知り私はダァダの信望の厚さをつくづく感じました
カウアイ島での一人暮らしもこうして色々な方がさりげなく手を差し伸べて下さるのです
こうして人々から慕われ愛されているダァダを私は誇りに思うと共に優しい人の周りには人が集まる事をつくづく感じる様になりました💞
ダァダの気持ちがいっぱい詰まった封筒のせいですっかりおセンチになった私でしたが、お友達からパーティーにお招き頂いていた事を思い出しました
「あぁ〜良かった〜みんなと一緒ならもう泣かなくて良いわ」私は早速ポットラック用のお料理を始めました。
ところがこんな日に限って我が家のあるホテルが突然停電に
料理はおろか廊下も真っ暗で外に出る事もはばかれらた状況でしたので電気を使わずに出来るお料理を駆使して作り、何とか時間には間に合いましたが・・・。
かなり冷や汗もののクッキングタイムでございました
友達が所有するワイキキのコンドミニアムには楽しい仲間が続々と集まり、中には久しぶりの顔もありワイワイと賑やかに話しが弾みました 先ずはシャンパンで乾杯しましょう
停電騒ぎであたふたしていた私とは大違いで余裕綽々で作られたとっても美味しそうな豪華料理がずら〜りと勢揃いしていました
まさに主婦の鏡、ベテラン主婦らしく栄養バランスも取れた素晴らしいお料理に大歓声👏👏
素敵な絵画の前でお部屋を提供してくれたお友達とパチリまるで海辺の少女ねと酔いも手伝い自画自賛🏝
数名帰宅した後の集合写真でしたがみんな素敵な笑顔で勢揃い本当に楽しかった〜
たらふく美味しいお料理とお酒を頂いた一行は屋上に移動してホノルルフェスティバルの〆のメインイベントとも言える長岡花火の鑑賞を致しました。
今年は何と25分と超ロングランの花火で私はFBにその全てを収めました。それをここで再現できないのがとても残念なのですが長岡花火のビデオのタイムラインを公開設定にしていますので長岡花火の全容をご覧いただけるのではと考えています。もし次のリンクで日本が誇る長岡花火を見ていただければ私も嬉しく思います
今朝はダァダのお陰で散々泣かされてしまったのでさぞや目が腫れていたのではと心配しましたが、1日の締めくくりはこんな素晴らしい花火を鑑賞しとても幸せな時間を過ごす事が出来て私は本当に幸せでした
いつも私の人生を楽しく豊かにしてくれる友達に、そしてどんな時でも私を愛しリスペクトしてくれるダァダにこれからも私はこの花火の様な大きくてキラキラ輝く感謝の気持ちを伝え続けたいと思います
I’m full of gratitude...