メインウェーブ日記

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気になるニュースやスポーツ、さらにお小遣いサイトやアフィリエイトなどのネットビジネスと大相撲、競馬、ビートルズなど中心

■■■このブログでは、以下について記載した記事があります


競馬の名馬やエピソードなど、大相撲の名力士やエピソードなど、ビートルズやビートルズのエピソードや名盤など、お小遣いサイトやアフィリエイトなどのネットビジネス、プロ野球やラグビーなどのスポーツ、各スポーツの名選手やエピソードなど、その他気になるニュースやスポーツなど

(以下はその一例です)


■競馬

(世界の名馬)~コラム(競馬)

シーバード、リボー、ニジンスキー、セクレタリアト、セントサイモン、キンチェム、オーモンド、ネレイデ、ノーザンダンサーなど

例:伝説の史上最強馬・シーバード

16戦全勝無敗と凱旋門賞連覇・リボー

(日本の名馬)~コラム(競馬)

シンボルルドルフ、ディープインパクト、エルコンドルパサー、サイレンススズカ、オグリキャップなど

例:日本競馬史上最強馬・シンボリルドルフ

日本近代競馬の結晶・ディープインパクト

(コラム)~コラム(競馬)

例:サンデーサイレンスの「遺産」とこれからの社台グループ

ノーザンダンサー系の今後

(世界のホースマン)~コラム(競馬)

例:ドルメロの魔術師~フェデリコ・テシオ

(日本のホースマン)~コラム(競馬)

例:天才、変幻自在の騎乗、オッズを変える男・福永洋一


■大相撲の名力士~コラム(大相撲)

雷電為右エ門、谷風梶之助、双葉山定次、大鵬幸喜など

例:史上最強力士・雷電為右エ門

横綱の中の横綱・谷風梶之助


■ビートルズ~コラム(ビートルズ)、音楽・名盤・ロック(ビートルズ)

例:20世紀最高のロックバンド・ビートルズ

ロックの金字塔・・・サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド


■お小遣いサイト~お小遣いサイト

お財布.com、げん玉など

例:おすすめのお小遣いサイト~お財布.com

おすすめのお小遣いサイト~げん玉


■アフィリエイト~アフィリエイト

例:ネットビジネスの代表的なァフィリエイト



●野球やラグビー

特にプロ野球やラグビーについて

■テニスの男女の名選手

(男子)~コラム(スポーツ)

ジミー・コナーズ、ビョルン・ボルグ、ジョン・マッケンロー、イワン・レンドル、ピート・サンプラス、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダルなど

例:4大大会優勝回数史上1位などのロジャー・フェデラー選手

「土の絶対王者」ラファエル・ナダル選手

(女子)~コラム(スポーツ)

シュテフィ・グラフ、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバート、セリーナ・ウィリアムズなど

例:「年間ゴールデン・スラム」を達成した女王・・・シュテフィ・グラフ選手


■F1の名ドライバー~コラム(スポーツ)

アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハー、アラン・プロストなど

例:「音速の貴公子」「最も速かった」アイルトン・セナ選手

「史上最強ドライバー」ミヒャエル・シューマッハー選手


■各種スポーツ


■その他気になるニュースやスポーツなど

聴覚文化論・音楽社会史を専門分野とする渡辺裕さんによる選書『校歌斉唱! ―日本人が育んだ学校文化の謎―』(新潮社)が刊行された

校歌こそは、時代を映す音楽の機微を最も体現しているジャンルである――このような視座から、全国の校歌やその歌われ方を分析した本作の読みどころとは? 

音楽学者の細川周平さんによる書評を紹介する。

細川周平・評「学校祝歌が歌われる現場、歌う人の思いを解き明かす」
『校歌斉唱!』渡辺裕[著](新潮社)


うまいタイトルだ
校歌斉唱!
校庭の全校生徒を前に、そのものずばりのアナウンスが聞こえてくるかのようだ
歌は学校ごとに違っても、この斉唱の儀式は全国一律で、入学式や運動会の一部を成している
校歌は自分たちで斉唱するのが標準で、独唱や他校の歌の鑑賞は特別な場面に限られる
甲子園はよその校歌をまとめて聴く機会の代表で、歌詞は教訓的、旋律は学校唱歌の定型、どれも似ているのを皆知っている
在学中はただ歌わされるだけだったのが、卒業後は青春譜として旧友と歌って笑い泣く
同窓会のお決まりだ
幸か不幸か、ふだん忘れているくせに気持ちを高める効果がある

渡辺裕らしいテーマで、一部で待望されていた
十四年前、『歌う国民』(中公新書)で、みんなで歌う/歌わされる集団の代表歌、「コミュニティ・ソング」の概念を立て、副題に並べた三点セット――唱歌、校歌、うたごえ――から、洋楽受容の忘れられた一面に光をあてたときには、仕事の順序として、斉唱文化の基本を作った第一ポイント、唱歌が中心だった
本書はその続きで第二ポイント、研究上ほとんどさら地の校歌に絞って、教室の唱歌斉唱に始まる明治の音楽史が、今日も続くことを論じている
学生が集って歌う学生歌は世界中にあっても、これほど強制力を持った公式的学校歌は日本固有なのだそうだ

