【コンテンツの対価】
コンテンツには著作権というものがありますが、これに関してはインターネットの世界は無法地帯です。
そもそもGoogleやFacebookは
「他人のコンテンツでメシを食う」会社であって、自分たちのコンテンツは多くありません。
誰かが書いたもの、撮ったものをデータベース化して、他のユーザーに届ける。
このプラットフォームの維持には当然ですが、高い技術と高いコストが必要です。
大衆は自分勝手ですから(苦笑)、例えばGoogleに10分間アクセスできなかったら怒り狂い、クレームを入れてきます。
まあ、そんなクレームを入れようが
「使わなければ話にならない」ほどに普及しているので、プラットフォーム側は堂々としたものです。
これはある意味、日本政府や電力会社、銀行に似ています。
文句を言っても、すでに金タマを握られているも同然で、あんまりうるさいと握りつぶされてしまいます(苦笑)
薬漬けにされた我儘なユーザーと薬を作っている会社。
ユーザーがいなくなれば会社が潰れ、会社が潰れるとユーザーが泣く。
選択肢のないズブズブの依存関係です。
コンテンツの話に戻しますが、GoogleやFacebookは合法的にユーザーのコンテンツを利用して、莫大な広告費を稼いでいます。
ユーザーはそのおかげで、コンテンツを自由に配信することができる。
ある意味、これも持ちつ持たれつの関係ですが、最近ではYoutubeのパートナープログラムが人気で、自分が作ったコンテンツ(動画)のアクセス回数(正確には発生した広告費)に応じて報酬が受け取れるようになりました。
古くはアドセンスの時代からこの形はあって、Googleは
「世界中に富を分散する」と公言していたわけですが、その実態はGoogleが受け取る全体の広告費の数パーセントが分配されるだけでした。
割には合わないながらも、そもそも最初は0円の収入源だったわけなので、自分のコンテンツを収入に変えるということが普及していきました。
で。
問題はここからで、
「コンテンツの二次利用」が爆発的に増え、著作権侵害なんて当たり前になっていきました。
当然のように、テレビで放送されたバラエティ番組がYoutubeにアップされ、それによって不正に広告費を稼ぐユーザーが出てきました。
可哀想なのは「一次メディア」の人たちです。
要するに、コンテンツを作っている人たち。
自分たちが頑張って作ったものが、勝手に横流しされている。
誰が悪いのか?
と言われると、面白いコンテンツが無料なら、海賊版だろうが関係なく群がる、僕らも悪いですよね?(苦笑)
みんなが悪い(苦笑)みんながバカ(苦笑)そーゆー残念な現象です。
まあ、マスメディアに独占されていた「情報発信」の利権がユーザーに還元されたと言えば聞こえがいいので、これはある種の、民主主義運動なんじゃないか、ということにしておきましょう。
そして今、「TSU」というソーシャルメディアが人気のようですが、驚くべきことに、Googleが数パーセントしか還元してこなかった広告費を、ユーザーに90パーセント還元するという触れ込みです。
過剰な富の分配システムなので、色々と物議を醸しているわけですが、まあ、別に90パーセント還元に関してはいいと思います。
残りの10パーセントで最初の運営が回るのか?という疑問は大きいですが、まあ、忘れましょう。
結局ポイントは「マルチレベル」だってことです。
先行者利益というものがあって、自分の「子」「孫」から利益を搾取する構造になっている。
素直に「そのユーザーから発生した広告費の90%をそのユーザーに還元する」で、よかったんじゃないか?と(苦笑)ピラミッド式にする必要はどこにあったのか?
紹介によって発生するのが「権利」ではなく、1件100円の報酬だったなら、誰も文句は言わなかったでしょう。
まあ、初期資金がないから、こーゆー形になったんだと思いますが、富の分配を謳うなら、無駄な利権構造を作らないようにしなければ。
「自分のコンテンツから発生した広告費を受け取る」これはとても正当な主張です。
そして、今後、TSUまで過激ではないものの、適正な配当がされるようなプラットフォームが出来上がると思います。
Googleが改心してくれるかもしれません(笑)
何にせよ、正当な報酬は「自分がやったことの対価」として発生するもので、権利収入的なものの多くは不当です。
金融も、不動産も、銀行も、保険も、国家も、政治も、基本、全部不当なわけで(苦笑)
それがまかり通るのは、僕らは薬漬けのヤク中だからです(苦笑)自分で薬を作る力はない。
システムを開発、運用する力がない。残念ですね(苦笑)
情報発信者は利権なんて気にする必要はないです。
自分がやっていることに価値があれば、絶対に正当な収入が得られるようになりますから。
もちろん、やり方次第ですが。
プラットフォームに左右されないように心がけましょう。
むしろ、利用するものですからね。
和佐大輔
【絶望と希望の物語】
12歳で事故に遭い、首の骨を骨折。頚椎損傷という障害を負い、半身不随になった少年がいました。彼はインターネットの可能性と出会い、今では1億円を稼ぐようになりました。
彼は脳みそが無事なら17歳で起業し、10年間連続で1億円を稼ぐことも可能だということを証明しましたが、もしも「あなた」がある日突然、半身不随になり、体が動かなくなったらどうでしょう?
体が動かなくなり、社会や家族の「お荷物」になったという”絶望”。
そんな絶望的状況でも人生を心から自由に楽しむことができるという”希望”
絶望から希望が生まれる。
これはそんな「当たり前のことに気が付ける」物語です。
和佐大輔物語・絶望編
和佐大輔物語・希望編
【和佐大輔のプロフィール】
12歳の時に事故で首の骨を骨折し、半身不随になる。
16歳の時にネットビジネスに出会い、17歳で高校中退後、起業。
起業が約1年間で年商1億円を達成。
その後10年間連続で1億円を稼ぎ続ける。
現在26歳。高知県出身、神戸在住。
2013年には新しい出版社も立ち上げ、活躍の場を拡大している。
過去に2000人以上にビジネスを指導し、300人以上の成功者を輩出。他人を成功させ続けることが仕事。常に最新の情報と革新的なアイディアで時代の一歩先を行っている。
和佐大輔の処女作「テトラポッドに札束を」絶賛発売中。
Kindle電子書籍版もあります。 http://amzn.to/1ts8ifm