テレパソ活用法④ お子様の日本語維持に | 海外で日本のテレビ

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日本語を忘れない為に。。。お子様への教育に対して努力されている方は多いと思います。

アメリカに住んでいる日本の子供達の日本語は "ルー大柴" (古い?)のような日本語英語がごちゃ混ぜの状態な子供が多いものです。

" 今日、本をピックアップしたときにホームワーク一緒にやったの。" (訳:本をとりにいったときに一緒に宿題をしたの。)

とか、

" あなたのお顔汚いよ。" (訳:顔に何かついているよ。)

とか、さらに英語が強くなると

" You did it でしょ。" (訳:君がやったんでしょ。)

といったように日本語に訳が必要な状態になってきてしまいます。日本語は "話せる" というカテゴリーに入るのかもしれませんが、地方の訛りでも躊躇するような日本の厳しい言語基準で上記のようなアメリカンおかしな日本語は日本人だけど日本人に入れないという中途半端なカテゴリーに入ってしまいがちです。

子供がこのように話すのはバイリンガルの副産物ですので仕方がありません。

そんな中、去年一人の少女がアメリカから日本に移転してきました。ご主人はアメリカ人、奥様は日本人(アメリカ在住20年)というご夫婦。2人のお子様がいらっしゃいます。どちらもアメリカで出産され日本語補習校にはかよわれておりませんで、生まれたときからアメリカの環境、アメリカの学校でした。

彼らの子供が日本の小学校で何の戸惑いもなく初日から通う事ができたのです。

ミラクルが起きたのでしょうか?まず最初に驚くのが昇降口での上履きの履き替え。アメリカは土足ですからまずこの時点でびっくりです。

給食の時間。アメリカでは給食は給食の人が配膳してくれます。日本では自分たちで行うのです。

さらには掃除。ぞうきんからほうきから自分で扱う。アメリカでは経験し得ない事です。

現在形、過去形、丁寧語、尊敬語ほか正確に話すのが難しい日本語に加えて、カルチャーの違いも大きい中何の戸惑いもなく日本の学校にとけ込む事ができたその訳とは。。。。


サザエさんやちびまる子ちゃんなどを海外から視聴していたこと。


だそうです。日本で見ていればなんでもないアニメでも、海外から視聴すれば大きな教材になるということなのです。

たしかにこれらのアニメは下駄箱で靴をはきかえたり、鞄に荷物をしまったり、毎日の習慣をしっかりと表現しています。さらに毎回日本と同じタイミングで視聴することで、豆まき、ひな祭りなどといったその時期のイベントなども学習する事ができるというわけです。


海外から視聴するテレビはもやは娯楽だけとは言えません。お子様の語学維持にお役立てください。


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