ご無沙汰しています。
毎年12月も半ばになりますと、私が気になるのは冬至の日はいつかと言う事とクリスマスケーキの事でしょうか。
ということで、とりあえず、夏至と反対に、夜が最も長く、昼が短い今年の冬至は、明日の12月21日ですが、最近では午後16時過ぎから、あっという間に空が暗くなり、夜になり、寒さも増してきて、なぜか心も寂しくなりがちです。そんな時ケーキ屋さんの前を通ったりしますと、決まって覗きたくきたくなります。ケーキ屋さん、最近ではコンビニの店頭にも、豪華な美味しそうなクリスマスケーキの見本が何種類もありますね。例えば砂糖菓子でできたサンタさんやスノーマンなどをのせたり。苺やフルーツをメインにしたケーキだったり。はたまたキャラクターが乗っていたり、ドーム型だったり、大人向きの甘すぎないチョコレートケーキなどなど、個性、豊かで、流石です。目の前に並ぶいろいろなケーキにテンションは、かなり上がりますね。ですが最近、ちょっとだけ、ケーキ屋さん事情も変化しているようです。
それはパン屋さんの店先にも並ぶドイツ伝統の発酵菓子、シュトレンですが、日本の各地にある高級ホテルのパン屋さんに、ケーキ屋さんにも置いてあるのですが、2~3年前に比べて、そのスペースは着実に大きく、量も増えているようです。先々週末の日本経済新聞にも「聖夜 待ち遠しくなるシュトレン」という見出しで、全国の美味しいシュトレンランキングが発表されていましたが、私としては、気になるところです。
どんな菓子パンかといいますと・・・ 、一般的には大きさと形はコッペパン程、シュトレンはクリスマスに向けて食べる伝統菓子で、洋酒に漬けこんだドライフルーツを、ナッツ類やバターを生地に練り込み発酵させて焼き上げられますので、日持ちがします。その表面にはたっぷりの白い粉砂糖が、まぶされていますので、おおっーと、圧倒されますが。その真っ白な形は、白い産着に包まれた幼子イエスをイメージしているとも言われています。私はすでに、今年のシュトレンを12月初めに頂きましたが、その消費期限は来年の3月20日で、改めてマジに驚きました(因みにお値段は格差がありますが、コッペパンの大きさで千円位でしょうか)。
ドイツではクリスマスまでの間に少しずつ食べるのが習わしで、時間がたつほど味に深みが出て、コーヒーのみならず紅茶に日本茶、ワインやお酒にも合い、さらに贈りものにも人気だそうです。
そしてお伝えしなくてはならないもう一つのルーティン。戴く時は、ステーキのように、端から切り始めるのではなく、まずは真ん中に包丁を入れて、端に向かって1センチ幅で薄く切っていくのが、お勧めです。そしてシュトレンを保存するときはピコ太郎さんのPPAPのようにおまじないの言葉を。「ウッ!」と共に、右と左の切り口をぴったりくっつけ、ラップでしっかり巻きましょう。
いつまでも美味しく戴けるポイントです。
では曲です。
Owl City - Peppermint Winter