成功者の特質 「Grit」 とは? | 大学からJリーグ参入を目指す WASEDA UNITED社長のブログ

成功者の特質 「Grit」 とは?

来月からスタートするワセダクラブTOC(U-12選抜クラス)。

ワセダクラブの小学生年代のシンボルということで、少し特別な教育をしたいと考えています。

それが、「Resilience(レジリエンス)」「Grit(グリット)」です。


今日は少し「Grit」に関して調べてみます。 The truth about grit (Boston.com)


Gritとは「不屈の精神」「気骨」などと訳される言葉です。


Boston.com の記事によれば、

この Grit が、今心理学者の間で子供の成長と成功を導く一つのバロメーターとして注目されているそうです。


ふつう成功は「知能」や「才能」に依存していると考えられがちですが、

知能が高いからといって必ず成功するわけではないことは「10,000時間の法則」から分析されています。

「10,000時間の法則」とは、10,000時間の鍛錬に耐えられる or 投げ出すことを指標としています。


言い換えれば、Gritとは10,000時間の鍛錬をやり抜く力なのかもしれません。

ペンシルベニア大学の Angela Duckworth 氏によると、


(中略) it’s about setting a specific long-term goal and doing whatever it takes until the goal has been reached. It’s always much easier to give up, but people with grit can keep going.

Gritは長期的なゴールを決めて、どんな方法でも、ゴールに到達できる人のこと。

諦める方が楽なときにでも、Grit を持っている人はやりぬくことができる。


「天才とは1%の才能と99%の努力から生まれる」という有名な言葉がありますが、

その99%の努力をするための要因は何か??ということが、現在研究者の注目のテーマとなっています。


これまでのGritに関する研究結果によると、以下のような報告もあります。

・Gritを持っている? or 持っていない?ということは、知性とはほとんど関係がない。

・Gritを持っている人は、能力を長期的に一箇所に集中することができる。


Duckworth 氏によると、

“Those who were less successful were often just as smart and talented,” Duckworth notes, “but they were constantly changing plans and trying something new. They never stuck with anything long enough to get really good at it.”

成功の度合いが低い人も(成功者と)同じくらい頭が良かったり、才能がありました。

しかしながら、成功の度合いが低い人達は、常に計画を変更したり、新しいことに手を出していて、何か一つのことに集中できるほどに時間をかけていなかったのです。


なるほど・・・・という感じですね。

自分はどうなんだろう?と考えてしまいます。

これまでの人生、比較的、一つのことに集中しながら生きてきましたが。。


ワセダクラブの子供達には是非この「Grit」を身に付けさせたいですね。

では、どうやって子供達に「Grit」を身に付けさせることができるのか?

その秘訣は、また気が向いた時にでも・・・・・・