先日、友人の赤ちゃんを抱かせてもらいました
ピュアなエネルギーが伝わってきました。
赤ちゃんは人をハッピーにしたり、心の奥の深い「愛」を
目覚めさせるチカラがあるようです。
そういえば今年に入って、急に
「新しい命の誕生」が、自分の周囲で増えました。
「こどものおもちゃ」の紗南&羽山に、また会える!!
とお~~~い、とお~~い、昔々・・・。
女子高生の彼女と付き合っていた頃
「少女マンガで面白いものはないのか?」
と訊いたら出てきたのが
「こどものおもちゃ(作者/小花美穂)」
悲劇的なストーリー、心のトラウマ・心の病気
学級崩壊・少年犯罪・家庭崩壊などの社会問題
それがギャグ満載で展開する!?という漫画。
この作者、タダモノではないなっ(-_☆)
・・・と思ったのでした。
ボクもよく「どこで学んだの?」と疑われることがありますが
自分の場合は学問的な心理学ではなく
経験と直感に基づく精神性です。
この作者も、きっと経験と感性のなかで
“見えた”んだろうと思います。
第22回講談社漫画賞少女部門を受賞した作品。
90年代後半に連載されていたものです。
「Deep Clear」は、作者の現在の作品「Honey Bitter」と
作者の代表作「こどものおもちゃ」とのコラボ作品。
「こどちゃ」は小・中学校の時のお話でしたが
この作品では大人になった主人公が登場します。
男性の漫画家や少年・青年向け漫画に出てくる女性キャラは
綺麗だけど、どこか硬い印象があったり、
やたら胸を強調したエロ画風だったり、あまり好きではないんですが
女性向けの漫画は、とても繊細で柔らかい印象があります。
アートとして素晴らしい画風だと思います。
大人になった主人公、倉田紗南には赤ちゃんが・・・。
この作品は昨年、発表されたものですが
なんとなく欲しくなったのが今年。
ここでも新しい命の誕生の物語がありました。
もともと捨て子だった紗南と、自分を産んだ時に
母が亡くなったという羽山秋人の間に生まれた命。
ここでも深い愛と心のトラウマがテーマになります。
「こどものおもちゃ」の主人公、倉田紗南は
超明るく前向きなキャラ(裏には壊れやすい心もある)
「Honey Bitter」の主人公、珠里は超ネガティブで人づきあいも苦手。
「治したいんですけどね・・・紗南さんみたいになりたいですよ。」
と言います。
それに対する紗南の答えが上の写真。
そしてこんな言葉を・・・
治す必要ある?
多少ネガティブなのが、今まで生きてきて
見つけた生き方なんでしょう?
傷つきすぎないように
抑えた生き方する人もいるよネ
私は今、この別居状態が正解なんだよね~
↑お腹に赤ちゃんいるのにダンナと別居中・・・
そこにも深い事情が・・・。
そして一途すぎる深い愛は、
こどものおもちゃの人気キャラ直澄くんは
直澄ファン衝撃の展開に・・・
本当に・・・幸せだよね・・・?
これは確かにハッピーエンドの物語。
なのにすごく切ない物語。
同作者による2作品のコラボといえば
無理やりくっつけた番外編・・・というイメージですが
この作品は、本当に「こどものおもちゃ」を終わらせるために
必要だったストーリー。
やっぱり、この作者はタダモノではないのでした( ̄ー☆
でも、基本的に面白く笑って読める作品です。
そして羽山は超イケメンになってました( ´艸`)
ポジティブな生き方、ネガティブな生き方
いろんな生き方があって
いろんな幸せがありますよね
いや、知らんけど
ネガティブな珠里にアドバイスしたあとの一コマ
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