JGT Tour 2012 1st 耐久編 | RC Car Garage Nomura

JGT Tour 2012 1st 耐久編

VWC,PCCのお次は今回メイン?の耐久です。
前回は雨天で途中中止になったとは言え、3位だったので今回はさらに上を狙いますよ~(昔から欲をかくとなんとかと言いますが・・)


ボディは前回使ったベントレーを使用します。前回のリベンジマッチだからもう一度これでいかないと(本当は塗る時間というか余裕がなかった)。

とりあえず、夜は非常にみづらい(グリーンメタに渋みを出すため黒で裏打ち)と不評だったのでグリーンの反射テープを買ってきて、細く切ってボディサイドに貼ってみます。
家の前の街灯の下に置くと確かに見やすくなるけど、なんかこう、姑息とまではいかなくてもスマートじゃあない、ということで却下、剥がしてしまいました。
まあ、恨むならグリーンを選んだイギリス人が悪いということで。ヘッドライトとテールは明るいのでドライバーに頑張ってもらいましょう。
重さの方は、電飾&ボディ補強で仕方がないのだけど、とりあえず前回、電飾は2系統に分けて不測の事態に備えていたのだけど、全然問題なかったので寝る直前に急遽変更、ひとつにまとめます(これが間違いの始まり)。小型リポ1本軽くはなりました(10gくらい)。

さらにボディ付属のバンパーも弱かったので○ェブロンのF1用ウイング、ボディポストも太目のTA05用に変更しました。一応予備にもう1セットも作製。
リヤ側のボディマウントも細くて気にはなったけどTA05用の予備パーツが無くなったのでそのままに(これも・・)。

あと壊れそうなところといえばフロントのナックル位ですが、これは変えるのは意外と面倒。ということでフロントのサスからナックル、新品タイヤを組んだものをもう1セット用意。これなら太いネジ2本でごっそり交換出来るし、交換したあとにゆっくり修理しておけばまた壊れても元に戻せば良いし。
いつもはキングピンのアップライトを止めるイモネジが当る部分は少しやすりで削って抜けないようにしておくのだけど、まあ、予備部品だからそこまでしなくてイイか(これも失敗)。

ここまで準備しておけばまず大丈夫なハズだ(甘かった~)。

ちょっと悩んだのがギヤ比。前回不調のバッテリーがあったのを除いても結構ギリギリだった。
でも上を狙うにはもう少しスピードが要る。

ということでピニオン1枚上げました。48ピッチなんで1枚上げるだけでも指数的には結構高くなります。
作戦的にはスタート時には満充電のバッテリーが3本あるわけだから、私以外のクワジを始めとする3人に最初に大逃げしてもらい、私~2順目からはエコ走法で順位をキープという感じかな。
(指定リフェ3本&充電電流制限があるので下手するとガス欠、もとい、電気だから電欠で止まるはめになるけど) 

なにしろ今回は秘密兵器があるのだ。


テレメトリー。
操縦用とは別に走行用バッテリーに直結したテレメトリー用の受信機を積んでおいて、走行用バッテリー電圧をピットに置いたプロポでリアルタイムでモニターするわけだ。
これで時間でもなく、バッテリーをきっちり使って走れるから有利になるはず(確かにこれは上手く働いた)。

つうことで練習スタート。
スピードアップしたけど他のチームも結構速いよ! ということでさらに1枚ピニオンを上げることにしました。
え~と、元々燃費的には危ない状態だったのでこれで多分、全開は無理かな?皆さんそこんところは上手くやってくれるでしょう?
事前にテストしておけばはっきりと言えたのだけど、前日雨でデータが取れなかったのでちょっとギャンブルすることにしました。


なんか決勝スタート前に電飾繋いでテストしたら、一瞬消えたりして、うん?、コネクタ指しなおしたら点いたのでOK?ちょっと嫌な予感がよぎる。

さ~て、全車華麗なローリングスタートでいよいよ耐久レースの始まり。
最初はエースドライバーのクワジ、お~、攻める攻める、よし行け~。
他のチームもスプリント並に速いよ、2位まで上がった?

