アドバンテージ・マトリックス(advantage matrix)とは
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「アドバンテージ・マトリックス(advantage matrix)とは」
他社に対する競争手段の数と、それらの手段を使って他社に対して競争優位性を獲得できるかどうかという2つの変数を使ったマトリックスのこと。競争手段を多数、少数、優位性構築の可能性を大、小とすると、分散型事業、特化型事業、手づまり型事業、規模型事業の4つの事業タイプに分かれる。分散型は手段は多いが優位性構築が困難な事業。飲食店などの乱戦業界がこれに当たる。特化型は手段多く、優位性構築可能性大の事業。計測機器、医薬品業界などが代表例。規模型は手段少なく、優位性構築可能性大の事業。シェア拡大により規模の利益を追求することが基本戦略。コンピューター、自動車などの汎用性のある業種が中心。手づまり型は手段少なく、優位性構築可能性も小。素材型産業がこれに当たる。