これまで「渡ちゃんのおでかけタイムズ」に遊びに来ていただいたみなさま、ありがとうございました。

 このブログは前回のマラニャン旅行の記事をもって終了とさせていただきます。

 2012年にクリチバにやって来て早4年、3人だった渡ちゃんズもクリチバで次女よしこを迎えて4人になりました。クリチバでは本当に素晴らしい出会いがたくさんありました。特に日本人のお友達には、感謝しても感謝しきれません。

 思えば私は、フランスよりもクリチバ生活の方が長くなりましたので、離れたくない気持ちもあるくらいです。

 あまり治安のよろしくないこの国で、今日まで家族が無事に過ごせたことに本当に安堵しています。
 長女はなこは9月からフランスで小学1年生になります。次女よしこも幼稚園の年少さんです。私も、お休みしていた日本語教師の仕事やワイン講師の仕事も少しずつでも再開したいと思っています。

 ブラジルで過ごした時間は私達家族の素晴らしい思い出になりました。これからは人生折り返しです。のんびりマイペースに、健康で家族仲良く暮らして行けたらうれしいです。

 今後はフランスでの生活を他のブログでお届けして行こうと思います。⬇の新しいブログではわが家のフランス生活を中心に記事を書いています。また、こちらでもよろしくお願いいたします。



 短い間でしたが、「渡ちゃんのおでかけタイムズ」をご訪問いただきましてありがとうございました。

 渡ちゃん
 サン・ルイスの街角でなんとなく落ち着かないと思ったことがあります。なぜだろうと考えたのですが、この町の家には私たちが思う「窓」がないのです。そして、窓の代わりに「扉」が付いています。
 昼間は「扉」を開けっ放しにしているので、家の中が通行人に見えてしまいます。夜には扉を閉めるのですが、「窓」がないため通路は不気味なほど静かで真っ暗になってしまいます。なんとな~く不安を感じたのは、おそらくそれが原因だったと思います。
 これまで訪れた町は(外国も含め)、家には扉=ドア=玄関があり、その他に窓がついていました。しかし、この町の多くの家には「扉」だけが2~3枚ついています。不思議な造りです。


イメージ 1イメージ 2(左)これが、サン・ルイス旧市街の家の造りです。扉はありますが、窓はありません。
(右)こちらのお宅は床屋さんだったようで、青い扉の向こうで散髪をしていました。










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 カルモ広場では、週末におまつりがあったようです。みなさん楽しそうでした。

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(左)(中央)わが家のサン・ルイス最後の食事は屋台料理です。屋台料理と言ってもなかなかのお値段で、レストランで食べるのとあまり変わりませんでした(予想外)。
(右)タピオカの屋台もあり、はなこはタピオカ(ソーセージとチーズ入り)を食べました。

 サン・ルイスの旧市街をこのように散歩して最後の日を終えました。今回の旅行も家族元気で事故もなく過ごすことができてよかったです。マラニャン旅行の記録はこれで終わりです。


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 マラニャン州のお土産品がそろっている「セプラーマ / Ceprama」と言う民芸品市場があります。こちらは中心地から少し離れているので、タクシーで行くと便利です。
 この建物は以前は工場として使用されていた大きな建物です。中はかなり広々としているのですが、建物の大きさの割には店舗数は少ないかも?と言うイメージでした。
 こちらにはサン・ルイスTシャツ、ヤシの繊維で作られた製品(サンダルやポーチ)、タイルの町サン・ルイスのきれいなタイルなどなどがたくさん売られています。場所が離れているからか、値段も中心地のお土産屋さんよりも安いようでした。

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 外見からも、以前工場だったことがわかります。

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 かかし(?)はブラジル北部らしく黒い肌をしています。色鮮やかな服がとてもよく似合っています。

イメージ 3イメージ 4 サン・ルイスのタイルがはめ込まれたテーブルです。タイルだけも販売しています。私はタイルを何枚か購入し、モザイコの材料として使うことにしました。





イメージ 5イメージ 6(左)ヤシの繊維で作ったポーチです。色とりどりできれいでした。
(右)ブラジルのお菓子です。ドライバナナや焼き菓子、ジャムなどが売られていました。




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 かわいすぎるお人形達です。はなこには今回の旅行でお小遣い50RS(約1,500円)あげていました。ずっと取っておいたお小遣いを、満を持してこのお人形のために使い、自分とよしこの分と2体購入しました。今でもずっと大切にしています。

