2016年6月3日 ボクシング世界チャンピオン モハメド・アリ 永眠、、、。
この衝撃のニュースは世界中を駆け抜けた。
1976年6月26日 日本プロレス界のチャンピオン アントニオ猪木との試合が日本武道館で行われた。
当時私は13歳の中学生でした。
この試合を観ていた覚えがあります。
しかし当時のマスコミや私たちは、引き分けになったこの試合をつまらないやら男らしくないと囃し立てました。
本日追悼番組で40年振りにこの試合をみたらアリや猪木選手の気持ちがわかるようになりました。
アリも猪木もお互いの偉大さを感じていたのだと思います。
お互いのパンチ・キックの威力を肌で感じた者同士だけが判る世界。
その世界が分からない野次馬はテキトーな言葉を投げ掛ける。
アリの殺人パンチから身を守る為、リングに寝そべりながら戦う猪木に情け無いやら男らしくないやらかっこ悪いなど罵声を投げ掛ける者もいました。
試合が終わったあと、お互いを讃え合う姿が美しく見えました。
何も解らないくせに適当な事を言う者は多いのだろうな。
気を付けよう。
watari