第1章は『歌う国民』の復習で、コミュニティ・ソングの概念で校歌を見直したうえで、本書の副題「学校文化」に進む
これは教育学の正統なテーマ――教室、教材、授業、師弟関係――の外で、学校コミュニティがつくりだす文化を指す(四一ページ)
校歌もそのひとつで、上からの統制と下からの反応の両観点を本書全体で行き来する
生徒がただ歌わされるばかりでなく、自らを、自分たちを、声を合わせて、楽譜や制定者の意図や歌唱技術の向こうに飛び出す場面がある
校歌を歌い破るのだ
芸術歌曲扱いされてきた例外的校歌を対照例に、音楽的質よりも斉唱の近代日本史をたどる

第2章は明治から大正にかけて、既存の軍歌・唱歌の替え歌を校歌と定めたり、「旧校歌」と呼ばれている戦前の中学校の例をまとめている
当初、学校の代表歌の存在理由が現在ほど厳密ではなかった
旧制中学・高校の替え歌式の応援歌は、共通の原曲に別の歌詞をつけ、学校ごとの誇りと全体として同胞エリート意識を鼓舞した
下からの校歌のような面がある
今日、校歌と応援歌を保存する有力な組織として、卒業生有志による校友会に踏み込んでいるのは、渡辺の考える学校文化研究の好例と言える

校歌の制作場面については、須田珠生『校歌の誕生』(人文書院)が明治以来、市町村と校長がしかるべき作者に委嘱し、文部省が認可してきた点を初めて明らかにした
校歌は地域・年齢・性別が非常に限定的で、毎年入れ替わる歌い手集団のために学校ごとに定められ、愛校心育成が期待された
官庁公文書を読んだ須田に対して、渡辺は二十校近い学校新聞を古書店で入手するなどして読み、生徒の思いを論につづっている

第3章は戦前の皇国思想の校歌をめぐって、昭和二十年代に各地で起こった廃止改良論争をまとめている
根気のいる作業で、国をあげての民主化に校歌も乗っていたことを論証する

第4章は戦後の改訂版や新設校の例、ポピュラー系の作者による実作例を紹介しつつ、戦前との断絶よりも連続をタイトルの「生き延びる校歌」に圧縮している
歌詞と曲想は今風になっても、明治の定型が生き延びてい

第一、校歌なしの学校はありえない
明治のままだ
最近の市町村合併や学校の統廃合の影響も紹介されている
そのため新曲の陰に廃曲もある

第5章は高校野球を具体例に、対外戦でミニ国歌のように歌われる場面に着目している
バンカラは戦前の学生文化の時代遅れを意識した演技で、ブラバン編曲とぴたり合って、良きあの頃の応援部を再現している

第6章は反対に、埼玉のある高校で歌いやすいテンポを許容し、学校祭の定番として、卒業生や地元民によって愛唱されていることを報告している
地域の歌、能動的な歌い手という明るい話題で一冊を閉じているのは、前著に通じる渡辺好みだ

渡辺本のだいご味は多数の、既に選び抜かれた具体例をうまく抽象的な文化史枠に配して、目立たぬ学校祝歌の歌われる現場、歌う人の行為思惑を解き明かしている点にある。実例の展示会に終わらず、理論に走らず。読者は覚えている校歌をネット検索すると、発見があるだろう。制作の年代、定型性、歌詞内容のタイプ分類や作詞作曲者ごとの個性没個性はこれから調べが進む
歌う国民シリーズの第三作として、次は「国歌斉唱!」を期待したい

[レビュアー]細川周平(音楽学者)
ほそかわ・しゅうへい

協力:新潮社 新潮社 波

 Book Bang編集部

 新潮社

(この記事は、ブックバンの記事で作りました)

校歌はいつの世でも歌い継がれている

時代にあった多少の変化・新しさがあっても、校歌の定型はあまり変わらない

個人的にはこれは偉大なマンネリズムだと思う

変わらないこと、普遍的、不変的な素晴らしさだと思う


 

 


校歌はある意味時代の影響を受けてきた
時代の要請で変化はしてきたが、一方え校歌の定型ああまり変わらなかった
普遍性・不変性の美を感じる
これが受け継がれ、歌い継がれるということか

愛犬にとって最も身近な存在の飼い主さん
そんな飼い主さんのことをどれだけ愛しているのかは、科学的に読み解くこともできるのです
最新科学の研究をもとに獣医師の増田宏司先生が解説します

犬が人を愛するために進化する理由

犬は人と仲よくなるために、長い歴史のなかで人を理解する努力を重ねてきました
最近の研究では、飼い主さんの対人関係までも犬が理解できることがわかっています
犬が手を抜かずに人を愛してくれるのは、「人のそばにいることを楽しくて幸せなこと」と思ってくれているからなのでしょう

人と犬は氷河期から仲よしだった!?

2021年に発表された論文のなかで、人と犬の関係は氷河期から始まっているという説が挙げられました
人の食べきれない肉をオオカミに食べさせていたことでオオカミが家畜化し、犬へと変化していったのではないかと考えられています

人好きになるために遺伝子も変化!?

