ものすごく不可解な出来事があった。

 きのう、雨、急に寒くなった。これはもう夕食はすいとん以外にない。寒くなったらわが家はまずすいとん。

 だしの素も切らしていたし、大した具もない。
凍っているウイングスティックを数本ダシ替わりにして、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、あるだけの野菜でつくった。おいしかった。

大なべにいっぱいにして、半分位残す。
翌日の昼には、これにだんごを足して、柿と小さいおにぎり2個程度でオッケーさ!
次の日の献立もできて余裕しゃくしゃくで寝た。

 きょう、朝、まず自分で朝メシに、と何げなく味をみたら、すっぱい。
自分の味覚異常にちがいないと、よくかきまぜてもう1度味見。やっぱりすっぱい。
これってどういうこと?

 真夏のまっさい中だって、夜作ったものがくさるなんてない。
しかも、自分以外の者が味を見ても、いかれてる、という。

 あんな寒かったのに、あり得ない。

 原因がわからない、見当もつかないだけに、すごいショックなのだ。
いったい何に気をつければいいのだろう? 理由を知りたい。

 素材に問題ないのなら、鍋?
ウーン、たしかに、肉まん作りのイベントで、子どもたちを喜ばせようと、直火にかけてガンガン火を燃やして、底はでこぼこ── それって何か原因になるの? あり得ない。

 とにかく、なぜこんなことが起きたのかわかりたい。