 ブラジルにいると、あまり購買意欲が湧かないのですが、サン・ルイスのタイルと、このお人形はとても魅力的でした。お人形達は手作りで、着ている服が一つ一つ全部違います。民芸品の温かみを感じました。


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 砂丘の日々が終わり、またサン・ルイスへ帰って来ました。
 マラニャン到着時にはあまり観光ができなかったのですが、今回は少しゆっくり市内の観光名所を見て回ることができました。

≪メルセス修道院 / Convento das Merces≫

イメージ 1イメージ 2 1618年に建てられたコロニアル建築の修道院です。もう修道院としては機能していません。あまり訪れる人はいないようでしたが、警備員や施設職員が常駐しています。
 


 修道院というよりも、マラニャン州出身のサルネイ元大統領の博物館という感じでした。 サルネイ元大統領の収集した美術品なども展示されています。
(右)サルネイ元大統領が使用していた車も展示されています。


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  メルセス修道院付近の住宅です。ブラジル北部らしい風景でいい感じです。

≪黒人博物館 / Cafua das Merces≫
イメージ 4 私の持っている「地球の歩き方」では、この博物館は白と青の鮮やかな色の博物館だったので、色が白に変わっていて始めわかりませんでした(笑)
 この建物はもともと奴隷市場だったそうです。ブラジルの北の方に来ると、時々そういった建物があり切なくなります。
 展示物はほとんどありませんでした。施設も本当にこじんまりしていています。
 入ってすぐの部屋、階段を上った2階の部屋の二部屋のみです。

入場料:7RS(約200円)
★2015年7月の料金です。














≪中央市場 / Mercado Minicipal≫

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 市場好きの渡ちゃんズ、サン・ルイスでも市民の台所の見学に行ってみました。クリチバのミニシパルとは雰囲気が違います。クリチバの市場は、ほとんどが八百屋さんですが、こちらは八百屋さんの数も、野菜の種類も少な目でした。

 次回もサン・ルイス市内観光の続きをお届けします♪



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 砂丘散歩で過ごした何日かでしたが、いよいよサン・ルイスへ戻る日がやってきました。まずはカナリア諸島からバヘリーニャスへ、またしても舟下りで移動です。
≪Mandacaru/マンダカル≫
イメージ 1イメージ 2 途中で「Mandacaru/マンダカル」に止まりました。
 この漁村は地球の歩き方にも載っているため、日本人の方もたくさんいらっしゃいました。
(左)船着場を降りたとことにはバーがあります。行きたかったのですが、このあとに昼ごはんは別の場所で取ることが決まっていたので、ここでの食事は断念しました。残念です。

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(左)船着場から少し歩いたところに高さ35メートルの灯台があります。この漁村を訪れる観光客はもれなくのこ灯台を見に行きます。階段は160段。
(中)灯台の上からは、こんな景色が見えます。
(右)マンダカルの道にはたくさんの犬が昼寝をしていました、ちゃんと日陰を選んでいるところが賢いですね。

≪Vassouras/バッソーラス≫
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 バッソーラスでは昼休憩を2時間半取りました。メニューは焼き魚定食のみで、魚は2種類です。私たちはスズキの塩焼きをお願いしました。
 例の如く、ブラジル定食には豆の煮込、サラダなどが付きます。


イメージ 9イメージ 10 バッソーラスには野生のサルが住んでいます。レストランのすぐそばの林に家族がいました。レストランでサルにあげるエサも売っています。







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 きれいなお姉さんたちが、はなこにもエサを少しわけてくれました。でも、ビビリのはなこにはあげる勇気はもちろんありません。母ザルが子ザルをおんぶして食べ物をもらいに来ます。

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 バッソーラスを後にして、いよいよバヘリーニャスへと戻ります。途中、いくつも↑のような家がありました。船頭さんに尋ねたところ、漁の時期になると家族で移動して来て、この藁ぶき(?)の家で2カ月ほど漁をしながら過ごす人がいるそうです。洗濯物が干してありました。よく乾きそうです。

 いよいよ砂丘の地域を出て、バヘリーニャスからまたバスで4時間半かけてサン・ルイスに戻ります。今回のツアーはサン・ルイスにある現地の旅行会社にお願いして行程を作成してもらいました。予算により、値段交渉や行程の見直しが必要でしたが、全てを自分たちで手配したらたいへんだと思うので、割高ですがお願いしてよかったです。


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