気がつけば8月になっていました。

ここ数ヶ月の記憶がなくなるほど時間に追われている毎日でした。


仕事をしている時間も長く、子供と過ごす時間があまりなかったことの

ストレスが一番辛かったことかもしれません。


この二ヶ月ほどでいろんなことがありました。


利用者が次々病気にかかったりして、毎日のように病院に行き、

一日いっぱい病院で過ごすことも何度かありました。

思いがけない病気で動揺し、もっとしっかりとした支援員にならないと

と半生もした二ヶ月でした。


上司は自分の保身やさらに上に行くために部下を利用していることも

感じ、仕事がげんなりしていたときもあります。

利用者のために時間を割くことは本望ではありますが、上司の保身のために

時間を割くことがどうしてもくるしかった・・・・


その結果上司にには嫌われ、今かかわっている仕事から外されたけど、

間違っていると思うことを伝えることはやめたくありません。

伝え方には色々あるけど、私は上手に表現できているとは思いません。


間違っていることをわかっていても断れない自分にはなりたくない。

いつまでも子供みたいかもしれないけど。


あんぱんまんの映画を息子と見てきました。

あんぱんまんの「困っている人がいたら力になりたい。」という台詞が

残っています。

誰かのために自分ができることは何か、それを模索している自分がいます。

誰かのために何かをしていることが自分のためになっていること、人に力になれること

ってすごく素敵なことなんだなって思うことが最近がちょくちょくあります。


誰かが自分のために何かをしてくれたら胸が熱くなるほどうれしいし、

返したいと思う。

毎日があっという間でもそんなことを考える日々でした。



私は生活支援者です。


以前、異動で就労支援を一年ほどしていましたが

出産後はまた生活支援に戻りました。


自分的には生活支援者の方が合っていると

思っています。

それは、生きていくことをともに考え、本音でぶつかりあえる

ことがあるからです。


恥ずかしい部分も隠し切れないこともあり、でもそれは

お互いにあるよねと共感し合えるそんな感覚が私は好きです。


就労支援をしているときは、なんとなく上から目線で

利用者を評価したりする場面があったように感じます。


就労したいんでしょ!それだったらできないよと強く言うことで

就労希望している利用者は何もいえなくなります。

そんな場面に多々遭遇し、正直就労支援は自分には・・・と

思うことが度々ありました。


就労支援をしている方がみなさんそのような支援をしている

ということではありません。

私の勤務していた事業所がそんな感じなのです。


生活支援はその人らしく生きていくことをお手伝いすることが

メインです。

それぞれの方法があるので、マニュアルなんてありません。

人生の引き出しをたくさんもっていないと利用者にいろんな道が

あることを伝えられません。

自分の人生経験や周りの人々、そして社会を知ること

それがとても重要だと思います。


私はまだまだ未熟です。


色々と刺激を受けたり、もっとたくさんの人と関わっていったり

していきたいと思っています。


毎日なんとなく仕事をこなし、子供を育て・・・・

時間に追われる毎日に言い訳をしながら自分の目標を

見失っていた。


結婚して、子供が生まれて、そこから私の前に進む、

成長していく、という気持ちが薄れていっていたように

思う。


昔の彼と偶然会い、自分を磨くことに時間と努力を

惜しまずに使っている現状を聞き、胸が震えた。


今の自分がとても恥ずかしかった。

時間がないからら・・・と言い訳ばかりしていた。

そうじゃない、時間がないのではない、やる気がなかっただけ

だと気がついた。


まずは今の仕事のスタイルを変えようと思う。



けっしていい加減に仕事をしていたわけではないけれど・・・

ずっとこのままでよいのかなと思っていたような気がする。


彼にありがとうが言いたい。

もう17年も支援者をしているのに、いまだにぶつかる壁。


支援者とはいったい・・・


利用者失敗しそうになった時、事前にキャッチして

失敗しないようにするべきか、失敗も経験のひとつと捉え、

失敗をすることを経験してもらうべきか、

そこに支援者同士の価値観の相違が出てくるのです。


私は後者の方で失敗を経験してもらう、そして失敗した後に

どう解決していくかも体験したもらうこと、それが利用者にとって

その後の人生には役立つことと思っている。


が、一方で失敗するとわかっていることをそのままさせることが

よいことかという支援者もいる。


ここまでくると価値観でしかなくなってくるが、

失敗する権利もあるし、失敗しない人生なんてない。

みんな色々経験していくからこそ、先の人生を切り開いていくことが

できると思っている。


ただ、利用者にとっては失敗する前になんとかしてよね!という

気持ちの方が強い感じもあるので、支援者とは・・・何度もぐるぐると

頭の中で悩んでしまっている。


きっと、支援員という仕事をしている間はずっとこのことを悩み続け、

答えを探し続けているんだろうな。

今日で同僚が異動になる。

お別れの挨拶で涙が出そうになった・・・私が。


自分も三ヶ月前に異動になって、異動してきたばかり

だから、異動する同僚の気持ちが痛いほどわかる。

異動前の気持ち、異動となったときの不安さ・・・


同僚は大学時代からの友人でもあり、気心知れていることもあり

胸のうちが痛いほど伝わってくる。


強がりな友人だから、決して涙は見せないし、弱音ははかないで

あろうけど、それがかえって私には辛い。