犬の遺伝子研究では、オオカミから犬に分化する過程で、2つの遺伝子に異変が生じたことがわかっています
この変化が犬を人好きにさせる要因のひとつになっていると考えられていて、人と犬がどのように親友となったのかの研究が進められています

「人とのふれあい」を食べ物以上に魅力的に思う犬も多い

ヴァージニア工科大学が行った実験の結果から、犬に「人とのふれあい」と「食べ物」のどちらかを選ばせると、「人とのふれあい」を優先する犬が少なくないことがわかりました
さらなる検証が必ですが、犬は人との触れ合いに魅力を感じているということなのでしょう

科学的に見ても犬が人を愛していることが分かりました
愛犬は飼い主さんが思う以上に、飼い主さんのことが大好きなのかもしれません

お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 博士(獣医学) 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2024年6月号『飼い主さんは想像以上に愛されています! 愛犬からの大好きアクションを読み解こう』
文/小崎華

(この記事は、いぬのきもちの記事で作りました)

イヌは、ヒトが飼った最初の動物といわれます

ヒトとの「つきあい」が最も長く関係も深く、強い友情、結びつきがあるといわれます

ペットとしてだけでなく、介助・介護、ヒトのヘルプなど「ヒトのパートナー」のイヌも・・・



 

 


可愛いマンガとともに、イヌの気持ち・本音を紹介・解説
イヌの気持ちがわかればイヌとさらに気持ちが通じる

22日に大相撲秋場所千秋楽が行われた

14日目に優勝を決めた関脇・大の里は、この日は、関脇・阿炎に敗れ13勝2敗

しかし小結・関脇で3場所で33勝以上の大関昇進の目安を上回り、さらに優勝で大の里の場所後の大関昇進が確実に


優勝

大の里 13勝2敗(2回目)


三賞

殊勲賞 若隆景(初)
敢闘賞 大の里(3回目)、錦木(初)
技能賞 大の里(3回目)


 

 


大の里の史上最速初優勝の「相撲」の記念号

家族でのレジャーや学校の遠足、移動教室などで自然の中に行ったとき、ハチやヘビなどの生き物に遭遇する可能性がある
刺されたり噛まれたりしないようにするのが一番だが、万が一攻撃された場合はどうしたらいいのだろうか
そんな身近な危険から身を守るための知識が楽しく学べる書籍、『いのちをまもる図鑑 最強のピンチ脱出マニュアル』(ダイヤモンド社)が刊行された
本書の監修者のひとりで医師の西竜一先生に、「身近な危険生物に襲われたときの対処法」について聞いた(取材・構成 / 小川晶子)


● ハチに2回刺されたら「アナフィラキシー」になる?

 ――今年7月、遠足に行った保育園児9名がクロスズメバチに刺されて病院に搬送されたというニュースがありました。遠足等で森林に行くときはもちろんですが、私の住んでいるところは身近にスズメバチがけっこういるので気を付けなければと思っています。ハチに刺されて、もっとも怖いのはアナフィラキシーですよね?

 西竜一先生(以下、西):そうです。重篤なアレルギー反応が「アナフィキラシー」で、食事でも起こりますが、ハチに刺された場合も起こります

 ――どんな症状が出るのですか?

 西:蕁麻疹がでたり、呼吸が苦しくなったり、ヒューヒューと音が鳴ったりします。身体の様々な部分に炎症が起きて血管が開いてむくむわけですが、皮膚の血管が開けば蕁麻疹、口に近い上気道がむくむと窒息状態になり呼吸ができなくなりますし、より末梢の気管支なら喘息のような症状になります。全身の血管が開けば、血圧が下がってひどい場合は意識がなくなります。最悪な場合は心臓が停止します。

 ――怖いです・・・。ハチに刺されて、呼吸が苦しくなったらすぐに病院ですね。

 西:呼吸が苦しい、意識が遠のくような症状の場合はすぐに救急車を呼んでください。ちなみに、アナフィラキシーは、アレルゲンがどういう経路で入って来たかによって発症(最悪の場合心停止)までの時間が変わります。食事の場合は30分程度かけて消化吸収されますが、ハチ毒の場合は皮膚からジワジワ広がるので15分くらいでしょう。静脈注射のように直接血液に入れれば数分です。

 ――『いのちをまもる図鑑』にもある通り、ハチに刺されたことがあって、抗体ができたあとに再びハチに刺されると、アナフィラキシーを起こすおそれがあるということですよね。ということは、刺されたのが2回目なら病院に行くべきですか?

 西:2回目に必ずなるわけではないですよ。ハチに刺されたのが2回目だからと救急車を呼ぶ人もいるのですが、刺された部位の痛みだけで、他に何も症状が出ていなければ問題はありません。アレルギーですから、人によっていつ出るかはわからないんです。花粉症も同じですよね。

 ――2回目以降は毎回クジを引くようなものか・・・。刺されないようにするのが一番ですね。

● ニホンマムシに噛まれたら「近くの病院」に行く

 ――東京でもニホンマムシのような毒ヘビに遭遇したという話はときどき聞きます。毒ヘビに噛まれたときは、どうしたらいいですか?

