ネット企業で1年働いて思ったこと3つ | Pimp my Code. @wataru420

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My name is Wataru Fukunaga.

2011年、ネット企業に転職して約1年がたった。
エンジニアとしてステップアップしたいという思いからの転職だったが、この一年振り返ると本当に怒涛のような一年だったなと思う。
そんな中、BtoB企業からBtoCのネット企業に転職して感じたことを3つ、まとめてみた。

①圧倒的なスピード感

まず入って一番感じたのが圧倒的なスピード感だった。
すぐ打ち合わせ、すぐ仕様確定、すぐリリース、すぐ修正。
今までの、長い打ち合わせ、2度と読まない完璧な仕様書、慎重なリリース、
一度リリースしたらできるだけいじらないスタンスからは程遠い。
どんどん走り続けている感じ。

ネット業界の動きの速さについていくには、それでも遅いぐらいなのかもしれない。

②運用は攻め


ネット企業というと、最先端の技術で新しいものをどんどん作っていくというイメージが強いかもしれない。
しかし、案外入ってみると古くからあるレガシーなシステムがたくさんある。
そしてそれを運用していくコストがかなり大きいなと感じた。
ただ、その運用というのは守りの運用ではなく、どんどん攻めていかないとだめだということ。

日々増えていくユーザーと負荷に耐えるために、とりあえずの応急処置てきな運用をしていると破綻する。
どんどん新しい技術を導入したり、プログラムの改善等をしていくという攻めの運用をしなければならない。

これが醍醐味なのかもしれない。

③ユーザー視点という楽しさ


BtoC企業だから当然といえば当然なんだが、ユーザーを中心に仕事を考えるたのしさというのを凄く感じた。
こうしたらユーザーが喜ぶ、こうすると悲しむ。
障害をおこすと何通も苦情や励ましのコメントが殺到する。
何千万人というユーザーに使ってもらっているサービスならではの面白さなのだろう。

クリスマスに、大規模な障害が発生するという事態があった。
その時もクリスマスにもかかわらずどんどん会社に人が集まってきて、少しでも早く解決しようとする光景は、まさにユーザーを背負っているという責任からくるのだなと感じた。

辛い時は辛いが、喜んでもらえた時のうれしさは半端ない。

まとめ


たくさんの優秀な社員になんとか追いつこうと頑張ってきた1年だった。
みんなモチベーションが高く、おかげでたくさん成長できたと思う。
ネット企業というものすごいスピードで成長している産業でエンジニアをできて良かった。
来年はもっともっと貢献できるようにがんばろう。

わたる


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