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『数年に一度の寒波』というだけあって、寒いですね。
我が家は朝一のゴミ捨ては私とひいろさんの仕事なのですが、今日は外に出るとあまりの寒さにひいろさんの顔が引きつっていました。
「これが【寒い】だよ」
と言い聞かせながら、小走りでゴミを捨てて家に駆け込むと、ひいろさんの引きつった表情もやっと弛んでホッとした様子でした。
お日様が昇って幾分気温が高くなったところを狙って外に遊びに行くのですが、日中も冷たい風が吹いていて、気温以上に寒く感じられます。
こんな天気だとひいろさんを外で遊ばせるのも躊躇われるのですが、本人はどこ吹く風で、外に出たら鼻水垂らしながら楽しそうに遊んでいました。
とは言え、一歳児に体調管理は任せられませんし、気を付けないといけませんね。
天気予報を見ると、大晦日から正月にかけて再び冷え込むようなので、十分注意して過ごしたいと思います。
もうすぐ今年も終わりますが、皆さま、どんな一年だったでしょうか。
世間は相変わらずのコロナ禍で、やっと治まって来たかと思いきや変異株の登場で、またちょっと先行き不安な日々が続いていますね。
この状況下で、それぞれ様々な苦悩や葛藤を抱えながら辛抱の日々が続いていると思います。
来年はどうか、世間も落ちついて心穏やかな時間を過ごせるよう、願うばかりです。
我が家はと言えば、昨年末に子供が生まれ、今年は初めての子育てでひたすらバタバタしていた印象です。
「子育ては大変!」なんてことは重々承知で望んだつもりですが、思っていた以上に浮き沈みの多い毎日に忙殺され、その日その日をなんとか乗り切っていく内に、気が付くと一年が過ぎ去っていました。
改めて「世の中のお父さんお母さんは大変な想いをしているのだなぁ」と、以前から見聞きしてきた様々な方の体験談を、自身の実感と共に噛みしめています。
疲れ果ててぐったりしてしまうことも多いのですが、改めてこの一年に撮りためた写真を眺めてみると、そこにはひいろさんが着実に成長してきた証を見て取ることができて、その軌跡を辿るとなんとも言えない充足感を感じることができて救われます。
今後の子育てでも色々と大変なことが続くと思いますが、令子さんと協力しながら、子供と共に成長していきたいと思います。
マイホームの問題はもう少し続きそうですが、家族の幸せのために辛抱強く頑張るしかないですね。
長くなってしまいましたが、今年一年、ありがとうございました。
皆さま、良いお年を。
最後通告がBESSパートナーズ代表取締役に受領されたことが確認されてから、2日後。
相手方から返信があったと弁護士さんから連絡を受けました。
代表取締役の名義によるFAXで、内容は
「書面を受け取ったことの報告」と
「いくつか確認させて欲しいので、直接会って話をしたい」
でした。
反省や謝罪の類の文言はない、機械的な文章です。
これまでのBESS富士やユーザー窓口の対応からすると、BESSパートナーズ本体も無視を決め込んでくる可能性もあると思っていましたが、ここまでは普通の出方だと思います。
弁護士さんと相談して、話し合いをする場所は、弁護士さんの法律事務所にしました。
私は同席しません。
相手方としては、まずは様子見でしょう。
返信してきたFAXの内容に、反省や謝罪の文言を一切含ませていないことからも、その意図が感じられます。
自分達が不利になり得る態度・言動は見せないよう慎重に対応し、自分達に有利になり得る情報や言動をこちらから引き出して、対応策を講じようというところだと思います。
少なくとも、「腹を割って率直に話をしよう!」という雰囲気は感じられません。
こちらとしても、まずは様子見です。
こちらはどれだけ探られても痛くなる腹はないので、逆に情報をとる好機と考えます。
BESSの代表取締役が、いかなる人物なのか。
どんな話ぶりをしてくるのか。
この紛争について、どう受け止めているのか。
今回の話合いで、いきなり結論が出ることは無いと思いますが、その腹の内や思考の断片を窺い知ることはできると思います。
このFAXを読んだ印象から、素直にこちらの訴えに応える潔さがあるとは思えませんが、迷惑をかけているユーザーに謝罪する意思と対応をする心づもりがあるのかどうかくらいは、判断できるでしょう。
少なくとも、そういう言葉が相手側から出てこず、様子見に徹するような姿勢なら、そういう人物だと判断するしかありません。
インターネットで調べてみましたが、BESSの代表取締役は、施工管理をしてきた経歴のようです。
BESSの現場経験が長く、もともと経営畑ではない人、となると、私としてはかなり不安ですが、企業のトップに身を置いている訳ですから、良識を持った人物であることを期待したいです。