 西:ニホンマムシはチクっと噛んで去っていき、急激に大きな症状が出るわけではありません。でも、激しく腫れて、さらには血管や筋肉を溶かす毒を持っているので適切に処置をする必要があります。日本では毎年2000~3000人が噛まれ、そのうち10人ほどが亡くなっています。もし噛まれたら、あわてずに傷口を水で洗い流してください。そして、近くの病院に行くことです。

 ――毒ヘビは、生息地に近い病院でないと治療薬の準備がない場合があるということですよね?

 西:そうです。地域特性のあるものは、その地域の人がよくわかっていますから。
病院に行くときは、走らないように気を付けてください。心臓がドキドキすると毒の回りが早くなってしまうんです。

● 毒は吸い出さなくていい

 ――なるほど、それは怖いですね。毒を口で吸い出してペッペッと出すみたいなのを漫画で見たことがありますが、それはダメですか?

 西:おすすめしません。毒を吸い出す効果はあまり認められていませんし、口の傷から毒が入ったり、口の中の菌が傷から入ってしまうかもしれません。その場での処置としては傷口を水で洗うだけで良いでしょう。

 ――毒のある生き物に遭遇したら焦ってしまいそうですが、落ち着いて行動できるように知識を持っておきたいと思います。

西竜一(にし・りゅういち)
医師
公衆衛生学修士
救急科専門医
南町田病院救急科勤務
帝京大学医学部救急医学講座非常勤講師
帝京大学医学部卒業
救急医として日々あらゆる病気やケガの診察をし、災害時には被災地において医療活動を行う
救急・災害医療の知識を市民へわかりやすく伝える活動も行っている
 ※本稿は、『いのちをまもる図鑑』(監修:池上彰、今泉忠明、国崎信江、西竜一 文:滝乃みわこ イラスト:五月女ケイ子、室木おすし マンガ:横山了一)に関連した書き下ろし記事です

(この記事は、DIAMOND onlineの記事で作りました)

身近には大きな危険が潜んでいる

夏休み中の危険もそうだが、夏休みが終わって秋イなってもレジャーで危険に遭遇する場合も

そうした場合、正しい応急処置が必要になる


 

 


身近には危険がいっぱいだ
ハチに刺されたら、毒ヘビにかまれたら、クマに遭遇したら、目の前で溺れている人がいたら・・・など
ピンチでの対処法、応急処置を解説

あの時代になぜそんな技術が!?

ピラミッドやストーンヘンジに兵馬俑、三内丸山遺跡や五重塔に隠された、現代人もびっくりの「驚異のウルトラテクノロジー」はなぜ、どのように可能だったのか?

現代のハイテクを知り尽くす実験物理学者・志村史夫さんによる、ブルーバックスを代表するロング&ベストセラー「現代科学で読み解く技術史ミステリー」シリーズの最新刊、『古代日本の超技術〈新装改訂版〉』と『古代世界の超技術〈改訂新版〉』が同時刊行されました!

それを記念して、残念ながら新刊には収録できなかったエピソードを短期集中連載でお届けします
主人公は、生没年などが未詳なことから“神秘の発明王”の異名をとるヘロン

なんと2000年も前に「エンジン」や「自動ドア」を発明していたという彼の数学上の大功績「ヘロンの公式」を紹介しましょう!

“神秘の発明王”ヘロン

紀元前6世紀のピタゴラスにはじまり、デモクリトス、ヒッポクラテス、アリストテレス、アルキメデス、ストラトン、クテシビオス、ウィトゥルウィウスに引き継がれた紀元前の古代ギリシャ時代に確立されて、二千数百年を経た現在においても、数学、科学、技術、医学の分野で“現役”として活躍しているものは少なくない

古代ギリシャの偉大な師、先輩たちの業績を集約し、純粋数学、物理学分野の業績のみならず、さまざまな分野のさまざまな装置を発明したのがヘロンである
彼の時代にもし、現代の特許制度のようなものが存在したならば、ヘロンは幾百の特許権を所有し、“発明王”とよばれたことであろう

ヘロンの公式

ヘロンの生没年には諸説あり、よくわかっていない

一般に「クテシビオスの弟子」といわれているので、クテシビオスが生存した紀元前3世紀から紀元前2世紀以降の人物と考えられている
ただし、“弟子”といっても直弟子なのか孫弟子なのかがはっきりしないので、ここでは“紀元元年前後の人物”としておきたい

まず、ヘロンの数学分野における業績として、三角形の面積を求める「ヘロンの公式」を紹介しよう

「特殊」より「一般」が尊ばれる
三角形に関する定理として最も有名なのは、誰でも知っている「ピタゴラスの定理」であろう
直角三角形の三辺の長さをa、b、c(斜辺)としたとき、

a²+b²=c²

が成り立つというものである
式の形から「三平方の定理」ともよばれる

ヘロンの公式はピタゴラスの定理ほど有名ではないが、直角三角形のように特殊な三角形ではなく、一般的な三角形に関するものである

数学や物理学の分野では特殊なものよりも一般的なもののほうに価値がある
かのアインシュタインが「特殊相対性理論」から「一般相対性理論」の確立まで10年の歳月を費やしたのもそのためである

