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前週に続き二周連続で訪れた箱根湯本。

何故二週連続で来たか?
先週も箱根湯本を歩き、その模様をUpuしようとしたところ、

保存画像が消えてた…
ガックリです。

そういう訳で再び箱根湯本を歩きます。行く先は先週と同じ早雲寺。


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箱根湯本駅から早川を渡り歩くこと15分。
早雲通り(旧東海道)沿いに位置する早雲寺へ。

早雲寺は戦国時代に関東を支配した北条氏の菩提寺。

豊臣秀吉の小田原攻めでは、豊臣軍の本陣となりました。

画像は早雲寺惣門(薬医門)
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境内へ向かいます。
温泉街からやや離れてるためか、箱根湯本や強羅の賑わいとは対照的に、境内にはひとりも参拝者がいません。
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早雲寺本堂。寛永四(1627)年再建。

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梵鐘(ぼんしょう)。県指定重要文化財。 天徳二(1330)年鋳造。

豊臣秀吉の小田原攻めの時、石垣山で使用されました。

北条氏を滅ぼした側の鐘が北条の菩提寺に吊るされている、

敗者の歴史とはこのようなものでしょうか。

その勝者、豊臣氏も十数年後に滅びました。

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本堂裏手にある庭園。

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本堂横の墓地内の奥にある北条五代の墓へ。

墓石が並ぶ間を通り抜けて、一段高い場所にありました。

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緩い石段を登ると五つに並んだ墓石が見えました。

北条五代の墓、右から早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直。

長い年月、風雪に晒された墓石に記された文字は磨耗し読めません。

説明板を見て、やっとわかりました。

あまりにも小さな墓所、これも敗者の歴史でしょうか。

早雲寺を後にして、温泉街へ向かいます。