安定賃金制(wage stabilization system)とは
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「安定賃金制(wage stabilization system)とは」
経営の長期計画の一環として経営者側が取り上げるようになった賃金制度。ねらいは、毎年労使間で年中行事のように繰り返される賃上げ紛争に伴う時間のムダをなくし、同時に労使の休戦によって生産性の向上を図ること。その方法は、会社の収益を基準にして、1年分のボーナスを前もって決めておく、物価にスライドして賃金を引上げるなどがあるが、昭和48年末の石油危機で物価が高騰したときは、安定賃金性を一時タナ上げし、別途に賃上げ、ボーナス交渉をしたところが多かった。