ヘロンの公式は、三辺の長さがa、b、cの任意の三角形の面積(T)は「s=(a+b+c)/2」とおけば、

T=√s(s-a)(s-b)(s-c)

で与えられるというものである

私は、ピタゴラスの定理やヘロンの公式のようなきわめて簡潔な式を見るたびに感動するのであるが、読者のみなさんはいかがであろうか

「証明」を明記したことで戴冠の栄誉に

ピタゴラスの定理の証明も決して簡単というわけではないが、ヘロンの公式の証明は三角比や余弦定理、因数分解を使わなければならず、少々やっかいである

じつは、「ヘロンの公式」そのものは、アルキメデスも、あるいはそれ以前のピタゴラスも知っていたのではないかという説もある

しかし、「証明」を著書『メトリカ』の中にはっきりと記述していることから、この公式に「ヘロン」の名が冠せられている

古代日本の超技術〈新装改訂版〉 古代世界の超技術〈改訂新版〉

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

ヘロンの公式は全ての三角形にあてはまり「一般的」で、その点では直角三角形限定の「特殊な」ピタゴラスの定理を凌駕しているといえる

特殊な条件にあてはまる特殊相対性理論をさらに進め、あらゆる一般的な条件にあてはまる一般相対性理論のように・・・

それにしても古代の超技術は凄いですね


 

 

 

 


ピラミッド、兵馬俑、五重塔など現代の先端技術でも作るのが難しいのに古代にこれらは作られています
人気のロング&ベストセラー「現代科学で読み解く技術史ミステリー」シリーズの最新刊

21日に大相撲秋場所14日目が行われた

 

13日目終了時点で、関脇・大の里が1敗で2差をつけて単独トップ

14日目の結びの一番で、大の里が大関・豊昇龍に勝ち、2場所ぶり2回目の優勝を千秋楽を待たずに決めた

この日は、元大関・貴景勝が現役引退


 

 


大の里の史上最速初優勝の「相撲」の記念号

防災の日に必ず聞く「天災は忘れたころにやって来る」
物理学者・寺田 寅彦は、随筆家・俳人としても知られた

国語辞典編集者歴37年
日本語のエキスパートが教える知ってるようで知らなかった言葉のウンチクをお伝えします

9月は1日は防災の日ですし、台風のシーズンでもあるので、「天災は忘れたころにやって来る」という言葉をよく聞くようになります
自然災害は、その被害の恐ろしさを忘れたころにふたたび起こるので、ふだんから油断せず用心して備えておかなければならないという意味です

物理学者・寺田寅彦が言ったことで知られるが、物理学者・中谷宇吉郎は、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残したことも知られる

この「天災は忘れたころにやって来る」は、寺田寅彦(てらだとらひこ)(1878~1935年)が言った言葉だということは、ご存じの方も大勢いらっしゃるでしょう
寺田は物理学者でしたが、夏目漱石に師事し随筆家としても知られています
漱石の『吾輩は猫である』に登場する理学者・水島寒月は、寺田がモデルだといわれています

それはさておき、寺田は数多くの随筆を書いていますが、「天災は忘れたころにやって来る」は寺田の書いた文章の中のどこにも見当たりません
では寺田の言葉ではないのかというとそうではなく、このような趣旨のことを日ごろから語っていたようです

寺田が書いた『天災と国防』(1934年)にも、こんな部分があります

直接「天災は忘れたころにやって来る」とはいっていませんが、まさにそのような趣旨の文章です

『文明が進む程天災による損害の程度も累進する傾向があるといふ事実を十分に自覚して、そして平生からそれに対する防禦策を講じなければならない筈であるのに、それが一向に出来てゐないのはどういふ訳であるか。その主なる原因は、畢竟(ひっきょう)さういふ天災が極めて稀にしか起らないで、丁度人間が前車の顚覆(てんぷく)を忘れた頃にそろそろ後車を引出すやうになるからであらう』

「天災は忘れたころにやって来る」を広めたのは寺田寅彦の弟子

実は、寺田の言葉として広まるきっかけを作った人がいたのです
寺田の弟子だった物理学者の中谷宇吉郎(なかやうきちろう)です
中谷は雪の結晶の研究者として知られ、また寺田同様随筆も数多く書いています

その中谷が「天災」(1938年7月)という文章の中で、「寺田寅彦先生が、防災科学を説くときにいつも使われた言葉である」と紹介したのです

ただし、そこでは「天災は忘れたころにやって来る」ではなく、「天災は忘れたころに来る」という形だったのですが
そのため、高知市にある寺田寅彦記念館にある碑には、「天災は忘れたころに来る」と書かれています
「来る」が「やって来る」になったのは、その方が音数が五七五になって言いやすいからでしょう

