カンボジア・シェムリアップに
カンボジアの孤児院、(公益財団法人School Aid Japan 「夢追う子どもたちの家」)の
子どもたち11人を連れ、修学旅行へ行ってきました。
その帰り、シェムリアップからタイまでの飛行機の中でのこと。
突然、後ろの席に座る、年配の男性の方から声をかけられました。
「ワタミの渡邉さんですか?」
「はい、そうです。」
私のことをTVで観た方なのかな、と思っていると、さにあらず。
「私は、ワタミ宅食の『まごころスタッフ(※注)』です。1日60件の配達をしています。」
「わぁ~、そうですか。いつもありがとうございます、今日は御旅行ですか?」
「はい。アンコールワットへ娘と二人旅なのです。」
隣にかわいい娘さんが笑顔で座っていました。
今回のカンボジア行きの理由を説明すると、
「たくさんの『ありがとう』を集めていますね。いつもビデオレターで見ています。」
と、笑顔で話してくれました。
「会長さんに、こんなことを言うと悪いんだけど、
私のお客様に、『一週間、この旅行で休みます』と言ったら、
『あなたじゃなければお弁当は頼まない』って言われたんですよ。」
「そうですか。嬉しいですね」と、私。
「この仕事は、人と人をつなぐ、素晴らしい仕事です。
体が動く限り、やらせてもらいますからね」
「ありがとうございます。80歳、90歳までお願いします」
と、握手をして別れました。
現在、日本中に『まごころさん』8140人。
こんな思いで働いていただいているのだと心が温かくなりました。
日本中の『まごころさん』、ありがとうございます。


(※注)まごころスタッフ:ワタミタクショク㈱がお弁当の販売を委託しているスタッフの通称です。