今朝、
暗い道を日本海へ向けてトラックを走らせながら思い出してた。
漠然と。
春先の日々を。
先日なんとなくTV見てたら、
再放送だけど震災の映像がながれてて、くぎ付けになってしまった。
あの頃、何回も見た。
見たんだけども…。
雪が降りしきるなか、
押し寄せる津波、
あっという間に水かさが増し、
クルマも家も流されて、
街も命も、
呑み込んでしまった。
当時はTVで見てた…
だけだった。
いま、
スコップ団の現場に身を置いて、
あの津波がもたらした結果を…
最前線で見てる。
毎週。
TVで見るだけの認識ではない自分がいる。
自分自身の"温度差"
だよ。
現場を知ってから見る津波の映像には、自分なりの想像が加味されて目に映る。
それは、リアルな威力や破壊力。
おっかない。
あらためて3月の日々を思い出して切なくなった。
寒さがくる。
もう来てる。
きっと寒いから思い出してるのかもしれない。
いつ復旧するかわからないライフライン、
空っぽの商品棚、
役にたたぬ暖房器具、
思い出す。
不安ばっかり先行して、
いろんな意味ですべてがemptyだった。
仕事もあってないような状況、
仕事も無ければ、金も無いってわけ
無い無いづくしでスコップ団へ。
時間だけはあったな。
4.10 初日は、種まきの頃。
もう新米になった。
夢中で片付けしてるうちに、
また冬の気配か。
「まだボランティアやってんの?」
と、聞かないで。
そもそも、
好きでやってんじゃなくて、
やり続けても終わらないんだから。
途中で辞めるコトを"辞めたい"
頑張ってみる。
も少し。
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