このサイトを訪れてくれる夢民のみなさんは、一所懸命毎日を過ごすようになってきたことでしょう。私としては、とてもうれしいことです。


でも、人間ですから、心や体が疲れてしまうこともあるでしょう。
そんな時は誰しも、ついついネガティブな思考に傾いてしまいがちです。ネガティブに物事を考えたら、もっとネガティブになる。マイナス思考は、より大きなマイナスを生み出すのが特長です。逆にプラス思考もまた、より大きなプラスを生み出してくれる。これは法則なんです。


では、どうすればネガティブな思考に陥らないようにできるのでしょうか。
私が編み出した「絶対に落ち込まないためのコツ」があるので、今回は特別にみなさんにお教えしましょう。
毎日を楽しく、前に向かって進むために、ぜひ試してみてください。


まずは


何でも「○○でよかった」で終わらせること。


たとえば机の角に足をぶつけて爪に血が滲んだとする。人間だから「痛い!」と思うけど、次の瞬間に「ああ、骨を折らなくてよかった」とつぶやくんです。


信用していた人から裏切られたとしても、その人を恨むのではなく「人間についていい勉強させてもらった。もっとひどい被害を受けていたかもしれないのに、この時点であの人の本性がわかってよかった」と考える。


私は北海道で乗馬を楽しんでいる時に落馬して、鎖骨をひどく骨折したことがあります。その時も「意識を失ったほどの事故だから、半身不随になっていたかもしれない。骨折くらいで済んだのだからよかった」と思いました。


なんだか自分を騙すようだけど、この考え方を繰り返していると、自然に物事を良いほうに捉えるようになります。そこに違和感を覚えなくなったらしめたもの。プラス思考の癖がついた証拠です。2つめのコツは


早めの対処!


です。私はいつも元気ですが、「落ち込みそうだな」と感じることはあります。風邪の引き初めと同じで、できるだけ早く対処したほうがいい。そのためには落ち込みそうな自分に、いち早く気づかなければなりません。


私は朝起きて顔を洗う時はもちろん、会社でトイレに行った時、必ず鏡に自分を映して顔と表情をチェックします。


「今日はちょっと冴えないな」
「なんだか前向きな感じがしないな」


そう感じたら、ネガティブな思考に陥る危険性が高い。自分の心がダウンしていないか、その状態をしっかりと読み取り、何らかの対処をするべきです。


じゃあ、具体的にどんな行動を取ればいいのか。次回、もっと詳しくお話ししましょう。