先日もブログにアップしましたが、

今年3月に結婚5周年を迎えた私達夫婦





記念日当日には

素敵なディナーを楽しんで来ました





ところが、

その席で私が何気なく言った一言を

彼はずっと気に掛けていたと言う。。。





その言葉とは・・・







「日本の結婚記念日の習慣は


1年、5年、10年、20年、、、と
その節目ごとに


夫から妻

最低5000ドル
程度の

感謝のギフトを贈るのが

ニッポン男子の習慣なの








もちろんこんな習慣は日本に無い













ところが、

大真面目なダァダまじめ








何をプレゼントすれば良いかと
ず~っと考えていたらしい。



そして、結婚記念日が終わって
数日経ったある日の事。。。






唐突にダァダが尋ねて来た






「MIHO、ボクは君に
何をプレゼントしたら良いかなぁ。

欲しい物があれば言ってくれない 」





思っても見なかった
突然のオファー






だって、私はワインで気持ち良~く

酔っぱらっていて


あのディナーの席で
最低5000ドルのプレゼントなどと
つい口走っただけ

ダァダは私にからかわれただけなのよ





しかもそんな事、
私の方はとっくに忘れていたよ 








でも、ダァダが余りに熱心に聞くので




「ジュエリーかバッグかな 」と

彼の反応を見る為に

取り敢えず答えてみた。







すると、それを聞いたダァダ、



その翌日には私を
ジュエリーショップに連れて行ってくれた
 




「こりぁ、本気だぁ 」

私はかなり慌てた。
ビックリ




今は無職の身、、、
お金は老後に蓄えましょう





心の声(でも、結婚10年目の
スイート・テンなら喜んで







口から出任せ言ったのに
ダァダはそれを丸々信じてしまったのか、と

私は本当に戸惑ってしまった












「う~ん

このジュエリーショップには欲しい物が無いわ」


殊勝に答えて私はチラッとダァダを見上げた。




「じゃぁ、何が欲しいの 」






エッ?!



私はこの時点で
正直とても後悔していた。


観念した私は、

「5000ドルなんてウソウソ

5年目にそんな高価なプレゼンする習慣は
日本には無いのよ~ 」





するとダァダはニヤリとして、




「そんな事はとっくに分かっているよ。

ボクが君に何か買って上げたいだけなんだ


予算は●●だけれど
この範囲で君の欲しい物は買えるかい 」






元々、結婚記念日当日に

素敵なプレゼントを用意して、
ディナーの席でサプライズしたかったそうだ



そこへ、私が依りにもよって
「5000ドルのプレゼントが日本の習慣」

などと口走ったものだから、
私へのプレゼントに対する彼の気持ちは
どんどん膨らんでしまったと言う





それにしても、、、


私の長い人生の中で

「君にプレゼントしたい」と言われて
これほど困った事は無かった・・・






最終的には
『ヒョウタンからコマ』が出た訳だが

何だかとっても疲れたわ・・・










そんなやり取りの後、私は
先日友達とディナーに出掛けた時に


彼女が持っていた


シャネルのバッグの事を思い出した
シャネル




「そうねぇ、、、

昔はシャネルやヴィトンをかなり持っていたけれど


私がアメリカ移住する時に
それらのブランド品を処分した事
貴方も知ってるでしょ


今となってはそれを少し悔やむ事もあるの」と、


さりげな~く彼に気持ちを伝えてみた







すると、


OhBaby

ボクと結婚する為に
ブランド品を処分したんだね
それは、このボクにも責任がある

だから、これからまたゆっくり揃えよう
」 ニコニコ

(ダァダは恐らくCHANELの価格をご存知無い様だ)





