都会に住むアラフォー独身女性のための資産形成カウンセラー☆YUMIE

都会に住むアラフォー独身女性のための資産形成カウンセラー☆YUMIE

都会に住むアラフォー独身女性に貯金500万円から始めて
5,000万円を築く資産形成方法を伝授します。

はじめまして。東京・豊洲で
女性のための資産形成とマンション購入をサポートするゆみえです。

このブログでは、お金との付き合い方や投資方法、保険の選び方
マンションの買い方についての情報を提供しています。
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女性クライアントの90%超が数カ月で月収100万円を
超えるというので有名なUSPコンサルタントのH氏。

※USP=Unique Selling Proposition
H氏によると、自分の売りではなく、「お客様への究極のお約束」。
そしてビジネスとは「お客様の問題解決」。


以前から興味はあったのですが、今後もう個人コンサルは
しないと聞き、H氏の師匠(40代女性 こちらもH氏)の
個人面談を受けることに。

面談の前に課題があり、プロフィールの他に経歴、将来の時分像、
やっていて楽しいこと、できること、強み、やりたいことや
やりたくないこと、誰にも負けない体験、いくら稼ぎたいか、
志やビジョン、目標、現状、問題点、相談したいことなどを
まとめて期日までに送りました。

当日、指定されたホテルへ。
ロビーから携帯に電話すると、

「今、他の方と面談中なので、お待ちください。
秘書を向かわせます」

ノートパソコンを抱えたオシャレな若い男性がこちらに
向かって歩いてきました。

「カフェでお茶を飲みながら待ちましょう」
と言われ、ロビーにあるカフェへ。

ウェーターに案内された席はテーブルをはさんでソファと椅子に
なっていましたが、秘書さんは迷わずソファ側(=上座)に
座ったのでちょっとビックリしました。

テーブルに置かれたメニュー(1つだけ)をしばらく眺めてから

「何飲みますか?」

飲み物が運ばれてきても無言でパソコンに向かって作業を
しています。

ここまででかなり驚いたのですが、気を取り直し、
「Hさんとはどのくらい一緒に仕事をされているのですか?」
と質問。

その後もどういう経緯でこの仕事をすることになったのか、
何を目指しているのか、今、パソコンで何をしているのかなど
いろいろ聞き、それなりに話が弾んだので

「結構いい人かも」

と思い直しました。


小一時間後、H氏の先客が帰り、同じカフェ内のH氏の席に
移ることに。

隣の席に置かれていたのはエルメスのバーキン。
あまり詳しくないのですが、どう見ても500万円以上。

上から下まで有名ブランドをまとい、ちょっと場違いなほど
ゴージャス。

写真で見た通りの知的で端正な顔立ち。
笑顔で迎えてくれました。

「待っている間、秘書と何を話していたのですか?」
と聞かれたので、かいつまんで話の内容を説明しました。

次に
「なぜ、そのようなことを聞かれたのですか?」

と、かぶせるような質問が飛んできました。

想定外の質問で答えを用意していなかったのですが、
ばかだと思われるのも嫌で適当に答えたのが墓穴を掘るはめに。

「今まで起業やビジネスに関するいろいろなセミナーに参加したり、
本を読んで勉強してきましたが、高額なのに何も得ることのない
セミナーがあったので、こちらはどうなのかなと思ったからです」

適当に答えたつもりが、つい本音をもらしていました。

想定外の質問は要注意ですね。
本音を言わせるのが彼女の目的なんでしょうけど。

「そうですね。
ビジネスは志しが大事です。
お金儲けはビジネスの本質ではありません」

ごもっともです。

「私もそう思うんですが、そうでないところが多いですよね」

それから少しミッションの話になり、

「実は4年前に起業してからミッションが変わり、
自分自身にも自信がないんです」

とついまた本音をもらしてしまいました。

するとH氏は目を三角にして激怒。

「ミッションがぶれるなんて問題外。
ビジネスは志しがあって始めてできるもの。
志しがあるから何が起こってもぶれない」

(おっしゃる通りです)

「起業は難しい。
私は起業を全員に勧めているわけではない。
志しがぶれるようならやらない方がいい」

(はい、そうですよね)

「ビジネスはお金儲けではない」

(私もそう思いますが、お金が稼げないとこちらも
生活していくことはできないし、ビジネスも継続できません)
(それに歩くブランドショールームのあなたが言うのもどうかと)
(主催する月1回×8ヵ月セミナーは100万円以上しますよね?)