いずれにしても、災害の多い国土に住む私たちにとっては、決して忘れてはならないことばだと思います

【記事監修】
神永 暁|辞書編集者、エッセイスト
辞書編集者、エッセイスト
元小学館辞書編集部編集長
長年、辞典編集に携わり、辞書に関する著作、「日本語」「言葉の使い方」などの講演も多い
著書『悩ましい国語辞典』(時事通信社/角川ソフィア文庫)『さらに悩ましい国語辞典』(時事通信社)、『微妙におかしな日本語』『辞書編集、三十七年』(いずれも草思社)、『一生ものの語彙力』(ナツメ社)
監修に『こどもたちと楽しむ 知れば知るほどお相撲ことば』(ベースボール・マガジン社)
最近は、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる』にも、日本語のエキスパートとして登場

(この記事は、Hugkumの記事で作りました)

「天災は忘れたころにやって来る」は「雪は天からの手紙」と言った物理学者で随筆家の寺田寅彦が主旨の言葉を言ったそう


 

 


日本語の不思議・奥深さ・楽しさ・謎がわかる

ヨーロッパ史の闇の部分を代表するのが魔女狩りである
魔女とは、悪魔の助けを借りて人間や家畜、環境に害をなす人物とされ、15世紀から18世紀にかけて、約5万~10万人が魔女だとして火刑などに処された

池上俊一氏の『魔女狩りのヨーロッパ史』(岩波新書)は、魔女狩りがいつ、どこで、なぜ、どのように発生したのかを、最新の研究成果に基づいて読み解こうとする

「池上さんは11~12世紀の中世(ロマネスク期)を専門とされているのに、どうして近世の魔女狩りの本を書こう、と?」

「私はもともと女性史に興味がありました。ヨーロッパの女性像を古代、中世と調べていくと、近世の魔女狩りで突然ネガティブな面が、現実の女性迫害となって現れる。その理由を考えてみたいと前から思っていたのです」

魔女とされたのは(男性や子どもの場合もあったが)8割が女性、それも50歳以上の老女が多かった
初期、中期は下女などの下層民や余所者、貧しい高齢者などである

「当時のヨーロッパは女性差別が厳しかった?」

「悪魔と結託する魔女は、キリスト教徒にとっての反逆者ですが、キリスト教自体に初期の頃から女性蔑視の傾向がありました」

『旧約聖書』の創世記に、最初の女性であるエバが蛇(悪魔)にそそのかされて禁断の木の実を食べ、アダムと共に楽園を追放される物語がある
女性を愚昧、貪欲、淫乱、狡猾な存在と見る下地があったのだ

「とりわけ強情な老女は、性格が歪んでいると見られがちでした。占いや薬草による民間療法など、一般の人に不可解な施術を村で行っていたのも、主に老女たちです」

なぜ必ず裁判の形をとるのか?
魔女の裁判を担っていたのは世俗裁判所だった
人々の噂から始まって、逮捕―捜査―尋問―拷問―自白―処刑と進行する

「司法を重んじて、必ず裁判の形をとっていますね。それはなぜですか?」

「各土地の支配者が、国王の配下の者でも封建領主でも、それぞれの土地で正義や秩序を確立しようとして、法律を厳守したからです。住民が魔女と見なした人間を勝手に殺すのは、私刑に当たるために阻止したかった」

「魔女裁判は、その前の教皇直属の異端審問を引き継いでいたのでしょうか?」

13、14世紀、カタリ派などの異端者は教皇派遣の巡回裁判所などで裁かれたが、従来の当事者主義から職権主義に変わって裁判官や検事による証拠集めが重要になったにもかかわらず、噂や密告などの間接証明のみでも十分だとされて重罰が科された

「裁判の形式も、拷問による自白も、魔女裁判は異端審問を引き継いでいますね。肉体を痛めつけると悪魔から解放されるから自白の言葉は信用できる、と見なしたんです」

拷問には、四肢の引き伸ばしや、突起付きの金属板による足の締め付け、爪剥ぎ、水責め、目のくり抜きなどがあった

拷問を受けると自白して死を選ぶ者が大半だが、その時に堰を切って「共犯者」の名前を口にしたりする
魔女は単独犯ではなく、必ず集団で行動すると考えられたのだ

「魔女は夜中にサバト(魔女集会)に行って、そこで集団で、悪魔と宴会や踊り、乱交や幼児の遺体を食べた、と。しかし、サバトで現行犯逮捕された魔女は一人もいなかった?」

「はい。サバトでの異常な行動は、すべて悪魔学者たちの妄想の産物ですから」

15世紀末から17世紀後半にかけて、フランス、スペイン、神聖ローマ帝国などで輩出した悪魔学者たちは、キリスト教世界の守護のために、魔女たちの妖術と異常行動を想像たくましく書き記し書籍化した
その内容が、活版印刷技術の迅速な普及とも相まって、ヨーロッパ各地の司法官の共通認識となったのだ

スケープゴート探しの側面

本書では具体例として、フランス北東部ロレーヌ地方の村で起きた1602年の魔女裁判の記録を載せている
放牧絡みの暴力事件を発端として、娘が隣家の孫娘から祖母のサバト行きの話を聞き出し、それを下女も証言して、最終的にある家の祖父母や両親ら5人が火刑、親族2人が鞭打ち刑に処された

「なぜこの裁判を取り上げようと?」

「南ロレーヌ地方は魔女裁判の盛んな土地で3000もの裁判記録があります。ただ、多くは無味乾燥な記録ですが、この件は家族関係、隣人関係などがはっきりしていて、被告の言葉も残っていたので再録しました」

