最近めっきり涼しくなってきましたね、7・8月の暑さが嘘のようです。
新学期も始まり、忙しくなってる生徒さん達も多いのでは?
今回は私、アシスタントの塩谷です。
書かなきゃと思いながら先伸びになってしまい、貴子さんにSantaMonicaに載せた文章をとりあえず載せてもらました。
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さてさて、私はかれこれ生徒からの時代を含めますとアカデミー歴11年目のベテランです笑
中学の頃にあまりに英語が出来なかった為、見かねた親に強制的に連れてこられました。
そんな私も、アカデミーで勉強していくうちに徐々に英語の力もつき、高校卒業後はアメリカの大学へ進学し、この春無事卒業してきました。
“英語”と聞くと、少し硬い感じする人も多いのでは?
日本にいると授業や試験・受験などもあり、ついつい英語を“学問”としてだけ捉えてしまいがちですよね。
僕自身も最初は何の楽しみも感じず、文法や難しい単語などにケチをつけてばかり。
そんな僕がアカデミーに通いだしてからの学生時代、英語だけはそれなりに成績を出せ、留学する事ができた理由。
それは、英語に対する考え方が変わったからだと思います。
勉強方はこれまで他のアシスタント達が熱く語ってくれているので、今回は自分が学生時代を通して感じた英語の勉強の本来の意味を書かせてもらおうと思います。
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まず、英語はひとつの“ことば”です。
それは私たちが普段話している日本語とまったく同じです。
人と人とがコミュニケーションをとるための手段、人間にだけ与えられた特別な能力です。
私が通っていた学校では中・高と1回づつ海外への修学旅行や夏には有志の生徒のみ、英語研修もありました。
これらのイベントに参加し、実際に現地のネイティブスピーカーや同い年の生徒達と触れ合うことで、英語の本来の使い方というものを実感し始めました。
それまでは、ただひたすら単語を覚え、文法の練習を何度もやらされ、正直うんざりしていたのに
初めて“ことば”としての英語を理解し、それからというもの新しい単語を知る楽しさなどを知ったのです。
テストや受験で良い点数を取るためではなく、人とコミュニケーションを取れるようにするために学ぼうと。
その後大学はアメリカへ。
ここではまさに“本物”の英語とぶつかりました。
田舎の小さな大学だった為、留学生の英語を手助けするESL(English as Second Language)プログラムも無く、いきなり現地のアメリカ人と同じレベルの授業・課題をする事になったのです。
今まで自分が学んできた英語は何だったのだろうか?と思ってしまう程英語のレベルが高く、最初は何も出来ず、パニックになりました。
しかし、徐々にその環境にも慣れ、自分を英語で表現する術を身に着けていったのです。
下手で、発音も悪い自分の英語。
それでも伝わったとき時・理解できた時の喜びを感じながら日々奮闘しました。
英語を通して学問だけでなく、新しい友人や先生方に出会い、バスケット部でプレイし、現地の学校で授業を教え、子供達とふれあい、旅行もして・・・ 本当に多くの経験をしました。
日本にいて日本語だけしゃべっていたら絶対出会うことのできなかった事・人ばかり。
たったひとつのことばを使えるかで、世界は開けてくるのだと本当に心から感じました。
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今、アカデミーに新しい先生が来てくれましたね。
彼女は会話・ディスカッションのクラスを担当しています。
抵抗を感じてる生徒さんも多いですが、私は本当の英語の使い方を感じる良いチャンスだと思っています。
もちろん、単語を覚えたり、文法を練習することは基本で大事です。
でもそれだけでは絶対につまらなく感じてしまうでしょう。
ことばは話すことで自分を表現する道具です。
その事を意識しながら、会話のレッスンや他の勉強も頑張って欲しいと思います。
少しだけでも英語に対する意識が変わると思いますよ。
武藤君も言ってましたね
「英語を好きになる」事が大事なのだと。
知ることの面白さ、使うことの面白さ、そしてそれによって伝わることの面白さ。
本当の英語の意味、見つけてみましょう!
Shioya Takaaki