XcodeでiPhoneアプリ作成。といっても「UIWebView」でWeb表示するだけですが。
Creating an iPhone app in Xcode.
How to Display a Web site Using "UIWebView"
あーそろそろやらなきゃな…iPhoneアプリ作成。
今年の初めからそんなことを考えていたのですが、とりあえずxCodeつかってやってみました。
休日に、ジュンク堂で6時間ほど立ち読みして、いろいろと良い本がないかと見て回ったんですが…。
FLASHで作れたり、TitaniumとかPhoneGAPとかいろいろありすぎて、結局どれを使うか考えが纏まらなかったので、今回はxCodeを使って作ってみることにしました。
をい!
前回FLASHで作る言うとったやんか!
…というツッコミは置いといて。
Objective-Cか…。
全然関係ないですが、最近のアプリ開発はUIやらコンポーネントやら(つまりオブジェクト)を選んで、それに対して何かを実行したり動作させたりするんですよね。
かなり便利です。
普段、コードしか見ないので。
Webで使うボタンとかのUIも、基本的にはCSS…つまりコードで実装しちゃいますし、フォーム部品なんかもブラウザ提供の有りものを使いますし。
それが目に見えるUIとして提供されるか、コード群として提供されるかの違いだけなんですけど、やっぱり見ながら云々ってのはいいですね。
前にVBをやったときも、そう思ったんですけど。
FLASHのコンポーネントみたいなもんですかね。
やたら制作しやすいです。
で、本題。
時間もなかったので、今回はシングルビューで「UIWebView」を使ってWebページを読み込んでくるというアプリをつくりました。
基本、Web屋なんで「実は中身は全部Webアプリだよーん(゚∀゚)アヒャ」なアプリにした方が色々捗るわけです。
こんな感じの仕上がりです。
▼▼だらだらと長くなりそうなんで、PDFにまとめてみました。▼▼
[webview.pdf (3.8MB)]
よかったら見てみて下さい。
あ、そうそう…。
コードはまだまだ完全じゃありません。
あくまでも「Webページを読み込んできて表示する」という動作をさせてるだけなので、完成ではないですよ。
一応、シミュレータでは動きましたが…。
xCodeのインストールから作成まで、ほんの3時間程度あれば出来ちゃいます。
が、しかし。
「なにやら、アプリ制作が流行ってるらしいから、乗らなければ…」
なんて感じで始めてもしょうがないんですよね。
とくにWebアプリをわざわざネイティブアプリに読み込んできて表示するだけ…のアプリの場合。
僕の場合は、MobileSafariより表示領域が大きく取れるので、前回のエントリーの「縦書きページ」を読み込む「ニュースリーダーアプリ」にしてみようという目論見があってのこと。
やっぱり、新聞とかってなぜか「縦書き」のほうが見やすいんですよね。
というわけで、縦書きのニュース記事を読み込んできて表示出来るアプリを作って新聞社に売り込みに行こうかと思ったわけです。
まあ、単なる妄想ですけどね。
iPhoneに産経新聞のアプリを入れてるんですが、あれって紙面をそのままのレイアウトで表示jするだけで情報の整理が出来てないから、iPhoneで見るのはしんどいし。
ちゃんと情報を整理してあげて、読みたい記事だけを選んで読めるような感じにしてあげて、さらに「縦書き」ってのが必要なんじゃないかと思うわけです。
新聞だけでなく、ラノベとかケータイ小説系の表示にもいいかも。
需要があるかどうかはわかりませんが、せっかく縦長サイズデバイスなんで、縦書きにはこだわっていきたいと思います。
今、日本の家電メーカーに一番必要なものは、「どんなライフスタイルを人々に提供したいか」というビジョンとパッション(=熱い思い)だと思う。どのOSを使うのかとか、何メガピクセルのカメラを搭載するとかは、何らかの目的を達成するための「道具」に過ぎない。そして、売り上げとか利益とかマーケットシェアは「結果」にしか過ぎない。
中島聡ブログ「Life is beautiful」より引用
まったくもっておっしゃるとおりです。
「どんなライフスタイルを人々に提供したいか」ということでいうと、さっき言ったように「情報を整理してあげて、読みたい記事だけを選んで読めるような感じにしてあげて、さらに『縦書き』」って体験(エクスペリエンス)を提供したいと思います。
デバイスやプラットフォーム、開発環境…なんてのはそのためのただの道具ですからね…ホント。
売り上げとか利益とかマーケットシェアは「結果」にしか過ぎない。
個人的にこのフレーズが好きです。