世界各国で比較する お金の使い方 | 大学からJリーグ参入を目指す WASEDA UNITED社長のブログ

世界各国で比較する お金の使い方


総務省・統計局のデータをお借りして、世界と日本の家計(お財布の中身)を見てみたいと思います。


表 家計の目的別最終消費支出 (名目・構成比)
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(出所:総務省・統計局


世界の家計を見ながら、特徴的な数字をブルーで、ネガティブな印象を持った数字を赤で色塗りしてみました。
こういう数字からも『国の文化や思想』が分かるのが面白いです。

日本は比較的世界標準でバランスの良い家計支出のように見えます。
欲を言えば、ドイツやスウェーデンのようになるといいですが、その場合は増税が必要になるでしょう。

数字から世界各国の生活を想像してみると・・・・・・

・インドは全く娯楽に時間を割かず、食にかかる出費が大きい
・韓国は教育熱心
・アメリカは医療の家計からの負担が大きく、怪我や病気が多いほどキツイ
・イギリスは医療費が安く、娯楽に費やす消費も多く、なんだか優雅な生活をしていそう
・イタリア人がオシャレであることは、ファッションへの支出の多さから分かる
・スウェーデンは教育の面倒も国が見てくれて、娯楽も楽しむけれど、その分、生活に掛かる出費は大きい
・ドイツは教育費の負担も少ないし、全体的に支出のバランスが良くて、日本に近い感じ
・オーストラリアも日本に近い家計で、仕事以外の時間を大切にしている感じ
注) 消費税率が各国違うので、一概にこれだけで国政の良し悪しは判断できない。


ビジネスで世界に挑戦する場合は、こういった文化や経済規模(GDP比較 )の違いを比較しながら、綿密に計画を立てる必要があります。

こう見れば、インドに娯楽サービスを普及させるのは難しいと気が付くし、アメリカだったら医療系サービスで勝負できるかも・・・・・・とか、ちょっとしたヒントが見えてくるかもしれません。