梅雨前の透明な日差しに汗ばんだ肌に涼しい風が爽やかな今日この頃、みなさんどうお過ごしでしょうか。



今日はいつも通り昼前に起きてNBAのファイナルをライブで観た。



ゴールデンステイト・ウォリアーズがキャバリアーズの敵地で奮闘。不調だと思われたケビン・デュラントのラストの3ポイントでまさかの逆転勝利。
 


敵地クリーブランドでは応援もすごく、2勝ビハインドながら二連覇を狙う気持ちが選手、ファン共々凄まじく、これはさすがにキャブス勝つなと思った第4クォーター。



ゲーム終了20秒のところで一瞬の隙をついたケビン・デュラントの3ポイントがゴールに沈み、静まり帰るキャブスファン。



オレはどっちかというとウォリアーズを応援してるから嬉しかったけど、なんとも言えぬ敵地会場の静まり具合が切なかった。



素晴らしい試合だっただけに、ここでキャブスが勝ってても、今後の試合が面白くなるなあと、遠巻きな見方もしてたから。



今3−0だから、あと一勝でウォリアーズの優勝。



ゲームを観ながら、敵地クリーブランドまで来て、周りはいわば敵ばかりなのに、少ないながらウォリアーズを応援するファンに感動した。



それはやっぱ、最近も変わらずライブに来てくれるファンを思ってのこと。



DOESばかりでなく、弾き語りやバックスのライブに来てくれるファンには感動する。



ありがとう。



ほとんどのことを完全に1人でやってたりするから、すごい励みになる。



曲はいつも1人で作って来たけど、その他は事務所やレーベルがやってくれていたので、今その有り難さが身に染みる。



1人では生きていけないって、よくそんな言葉聞くけれど、ほんとその通りだ。



1人になるとよくわかる。



逆にいうと1人にならないと見えないところがある。



病気にならないと健康の有り難さがわからないようにw



ファンがいると、1人じゃないな、って素直に思える。



感謝。





最近は名古屋に行って来た。



ギター1本抱えて電車に乗り、名古屋。



TOKUZOというライブができるロックパブ。



以前一度、名古屋の友人に酔っ払って一緒に行った事があって、その事もあり、店のスタッフが呼んでくれたのだ。



雰囲気が良くて、あったかくて、ロックで、音楽が根付いたナイスな居酒屋。


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ゆったり聴いてくれてる空気がよかったなあ。



ライブではスーパー・バター・ドッグのサヨナラcolorなどもやって、久しぶりバクチも歌ってみた。



ライブ終わって、一緒にやった島崎大くんや、ビビビビとも酒を飲んでいろんな話をした。

 

来てくれたファンからなんと次のライブ、「SMILE」のタオルをもらった。



独自に作ったのだそう。

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熱意GOOD!!



次の日、軽く二日酔いだったが、せっかく名古屋に来たから、今まで10年くらい毎年来てたくせに1度も見たことない名古屋城を見に行った。



が、ダラダラしすぎて閉館時間などなんも考えてなかったから

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閉まってた…。



17時までだと。



なんでも来年工事が完成するらしく、その工事のトラックしか見れなかった。



ガックリきて、腹もへってたから、こりゃもう名物エビフライでも食って挽回するしかないと思い、タクシーに乗りこんだ。



タクシーの運転手が「閉まってたね〜」と切ない応対をしてくれた。



どっかエビフライ美味いとこあるかと運転手に聞いたら、エビフライサンドが美味いとこあるとの事。



コンパルって有名な喫茶店らしい。



これまた知らなかった。



名古屋駅の地下にある喫茶店コンパル。



そこでエビフライサンドと生レモンスカッシュを注文した。

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生レモンスカッシュとは粋である。フォルムもかわいい。



エビフライサンドをガブリとかじると、思わず「うお」と声がもれる。



美味い。



香ばしく焼かれたパンに挟まれたカリカリのエビフライと自家製?のタルタルソース&キャベツ。



なぜ知らなかったのか。



こりゃうみゃーと心の中で連呼しながら黙々と食べていたら、急にモダンな格好をしたおばちゃんに話しかけられた。



「あなたプロの人?」



突然目の前に現れて聞かれてビビった。



「このギターで弾くんですわよね?見た感じプロの方だと思い、突然声かけてごめんなさいね。私、能楽堂で演奏やってくれる人を探しているの」



とまくし立てられて、困惑マックス。



「や、一応プロですけど、の、能楽堂とか、あの、そんな感じじゃないす、ロックとか、あの、そんな感じなので」



と慌てふためいた応対したところ、おばちゃんも気づいたらしく、



「あら、ごめんなさいね。気になったもんだから、つい声かけちゃって」



と、まるでスーパーの試食が終わった後みたいにスタスタと席から離れて行った。



そして斜め前の自分のテーブルに戻り、これまた同じようにエビフライサンドをもしゃもしゃ食い始めた。



ふー、新手のファンかと思ったぜ。



しかし、突然なんの迷いもなく出演交渉の話を持ちかけてくるなんて、すごい瞬発力である。



見習わないといけない。



そんなことを思いつつ、エビフライサンドを美味しくいただき、名古屋を後にした。



面白いぞ、名古屋。



また行きたいな、名古屋。





東京に戻って来て、すぐ今取りかかっている新曲の歌詞作り。



面白い事があったからか、運のいいことに「降ってきた」



一晩で書き終えた。なかなかいい歌詞。



最近は「誰にでも解る歌詞」つまりは人の為になるような歌になればいいなと書くことが多い。



今まではメンバーですら理解不能な印象派的な歌詞ばかり作って来たからw



年のせいもあるが、それは自分のためにもなるというか、言いたいことを自分へも含めて伝えたい、そんなモードだ。



喜んでもらうのが嬉しい。



頑張ってるやつや、未来に向かってるやつと共感したい。



一寸先は闇だが、そこに光を刺すのはやはり自分しかいない。



オレの場合は曲を作ること。



昔ディレクターや真心ブラザーズのYO-KINGさんに言われた「たくさん作るといいよ。曲が助けてくれるから」という言葉を今でも覚えている。



いろんな可能性を試して、新しい事にチャレンジしていきたい。




そこにそばにいてくれる人を大事にしながら。



次のライブは6.25のバックス!



バンドモードでやるぜ。



曲作りを量産型から1曲集中モードに変えて来てるから、数がまだまだ揃わないのが大変だが、自分の中で何か拓けて来てる感じがわかる。



そんな感じが曲に出てくると思うから、是非聴きに来て欲しい。



1ショウが少し短くなっちゃうかも(m(_ _)m)だから、ライブ後にアフターDJパーティーやろうかと思っている!



そこで弾き語りも披露できればいいなとも。



パーリーピーポーで楽しもう!!






氏原わたる