カンパニー制(company system)とは
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「カンパニー制(company system)とは」
従来の事業本部をカンパニーと改称、利益責任権限を与えたものが多い。事業を多角化した大企業の場合、事業部が多数にのぼったため、これをいくつかの事業本部に束ねた。しかし、利益責任単位は事業部にあるので、事業本部は事業部門間の調整約にすぎなかった。そこで事業本部を“擬似会社”に格上げし、独立した一個の会社と同じように権限を与えた。カンパニーのトップをプレジデントと名づけた企業もある。アメリカでは持ち株会社の下に子会社を配置する完全な会社化したところが多いが日本の場合、独占禁止法の関係でそれが不可能だった。しかし、97年の独禁法改正で純粋持ち株会社の設立が認められたことにより、持ち株会社へ行こうすることが予想される。