「サバトとは、ヘブライ語で“安息日”のこととか。反ユダヤ主義と魔女狩りの関係は?」

「あります。とんがり帽子やかぎ鼻などの外見はユダヤ人由来、魔女の踊りもユダヤのダンスになぞらえられることがありました。ヨーロッパでユダヤ人追放令があってユダヤ人口が減った後、魔女狩りがはやったのですが、悪魔崇拝で子どもを殺すとされたユダヤ人像が魔女像にも仮託されたんですね」

ちなみに、箒にまたがり空を飛ぶ魔女のイメージは、ギリシャ・ローマの女神やゲルマン民族の農耕儀礼から来ている、とのこと。魔女は各民族の歴史のごった煮から生じたのだ。

魔女狩り最盛期の16、17世紀は小氷期の時代でもあった
寒冷な時期が続き、食料不足、飢饉、疫病が蔓延した
また15世紀末からの大航海時代により、大量の金・銀がヨーロッパに流入し新興階級が勃興、社会の階層分化が進み、旧来の共同体が至るところで崩壊した

魔女狩りは、そうした各地の騒乱の、スケープゴート探しの側面もあった

「18世紀になって、理性重視の啓蒙主義が広まると、魔女狩りも急速に止みますね?」

「ええ。18世紀後半、フランスやイギリスでは司法の中央集権化が進行し、上訴制も機能し始めて、不合理な魔女裁判が開けなくなります。フランス全土で魔女裁判の法的訴追が禁止されたのは1682年のことですね」

「でも、東欧や北欧では18世紀になっても魔女裁判が続き、ドイツでは18世紀後半まで続いた?」

「現在のドイツ、当時の神聖ローマ帝国は中小の領主国の寄せ集めだったので、司法の中央集権化が進行せず、下級裁判所の独断的裁決が遅くまで残ってしまったのです」

池上さんは〈おわりに〉で、「ヨーロッパ史の光と闇はいつも一体」と述べ、魔女狩りは「理性や合理主義が罠にはまったからこそ起きた」と記している
これはいったい、どういう意味ですか?

「16世紀に思想家のモンテーニュがすでに言っているように、理性は暴走するんです。ヨーロッパ人は理性や合理を生んだ自分たちの社会を、そうでない人々を排除することで成立させようとしてきた。古代ギリシャではバルバロイ(異民族)。中世ではイスラム教徒やユダヤ人。近世では魔女や植民地のインディオ(先住民や奴隷)が排除の対象でした。自分たちのアイデンティティの確立のためには、排除すべき他者が必要だった。ですから、16世紀から20世紀にかけて世界中に植民地主義が広まると、ヨーロッパ流の合理主義や科学主義がグローバル・スタンダードになったけれど、同時に差別や格差も拡散しました」

現在、我々が見ている多くの国のいびつな経済構造、ますます増える専制国家、止むことのない地域紛争・・・
魔女狩りの余波は今も続いているのだろうか?

(この記事は、Wedgeの記事で作りました)

自分たちのアイデンティティを守るために排除の対象が必要だった

それが魔女狩りであったり、宗教戦争などにつながる

世界で戦争が絶えないのはこのためか

お互いを排除しようとせず、認める寛容さがあれば戦争がなくなるかもしれない




 

 


魔女狩り起源・広がり・終焉・迫害の実態などを追う
魔女狩りはヨーロッパ史において光と影でいえば影の部分
闇のヨーロッパ史に迫る

ナポレオン・ボナパルトがノートルダム大聖堂で自ら戴冠して皇位に着いたのが1804年のこと
しかし、1812年のロシア遠征に始まるナポレオンの没落は、結果的に王政の復古をもたらしました
しかし、それも束の間、1830年の7月革命による立憲君主制を経て、やがて共和制を求める動きが民衆のあいだから生まれてきます
19世紀前半のフランスは、じつに「激動の時代」そのものでした

そのような激動のフランスに生まれ、激動のなかに散った革命的な数学の天才が、エヴァリスト・ガロア(1811~1832)です
弱冠17歳、数学に出会って3年の若者が提出した論文が、「革命」と呼ばれ、時代を超えて、いまなお、大きな影響をおよぼしています

いったい彼は、何をして、何をのこしたのでしょうか?
早熟の天才といわれる彼の思考を、平易に解き明かす『はじめてのガロア』に見てみましょう

※この記事は、『はじめてのガロア 数学が苦手でもわかる天才の発想』の内容を再構成・再編集してお届けします


音楽、チェス、数学

この3つは、昔から年若き天才が活躍しうる分野だといわれてきた
これらは、みずみずしく柔軟な頭脳と若々しい情熱が、長年の修業によって培ってきた年輪に打ち勝つことができるジャンルなのだ

数学の分野で、このような年少の天才をひとり挙げるとすれば、誰もがガロアを選ぶだろう
ガロアは1832年5月30日、いまとなっては真相を明らかにするのは不可能と思われる謎の決闘で、腹部に銃傷を負って倒れているところを通りかかった農夫によって発見され、病院に運び込まれたが、翌31日、この世を去った
まだ20歳の若さだった

