腹が減っては立ち廻れぬ!
フロンティア精神。
和太刀の通常稽古ではまだ若い方が芯をとることも多いので、時間がタイトになった場合などは、あらかじめ私(清水)が先に芯として入り、振り付けを済ませたところで本人に交代という形をとっております。
今、世の中には数々のスタイルの立ち廻りが散乱しておりますが、ものによっては振り付けした人のクセが先攻して目に映ってきて、それが本来そこでやるべきものとズレている場合も少なからずというのが私の主観です。
本来の日本刀を使った動きというのを古流派の剣術や歴史的参考書などからヒントを得て、それをアレンジ、ディフォルメするのですことのほうが多いのです。
流行というのはどんなジャンルにも訪れるものなのかわかりませんけど、このジャンルも段々動きが似通ったものが増えてきていると思う昨今、死滅しないように私のような年寄りが開発精神を持たなければならないというつまらぬ意地です(笑)。
清水