このFAXの後に日程調整のやり取りをして、最終的にBESS側は代表取締役と法務担当、技術系取締役の3名が参加することになりました。
法務担当は顧問弁護士かと思いましたが、どうやら弁護士ではないようです。
こちらとしては、契約や法令に則った論理的な議論を望んでいるので、相手方も弁護士を立ててくれた方がありがたいのですが。。。
またBESS富士の時の様に
『それが通常のやり方なので』とか『悪いのは許可を出した市なので』
みたいに、根拠のない言い訳や責任転嫁で終わってしまうのではないか、という不安が拭えませんが、まずは話を聞いてみないと始まりません。
話し合いは週明けなので、それまで待ちです。
さて、どうなることやら。
>>前の話
今日はひいろさんの1歳の誕生日です。
もうあれから1年か。。。なんて思い起こすと、遠い目をしてしまいますね。
とにかくドタバタしていた記憶しかありませんし、楽しいというよりもとにかく『大変!』って印象なのですが、何気ない日常の中に子供の成長を目の当たりにする瞬間が多々あって、そんな時は小さな感動を覚えながらほっこりした気分に包まれます。
誕生日ってことでお祝いしました。
が、、、
今日は誕生日なので好きなだけぐちゃぐちゃやらせたのですが、その後の掃除が大変でした。
ひいろさん本人は覚えちゃいないでしょうけど、後々になって、本人が残っていた記録を見ることが出来れば、それで良いと思います。
私自身、1歳の誕生日で米袋を背負わされて泣きながら歩いている写真を見て、
「あぁ、自分はこんなだったんだなぁ」
とそれなりに感慨深く思ったりもしましたし、自分が親となった今では、
「ちゃんとお祝いしてくれてたんだなぁ」
と改めて両親への感謝を感じたりもします。
将来、成長したひいろさんがこの写真を見て何を感じるのは分かりませんが、そこで感じた何かを通じて、私達の想いの一部でも受け継いでいってくれたら嬉しいです。
前回に引き続き、建築トラブルを避けるためのポイントについて書いてみます。
今回は二つ目の『建築契約』です。
②建築契約
フローの中では土地購入契約と建築契約とを並列で記載しましたが、実際は建築契約をする時点で土地購入の契約は終えているのではないでしょうか。
となると、建築契約を終えて費用が振り込まれてしまえば、もうスタートです。
つまり、後には引けません。
厳密には、何かしらの事情で引き返すことも可能ではあるのでしょうか、そうそう簡単にはいかなくなるということです。
よって、ここが最後と思って確認すべきポイントだと思います。
契約内容はそのメーカーそれぞれだと思います。
幾つかの例を踏まえて気を付けるポイントを挙げられれば良いのですが、残念ながら私はBESSの契約内容しか知りません。
ですので、ここではBESSの契約内容でどこを確認しておけば良かったか、という視点で書きますので、これから契約に臨まれる方は、ご自身が結ぶ契約内容と照らし合わせて押さえるべきポイントを確認して頂ければと思います。
ここで触れるのは、
(1)施工基準
(2)近隣トラブル
の二つです。
(1)施工基準
おそらくですが、これはどこのメーカーの契約書でも触れられている事項ではないでしょうか。
そして、その内容は当然『関連法令を遵守する』というものになっているはずです。
当然ですよね。
これはどこもそうだと思います。
ですから、ここで気を付けたいのは内容以上に、その範囲です。
この項の記載内容が、『建築・設計に限らず、調査や申請業務も含んでいる』ことが明記されていれば大丈夫だろうと思います。
ですが、その範囲が明記されていない場合は、この項の範囲が、『建築・設計に限らず、申請手続き等を含んでいる』ことを確認しておくことをお勧めします。
おそらく、契約自体は、申請やそれに伴う調査などの業務も含んだものになっていると思います。
であれば、明記されていなければ、その範囲は申請業務等を含んだものと考えるのが自然ですが、念のため確認するのが良いと思います。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、これは、先の記事【同じ轍を踏む前に(①土地調査)】で触れた技術基準について、契約上でも明確に担保するためのものです。
ですから、万が一、
「設計や工事は基準を満たしますが、申請や調査は基準を満たしません」
なんて言ってしまうメーカーでしたら、契約するのはとても危険だと思います。
明記されていたとしても、口頭で念押しの確認をしておくのが良いかもしれませんね。
(2)近隣トラブル
これも、どこのメーカーの契約書でも触れられていそうな気がします。
ですが、その内容は?