ガロアがフランス・アカデミーに提出した『第一論文』と呼ばれている論文『累乗根(るいじょうこん)で方程式が解けることの条件について』と、決闘の前日にしたためた「数学的遺書」は、そのまま歴史の闇に消滅してしまう危機におちいったが、ガロアの無二の親友シュヴァリエの必死の努力のおかげで、散逸だけは免れた

しかし、ガロアの業績が認められるまでには、それから約半世紀の時間の経過が必要となる

ガロアの時代のイシュー
代数方程式は、ある数xについて、「足す」「引く」「掛ける」「割る」(もちろん0で割る場合を除く:以下同様)をほどこしてつくられた等式だ
「足す」と「引く」、「掛ける」と「割る」は、それぞれ逆の計算になっている
「掛ける」には、同じものを次々に掛けていく「累乗」という計算もある
その逆は「累乗根を求める」という計算だ

かつて多くの数学者は、代数方程式をつくるときの計算と逆の計算を用いれば、その方程式を解くことができるはずだと確信していた
「足す」「引く」「掛ける」「割る」は当然として、焦点として浮かび上がったのは「累乗根を求める」計算だ

実際、2次方程式の解の公式は、古代から知られていた
3次方程式と4次方程式の解の公式は16世紀に発見された
しかし、その後300年にわたっておびただしい数学者が5次方程式の解の公式を求めて奮闘したが、ことごとく刀折れ矢尽きる結果となった

ガロアの時代、「累乗根を用いて代数方程式を解く」問題は、数学界全体が注目するイシューの一つとなっていたのである

数学研究の方法を変えた論文

そして19世紀はじめ、イタリアの数学者パオロ・ルフィニ(1795~1822)と、ノルウェーの数学者ニールス・アーベル(1802~1829)によってこの問題は意外な結末を迎える
5次以上の一般の代数方程式に、累乗根を用いた解の公式は存在しないことが証明されてしまったのだ
「ルフィニ=アーベルの定理」である
ただしこの証明は特殊かつ技巧的なもので、その本質をえぐりだすことはできなかった

その数年後、ガロアがまったく斬新な方法で、この問題を解決した
この方法によってガロアは、方程式論を超えて、数の世界の構造そのものを明らかにするという快挙を成し遂げた
ガロア以後、数学研究の方法ががらりと変わっていくのである
さらに驚くことは、この論文を書いたとき、ガロアは弱冠17歳だったという点だ

この話を聞けば、数学は苦手だ、と思っている方も、若き天才が何をやったのかについて興味を持つことと思う

数学が苦手でも「わかるガロア」を届けたい
趣味は数学だという人は、残念ながら少数派だ
そこで、多数派を占めていると思われる、数学オンチを自認する方々に語りかけるガロアの数学というような本も可能なのではないか、と思い書きはじめたのが、このたび上梓した『はじめてのガロア 数学が苦手でもわかる天才の発想』だ

そのため、筋金入りの数学嫌いである編集者(いまだに、どうしてそういう人が、科学新書の老舗ブルーバックスの編集者をやっているのか不思議に思っている。ブルーバックス編集部は、科学大好き数学オタクばかり集まっていると思っていたが、どうやらそうではないらしい)に、本人が理解できるまで徹底的に検証してもらうことにした

だから、自分は数学が苦手だと思っている方でも、安心して本書を手にとることができるはずだ

では、一緒にガロアの夢の世界へ出発するとしよう

はじめてのガロア 数学が苦手でもわかる天才の発想

わずか20歳で世を去った青年の業績が、なぜ「革命」といわれるのか
彼は人類に何を遺したのか
数学嫌いにも理解できるその真髄!

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

ガロアは数学の大天才だ

どの世界にも飛び抜けた天才といわれる大天才がいる

音楽でいえばモーツァルト、物理学でいえばニュートンやアインシュタインか、数学でいえばガロアだろう

謎の決闘でわずか20歳でこの世を去った数学の大天才・ガロアを追う


 

 


わずか17歳で数学の世界に「革命」をもたらした大天才・ガロア
その大天才ぶりは音楽でいえばモーツァルトか
大天才・ガロアの考えたこと・発想を追う

普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね
そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!
幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず
ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました


「おてんば」はオランダの言葉だった

恥じらいなくはしゃぎ回る若い女性のことを「おてんば」という
漢字では「御転婆」と書くが、「お婆さんが転ぶ」が由来ではない

その語源には諸説あるが、最も有力なのは、江戸時代、政府の公用の役に使われた伝馬という馬が、自由奔放で元気がよかったことから「お伝馬」を由来にしたという説
ほかにも、女の子が早足に歩く足音を「テバテバ」と擬音化し、これに「オ」をつけたという説、オランダ語で手に負えないことを意味する「オンテンバール(Otembaar)」が由来とする説もある

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

「おてんば」は、漢字では「御転婆」とあてるのもあり、日本語由来っぽいですね

しかし、オランダ語由来のようです

個人的には正当説かはわかりませんが、「オンテンバ―ル」説が面白く感じました

そういえば日本料理で知られる「てんぷら」もポルトガル語由来とされています




 

 


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