新常用漢字 | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

ECサイト運営に関する基金訓練の講師を務めることになりました。

仕入れから顧客管理、売上管理、さらにはサイト制作まで幅広いカリキュラムが組まれていますが、私が担当するのはWebマーケティングとコピーライティング。当然のことながら実績豊富な分野となります。

で、ひとまずコピーライティングの基礎から講義をすることにしましたが、そこで慌てて入手したのが

これです。
記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集/一般社団法人 共同通信社 編著
¥1,890
Amazon.co.jp

ニュースにもなったのでご記憶の方も多いと思いますが、昨年、常用漢字表は30年ぶりくらいに大幅な改定がなされました。

従来のものとどう変わったのか確認しなくては…と思いつつ、書く仕事があまりなかったのをいいことにずるずると引き延ばしていましたが、さすがに講義をするにあたってそれでは困ります。

で、何気にパラパラとページをめくっていて、まず「挨」の字を見つけました。あれ?これは常用漢字外だったはずだけど…。そして私は慌てて「拶」の字も調べました。

あぁぁぁ、ありました。「拶」も。つまり「挨拶」は昨年から常用漢字になっていたのです!ガーンΣ( ̄□ ̄|||) 

どうしてそれにこんなショックを受けるかといいますと、「常用漢字」準拠の例としていちばん分かりやすいのがこの「挨拶」だったのです。

コーポレートサイトなどでよく代表者からのご挨拶を掲載しますよね?そのタイトルを「常用漢字準拠にしたいので『ごあいさつ』にします。」という説明をいったい何回してきたことか。

こうやって「ご挨拶」と書くと、いまだに「ごあいさつ」と直したくなってしまうほどですσ(^_^;)

当然、講義でも「例」として使うつもりでした。それなのに……というわけです。

ただ、記者ハンドブックでは「挨拶」は「あいさつ」と表記することになっているようなので、今後も「ごあいさつ」でもいいと思われますが、その理由を「常用漢字外だから」と説明することはもうできません。

さらに送り仮名の「許容」がなくなっていたのにも再び、ガーンΣ( ̄□ ̄|||)

例えば、これまで「捕らえる」は「捕える」も許容されていたので、私は「捕える」をよく使っていました。でも、この度「捕らえる」に統一されたようなのです。

うぅぅ、やっぱりこれもまだ全然慣れません。「捕える」と書いても送り仮名が間違っているとは絶対気付かない自信があります(`・ω・´)キリッ

私の脳みそはパソコンみたいに一気に上書き!ということもできないので、当分はいちいちハンドブックを参照しながら新しい常用漢字を覚えていくほかなさそうです。

日本語変換システムに辞書としてハンドブックを読み込ませることもできますが、書く仕事が全体の半分もない私にはちょっと痛い投資なので、当面はハンドブックとにらめっこしながらがんばろうと思います。

なーんていってるからお仕事増えないんですよね~~(;´▽`A``アハハ

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