連休は片付けに徹するつもりが、PCから始めたためにかえってワイヤードな散らかりかたが増してしまって、こりゃだめだ感がつのっていたが、とことんWebに入り込んで結果、大きな成果。その最大のものが、BlogPeopleTagの凄さを確認できたことだった。


サーバに自分のリンク集のページを設置する。気になるページ、使えるページがあったら、「tagsに登録」という一種のブックマークレットをクリック。登録画面が開く。カテゴリと小項目にあたるtagを自分で定義する。マイタグページができる。

tagsつながりで、他のユーザとの一種のコラボがそこで同時に完成している(tagsと複数形になっているのがミソ)。
同一タグの内容に関連するページのリンクが、10倍、20倍に増える。かなり精度が良い。質は維持されている。さらに、


リンクは書き出しもできる。

→Bookmarks
http://tags.blogpeople.net/settings/export/


と、こういうふうにhtmlファイルに書き出してくれる。仕事の資料なら、一般に公開しない設定で、同じ操作で資料リンク集がいっちょあがりだ。ローカル容量に負担ゼロ、散乱したデスクトップを探して慌てることもない。オンラインでありさえすれば、どこからでも表示、アウトプットできる。

これはもうノーベル賞もんである! とweblogconcentなぞは思ってしまうのである。

なんといってもカテゴライズが柔軟にでき、それを他のユーザとも共有できるなんて一昔までは夢の夢だったのだ。(はてなブックマークも近いことをやっている)。


BlogPeopleTagsは、企業向け国産インスタントメッセンジャーの開発販売で知られるアイビィ・コミュケーションが運営する情報ポータル「BlogPeople」のサービス。


いや、ノーベル賞などとはしゃぐのはどうでもいいのだが、しかし実に良くできているのである。これを重宝する人は案外に少ないのかもしれないし、確かに地味なものではあるのだろうが、その秀逸さを、きちんと伝えようとすると一冊の本になると言っても決して大げさではないのだ。


ローカルでは、タブブラウザのSleipnirが実装している、ブックマーク(お気に入り)を検索する機能にも感心したが、それに次ぐ最近のマイイノベーションの一つである。


BlogPeople Tags - engine4clipandcutup2


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