皆さんはお正月はどのように過ごされたのでしょうか?
私は、元日は『朝まで生テレビ』出演のあと、初日の出を見て、少し休んだあとにいつも見守っていてくれる父と母、そして祖母のお墓参りに、その後、初詣へ行きました。
2日は、海外留学から帰国している長男と、普段はどこにいるのかわからない次男とが久しぶりにそろったので、“父と子の勉強会”の時間をとりました。今年の夢について、その夢に向かいどう努力していくのか…ゆっくり話合うことができたのはとても有意義だったと思います。
そんななか時間を見つけては読んでいたのが、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』です。
初めて読んだのは大学時代、そして前回読んだのが十数年前、今回でおそらく7、8回目になるでしょう。
NHKの大河ドラマ『龍馬伝』として今世の中でも注目されているようですが、私の場合は12月の京都出張の際になぜか“維新”というものを強く意識したことがきっかけでした。あの時代“維新”に命をかけた若者たちともう一度向き合ってみようと読み始めたのです。
何度も読み返すほど気に入った本というのは、読むたびに新たな発見があるものですが、今回も改めて感銘をうけました。
やはり人生というのはなにかを成し遂げるためにあるのだということ。
そして物を成すためには命はかけざるをえないのだということ。
私も、私の天命を果たすために命をかけて向かっていこう、そう改めて誓えたことが、このお正月一番の収穫でした。