一緒に働けた三ヶ月は貴重な時間だったよといいたい。


また違う場所でお互い働いていくけど、ともにがんばって

いきたいと思う。


変化を恐れずに、前を向いて進んでいこうと思う。

変わることはこわいけど、それもほんの一瞬だから。



2月に異動してから早二ヶ月が経とうとしています。


異動当初は自分の仕事が何なのか、何ができるのか・・・

と落ち込み、帰りの車中では涙した日もありました。


自分なんていなくてもいいのではないかと

必要とされていないように感じ、とにかく一日一日が

苦痛でした。


そんな中、自分の今までの仕事、人間関係に

ついて振り返るようになり、そして、自分の一番辛いと感じることが

何であるのかを知る機会になったような気がします。


必要とされていないということがどれだけ辛いことか、

そして必要とされる人になりたいという気持ちがどれだけ強いことか

それを知ることができた時間であったと思います。


必要とされる人でいたい。

必要とする人もたくさんいる自分でいたい。


だからこそ、この仕事を選んだのではないかと

切に感じました。


今は自分の仕事や自分のすべきことが見えてきているので

それに向かってやれるだけやってみようと思っています。


まだまだ未熟さがたくさんある自分だけど、

新しい環境で感じたことを忘れずに、一歩ずつ進んでいけたら。



新年度が始まるけれど、気合入れてがんばります!!

負のオーラが出ているのか、うまくいかない時は

何をしても裏目に出たり、周りから取り残されているような

気持ちになったり、否定されているようになったり・・・


そんな日々でした。


周りから受け入れられていないように感じ、

勝手に落ち込み、自分がとっても嫌な人間に思えて

最近は過去の出来事なども引っ張り出してきては

自己嫌悪に陥っていました。


そんな気持ちになっているのは久しぶりな気がします。


ただただ、以前の私と違うことは、子供がいるということ。


子供の笑顔や寝顔、ぬくもりに助けられ、落ち込んではいるものの

どっぷりにならずにいられる・・・ありがたい存在です。


異動が近くなったせいもあるけど、今の自分がどれだけ

仕事ができるのか、自分の力がどれくらいあるのかが

見えないだけに不安になっているのだろうと思います。


新しい挑戦に向けて、後ろ向きではいられないと

思いつつ、今は何をしてもうまくいかない感じなので

じっとじっとただひたすらじっと、自分が動くまで

待っていようと思います。

ちょっと落ち込んでます。


今までの自分なら、もっと思いをぶつけていけたのに

今はただ黙っているだけ。

じっと、じっと、気持ちが静まるのを待っている、そんな

感じで苦しい時。


そんな時だからか、自分がしてきたことで

後悔していることとかふと思い出し、さらに

悪循環になってしまっています。



くやしいけど、それに向かって戦う気力と

勇気がもてない。


負けたくないけど、今は守るものも

いっぱいあるから我慢のときなんだと

言い聞かせておこう・・・

毎日時間に追われつつも

元気に仕事、育児をしております。


でも、今の自分はいったい何がしたいのか、

何をしているのかが見えません。


子育てもとても楽しんでいますが

これでよいのかと自問自答。

もっと一緒にいる時間を持つ必要があるのでは

ないかとか一緒にいたいとか、どれも

中途半端な気がしています。


そんな中、以前同じ事業所で仕事をしていた

数人のスタッフが、法人を立ち上げたのですが

何度かその事業所に顔を出させていただいて

いて、とてもみなさん生き生き仕事をしている

のを目の当たりにしました。


本当の意味の利用者支援であると感じ、

大きな法人の中のちっぽけな私は

とってもうらやましく思いました。

大きな法人だけにおかしなルールや

年功序列な出世、利用者にとって

必要な事業所を作り出すのではなく、

収入になる事業所・・・という考え方、

みんなそれが嫌で辞めていったんですよね。


私もずっと嫌だったけど、何度か転職を

考えつつも今日まできてしまって。


そんな私も近々事業所異動になると

思われるので、先のことを考えようかと

思っています。


このまま利用者支援に対する自分の思いを

抑えなければならない環境で仕事をするのか、

新しい環境に飛び込むか葛藤です。


子供が小さいのので仕事中心には

できないので、自分にとって何が大切なのか、

どんな生き方をすることがよいのか

模索中です。



ブログのことを忘れてしまうくらい忙しい毎日。


でも、仕事は二の次になってしまっている毎日。


今までの自分は仕事に対してはものすごく責任感にあふれ、

とにかく前に進む日々だったのに、なんか別の自分がいるみたい。


子供が産まれて、どんどん成長していって、

その成長を感じられる日々が今は一番貴重で、

一人の人間の成長を見せてもらっているのは

すごいことなんだと思っています。


ただかわいい!とかではなく、

こうやって成長していくんだという過程が

感動で、この先もどう成長していくか

とっても楽しみです。


今までは利用者が社会に出て、どんどん大人に

なっていく姿を見ていってましたが、

今は子供の成長を見せてもらっているということで

仕事が二の次になってしまっているのかも

しれません。


でもでも、利用者に対しておそろかな対応を

しているわけではないですよ。


子供の笑顔や寝顔、言葉に癒される毎日を過ごし、

これが幸せなんだなぁとしみじみ感じます。


保育園に行っている時間が長いので

さびしい思いをさせているけど、いつも気持ちは

そばにあるから。