私は嬉しいやら呆れるやら・・・








でも、男には二言は無い












プライスを聞いて一瞬怯んだ様に見えた
ダァダだったけれど、

『男に二言は無い
』と言い切った

日本人男児成らぬ、
カリフォルニア・ボーイのダァダ。








CHANELのバッグを

結婚5周年の記念にと
私にプレゼントしてくれたのであります
mf*mf*











一時は私を困らせた
張本人・・・















ここで、本日のエピソード、、、






実を言うとCHANELでお買い物の予定は
今日は無かったのです・・・






ワイキキのポストオフィスまで
二人でのんびりお散歩がてらに
行った帰りに、

カラカウア通り沿いにある

CHANEL BUOUTIQUEを
ちょこっと覗きたくなったのが運の尽き













先日アラモアナには無かった

CHANELの定番
マトラッセのコンビ、

そのうえ定番カラーが
此処に有った~~
 

これ、とっても使い易いの














もうこれは運命の出会い
『今、此処で買ってもらえ』と言われている様なものだわ

こうと決めると勝負は早いここまで来れば遠慮しません
















店内に入ってからものの数分で
CHANELのバッグが私の物になった~


ちなみに私は
前夫の仕事の関係で
CHANELなどブランドはパリで購入していた。
現在のプライスと比べると幾分安かったとは言え、
マトラッセなど定番の価格はかなり安定している。
CHANELは今なお王道を歩いているのね。
(あぁあの時、全部処分しなきゃ良かった

















マッハの速さで買い物を済ませたので、

2Fに招かれ新作ファッションショーのVTRを拝見。

美味しいエスプレッソも頂きました~















担当者の名前がダァダと同じなので親近感もタップリ

入ったばかりの新しいマシンで入れたもらった
エスプレッソの美味しさは別格















担当者が支払いの手続きをしている間に、
他のスタッフがやって来て


「お二人ご一緒にお写真をお撮り致しましょう





普通、この類いのブティックでは
写真はNGのはずだと思うけれど


観光地ハワイのCHANELだけは例外なの













美味しいエスプレッソを頂きながら
スタッフと色々談笑をしていたけれど、
そろそろ家に帰ってディナーの用意をしなくっちゃ






出口までスタッフが荷物を持ってくれて、
いよいよ「さようなら」
Byeばいばい





でゎ無くて




帰る間際にもう一度、

「お写真をお撮りしましょう
 」



   






私、冗談交じりに
「今日の写真をブログに載せましょうか
 」




すると、担当してくれたダァダと同名のその男性

「ハイ 宜しくお願いします 」
スマイルくん




彼の実直そうな笑顔に私は負け



再び玄関前で

「ハイ
ポーズ」・・・汗汗












お巴里のCHANELじゃ考えられない事だわ 


そんな事を考えていたら、
何だかぎこちないポーズに




















結婚記念日は
終わったけれど、

その夜は二人で
もう一度シャンパンで乾杯をした乾杯






私がバッグのお礼を言おうと思ったその前に

ダァダがボソッと一言。。。
てへ





こんな頑固で我がままで不器用な
(これ、本当です

ボクの世話を5年もしてくれて

本当にありがとう


5年分の感謝にはほど遠いけれど
君が喜んでくれたらそれが一番嬉しいんだアハハ


そして、これからもどうぞ宜しくね









その言葉を聞き、

私は思わず「ウッ 」と
何かが胸に込み上げて来るのを感じた。






不覚にも

バッグのお礼の言葉が出て来ないっ












ニコニコ顔のダァダと
黙ってグラスを合わせて


「乾杯 」

って言うのが精一杯
乾杯












シャンパンを飲みながら



さっき聞いたダァダの言葉が

じわじわと私の心に響いて来た








CHANELのバッグを買ってもらった事は
とても嬉しいけれど、



それより価値のあるものは

ダァダの言葉だったのかも知れないと思った。







経験者なら誰もが知っている通り、

夫婦って色々辛い時もある。



でも、こう言う時間があるからこそ



『また一緒に歩いて行こう』と

考えられるのかも知れない・・・








10年目の結婚記念日には


「貴方が元気で居るだけで
私は幸せなのよ 」と


笑顔で言える女房で居たいものだ










自信無いけれどガンバロー  






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