オセロ 名局物語

オセロ 名局物語

シンプルなルールの中に計り知れない奥深さを秘めたオセロゲーム。そのスリリングな名局(迷局?)を棋譜を紹介しつつ、途中の一手を考えてみようというオセロ好きのためのサイトです。

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オセロはルールが簡単なので、誰でも気軽に楽しめる。

だからネット対戦の参加者の棋力もまちまち。


ルールは簡単でも、やはり勝つためのセオリー、いわゆる定石や手筋はある。

このあたりは将棋や碁と同じ。

このセオリーをあまり知らない人もいる。

別にそれを悪いことだとは言わないが、ちゃんと理解していた方が、

もっと面白みが深まるのに、とは思う。



オリーに関しては、私ごときの浅学の輩がゴタクを宣う必要はなく、

すでに優れた書籍が出回っているし、ネット上にも玉石混交ながら情報が溢れている。

だからここで詳しくは言わないが、「隅を取られたら負け」という誤解が根強い。

おそらく今回紹介する一番も、そのような誤解から形勢判断を誤ったケースではないかと思われる。



これは最終場面である。

黒番だが、ここで投了してしまった。

どう考えても黒の勝ちなのだが…