現在、徳島県では、第27回国民文化祭・とくしま2012が開催されていますが、10月28日には、その中でも最も大きいイベントと言える総合フェスティバルが開催されます。
全体の総合演出を担当するのは、NHKエンタープライズの椿 雅昭さん。
音楽監督は、秋山和慶先生。

簡単に内容をご紹介すると、「阿波藍」、「阿波人形浄瑠璃」、「阿波おどり」、
そして「ベートーヴェン第九」という徳島文化を代表する4大モチーフを一つの舞台にのせて融合させて見せてしまうという壮大な内容のイベントです。
私は、演目の中の楽曲のひとつである『祖谷のかずら橋』のオーケストラ用編曲と恐れ多くもベートーヴェンの第九の4楽章を今回のイベントの内容に合わせて改編する作業を担当しました。
徳島と第九のことについては、ご存知の方も多いと思いますが、第一次世界大戦中に徳島にあったドイツ兵の捕虜収容所において第九が演奏され、結果、これがアジアにおける第九の初演ということになったのです。

昨日は、そのリハーサルに立会いました。

当日は、13時からNHK総合で生放送されますが、残念ながら徳島県のみだそうです。

録画したものを11月3日には、全国放送されるとのことです。

よろしければご覧下さい。