「ここにいる私の秘書の志しは全くぶれていない」

(先ほど本人から、もともとの目的・対象だとお金を稼げないので
H氏から軌道修正するよう勧められたと聞きましたが。、)

「ビジネスは結婚と同じ。
一生どんなことがあっても添い遂げるという覚悟がないと
うまくいかない」

(はい、いい例えですね)

「私は未だに独身」

(それって結婚に関しては覚悟がないっていうこと?)
(こんなこと言うなんて、もしかしてさらに私を混乱させる作戦?)

「ミッションの相談は私の仕事ではない。
その話をしたいなら他の人のところに行って」

(専門はUSPでしたね。
個人面談の条件に「起業以来、ミッションがぶれず、
今後も揺らぐことのないひと」と入れてほしかったです)

カッコ内は私の独り言です。


そして口を真一文字にして黙ってしまいました。

権威と権威がありそうな人に弱い私はすっかりしおれ、

「おっしゃる通りだと思います」
と繰り返すのみ。

「こっちがお客さんなのにその態度はなんだ!」
と言いたいのに全く言えない。

自分でも情けないです。

でも私、こういう人、苦手なんです。

実は周りにこういう女性が2人いて、こちらが何を言っても
屁理屈のような理屈のようなことを次から次に
かぶせてくるので話になりません。

ここまでで10分。

面談は2時間の予定ですが、このままずっと黙っていても
居心地が悪いので本日のお代を差し出し、

「ありがとうございました」
と言って席を立ったところ、H氏、さらに激怒。

「あなたが飲んだお茶代も払って行け」と。

ホテルのロビーカフェを指定したのはH氏のはず。

しかも秘書によると通常の面談は近くに借りている
シェアオフィスだが、週末はビルが閉鎖されてしまい、
エアコンも使えないので、こちらのホテルを使って
いるとのことでした。

これには秘書も面食らったようで慌てています。
会計を最初から別々にしていなかったので。

とにかく早くその場を立去りたかったので、レジで
お茶代を払い、後ろを振り返らずに帰りました。


その日は寝付けませんでした。


「あー、私ってバカみたい」

と思って泣き寝入りするのも悔しいので
今回のショッキングな面談で学んだこととメリットを
整理してみました。

・ミッションについて考え直す機会になった
 そもそもかなり大ざっぱなミッション、またはいわゆる
 大志でない限り、時代によって変えていくのがふつうではないか。

・H氏は起業=多くのひとを巻き込みビジネスを拡大して
 社会に影響を与え、自身は大もうけする と考えているようだが
 私はそういうタイプではないということがよく分かった
 (多くのひとを巻き込むという点に関して)
 
・H氏のお高い講座に申し込まずに済んだのはメリット

・次に私の苦手なH氏タイプに会ったときにどうするか
 事前に考えておくと安心


翌日、同じく個人事業をする友人に会ってこの話をしたところ
「私だったら顔に水ぶっかけてたよ」

彼女はこういうタイプに会ったことがないそうですが、
もしそういうことがあったらまず怒り、それから開き直るそうです。

「え〜、怒っていいの?」

ついつい誰に対してもいい人を演じてしまう私には
意外でしたが、次回からそうすることに。


実は起業当初から今まで、全国展開したいなどと野心を
持っていたんですが、自分はそういうことに向いて
いないと今回つくづく分かりました。

個人商店としてこじんまり、無理せず、自分のできる
範囲でやっていくと決めたらホッとしました。

H氏のおかげです!