よしよし、テレメトリーもばっちり。
これがなかなか見てて面白い。最初はスロットルを抜いた状態で6.6V位でスロットルオンで握ると電圧が下がる。人によっても違うね。
そのうち最高でも6Vを切るようになってバッテリー交換。
充電器ハイペリオンの容量表示で4%位まで使い切っている。

というところで、「次は飲むら~さんですよ」、え?もう??、ちょっと予定よりバッテリー消費が早いよ。
ドライバー2順目当りでもう充電が追いつかなくなる。でもトップはスピード落ちないな~、こっちも行けるとこまで着いていくよ~。

着いていけませんでした。バッテリーを満充電できなくなって80~90%位で次々に送り出します。
そうするとドライバーも性というか、とにかくバッテリーをきっちり最後まで使いたくなる。ピットもテレメトリーの電圧がかなり下がるところまで待つことに。
充電器に繋ぐと容量0%、ゼロ? こんな表示初めて見たぞ。
し、新品のリフェがし死ぬ~(心の叫び)、でもみんな頑張っているので口には出さず見守ります。
リポならとっくにアウトですが幸いリフェは大丈夫でしたよ。
あと悪いことに電圧が下がりすぎるとサーボの動作がおかしくなってピットに戻れなくなったりします。

後で冷静になって考えれば、充電が追いつかないので、いくらバッテリーを最後まで使っても充電時間がその分延びるだけでぢつは意味がなかったんだよね~。
とにかく握らないようにエコランに徹して電圧下がり始めたらさっさとピットインするべきだった。その場ではテンパっていて頭が回らんかった。

そんな焦りもあってか途中から壊れだします。まあ、バッテリーはちょっと大変だけど、仕方が無いし、ここらで長野から参加しているカントクと一杯やりますか、なんて話していたら、壊れた~と。
バンパーがわりのフロントウイングが片側ポッキリと。あれ?これってそんなに弱いの??昨晩手でぐにゅ~とやったときには大丈夫だったのに。
どうもこの○ェブロンのウイングはぢつは結構脆いらしい!!、え~、聞いてないよ、そんなこと。
脆いやつは予備を作っておいてもすぐダメになるのは先のR31で経験した通り。また壊れて今度はもう予備が無いので適当なウイングに穴あけてつけますが、穴位置が悪くてすぐまただめに。
はいどさんがショップで使えそうなウイングを買ってきてくれますが、これが何故か入らない。適当に切って差し込みます。


見ろ、ウイングがゴミのようだ(わ、笑えん)。

あとはフロントナックルが折れて、これは準備しておいた予備パーツとごっそり交換しますが、それも途中でキングピンが抜けて(手間を省いた私が悪い)。
元に戻そうと思ったけど焦っていて修理してなかったのでなんとか直す。
他にもリヤのボディポストがやっぱり折れて(う”~変えておけば良かった)、
電飾が接触不良で点かなくなって(クワジが半田ごてを持っていたのでなんとか直せた)。

ナイトランは予想通り車が全く見えん?ピットで見ていて、思わず
「ウチの車走ってます?」
とはいどさんに聞く始末。
ヘッドライトは明るいんだけどな~。
途中ちょっとプロポを握ってみましたが、動いている限りはなんとか大丈夫(強がり)。

最後にはまたフロントのキングピンが抜けて、バネ無しで残りを周回。
よたよたでなんとかゴール。

疲れたよ~。

シャーシを回収すると作り直したフロントのボディマウントがずれていてリヤタイヤをボディが切ってました。タイヤカッターか?

いや~、本当トラブル続きでドライバーには申し訳なかったです。
しかも大半は危なそうと思ったところが逝ったのも情けない。1時間走れる車と3時間走る車とは違うことを思い知らされました。

クワジが出してくれたベストラップだけが救いかな。
当日の動画も少しありますのでよろしければどうぞ(余裕がなくて走行動画があまり撮れませんでした)。

今は童夢の林氏のルマン参戦宣言を読んで心を癒しています。ここまで言い切れるのは凄いな~。


備忘録
PCC:
ギヤ比 68:24 タイヤ径66 指数73 
ちょっと大きすぎる位だけどこの位のほうが挙動が落ち着いて楽。
タイヤは前後ともにZAC30(前回は前35、リヤ30でちょっとアンダー強すぎだったので変更)
フロントバネ:タミヤ金、リヤ:赤、ダンパーオイル(忘れた)、フリクションプレート何も塗らず。
Tバー:ハード(ソフトだと割り易いので)、ネジは軽く締め気味

耐久:F103
ギヤ比 67:27 タイヤ径スタート時はアレ?何mmだっけ。ZENの整形済みホイール貼完新品、走行後:右55mm、左57mm 次はピニオン2枚位下げるか省エネ運転でお願い。
タイヤ:リヤZENスーパーソフト、フロント同ハイラバー
フロントバネ以下ポルシェと同じ。
ジャイロ:途中でちょっと試すが基本使用せず。
電飾:フロント高輝度白×6、リヤ赤×2、約1時間の点灯で2セルリポ(容量200)の80mAh消費:2時間くらいはいけそう