和食を中心とした食事は女性のヘルスアップを助ける
皆さんおはようございます。KOBAです!昔からダイエットをするには、中華とか洋食よりも和食が良いと言われてきました。ですが実際は、感覚だけで科学的に証明されていませんでした。しかし、2008年に和食がダイエットに効果があるか研究報告されました。被験者肥満傾向の若い女性11名(21.7±0.5歳)、BMI25~29.9%。実験期間は、2週間。食事調査普段の食事と試験食の栄養素について食事調査を行いました。摂取カロリーは、普段の食事(1,537±105kcal)、試験食(1,194kcal)でした。試験食1食400kcal、朝食:8:30~9:30、昼食:12:00~13:00、夕食17:30~18:30に摂取しました。 間食の禁止5ルール❶自由可の飲料は、お茶と水のみ❷コーヒー、紅茶を飲む場合は、甘味料、ミルクは入れない❸夕食後の果物等は、就寝までに全て飲食する。❹空腹感が強いときは、低カロリーのガム、キャンディ、昆布を食す❺どうしてもお菓子を食べたいときは、先に運動でエネルギーを消費して、消費エネルギー分の間食を行う。※❺は、あまり行わないようにする(運動効果になってしまうので)。結果2週間後、被験者の体重(-2.3±0.2kg)、体脂肪率(-2.1±0.4%)、BMI(-0.95±0.08kg/㎡)、ウエスト(-3.7±0.6cm)が減少しました! その他にも、インスリン値も低下しています。被験者の女性は、食事が変わると身体が変わるという実体験のインパクトが強く、その後はお弁当や家で作ったおかずを持ち寄り、昼食を食べていたそうです。カロリーは、実験前と比べて-343kcalで、なおかつ2週間という短時間でダイエット効果が和食にはあるということでした。ですので、急激なダイエットを行うよりも、自分の体重を維持または緩やかに低下するくらいのカロリーを摂るダイエットをしたほうが、ストレスも少なく、良いかもしれませんね。今回は、この論文をプレゼントします。➡論文 (クリック)➡ダウンロードできない場合は、https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/51/10/51_10_889/_article/references/-char/ja/から本文PDF [721K] をダウンロードお願いいたします。プラス運動が好きな方は、運動で補う方法も良いと思います。実際、この論文の著者がこの食事と運動の併用効果について研究しているので、今後ご紹介いたします!See you again.出典糖尿病51(10):889∼898, 2008