どこも一緒ではないかもしれないですね。
ちなみにBESSの契約では『工事敷地の瑕疵等』という項で
「工事現場の状態及び近隣地との関係等に起因して工事の遂行上不都合が事由が生じた時は、施主負担」
と記載されています。
単純に読むと、「近隣から苦情があったら、それは施主が自己負担で対応する」という内容に読めます。
これは、一瞬「え?」って思いますよね。
近隣から苦情があったら、その背景がどうあれ、施主が全部負担しなきゃいけないの?
それはちょっと。。。
となるのが普通だと思います。
ですから、これは他の項も絡めての話になります。
BESSの契約では、『第三者の損害』という項があって、そこでは
「施主の責任ではない理由により、第三者の生命、身体その他の財産に損害を及ぼし紛議を生じた場合は、BESSが解決にあたる」
という旨の記載があります。
つまり、「BESSの過失で近隣から苦情があれば、それはBESSが解決にあたるべき問題」ということになります。
当たり前ですよね。
実際、私は契約の席で説明を受けた際、前述の『工事敷地の瑕疵等』の内容については、
「BESS側に過失がなく、正しい手順でやっていても、近隣住民から苦情が出ることは起こり得る」
「騒音や景観についてなど、後々になって予期せず苦情が出ることもあり得る」
「そういう場合は、施主に対応してもらうことになる」
という説明を受けました。
ついでにいうと、
「そうならない様、十分気を付けるし、万が一そうなったとしても私達も全力でサポートします」
とも言ってました。
ですが実際に問題が起きると、BESS富士は
「『工事敷地の瑕疵等』があるので近隣からの苦情は施主負担」
と主張して、対応も費用負担も、全て施主に押し付けてきました。
問題の根本原因はBESS富士の『調査不十分、手続きの不備』によるものであり、それによって第三者の財産(農作物)に損害が生じるために起きた紛議であるにも関わらず、です。
他のメーカーの契約書がどうなっているのか分かりませんが、この事例の様に、普通に読んだらメーカー側がやってくれそうな場合でも、いざとなったら手のひらを返されることもあります。
となると、普通に読んで大丈夫そうでも、それだけではちょっと不安ですよね。
ですから、ちょっと難しいのですが、ここは具体的なケースを示してメーカーに確認を取っておくのが良いと思います。
近隣からの苦情は様々なケースがあると思いますし、選んだ土地や近隣の状況次第で、どこにリスクがあるのかも変わると思います。
ですから、その立地に合わせて具体的に落とし込んだケースを示して、メーカー側に確認を取るのです。
私が直面している事例は、その具体的なケースを考えるための参考になると思います。
他にも、どんな立地でどんなトラブルが起きているかは、インターネットで調べれば参考事例にたどり着けると思います。
もし、私の場合と同様に、マイホームを建築しようしている土地が市街化調整区域や下水道が整備されていない場合であれば、排水に関してはリスクがあると考えて良いでしょうから、この事例をそのままぶつけてメーカーに説明を求めることをお勧めします。
という訳で、②建築契約で気を付けて頂きたいことを書いてみました。
最後のはちょっと難しいかもしれませんし、手間かもしれません。
ですが、マイホームはとても高い買物ですから、私としては多少の手間を惜しまずに、慎重を期して進めていただくことをお勧めします。
マイホーム建築を検討中の皆さまにおかれましては、この事例をご参考にして頂き、ハッピーなマイホーム生活を送っていただければ幸いです。
>>我が家のBESSとの紛争のお話はこちら