国語

現代文2題と古文1題の出題で、試験時間は60分である。
選択式が中心であるが、一部記述式がある。
現代文は、1題が評論、もう1題が随筆であり、問題文、設問とも標準的なレベルである。
また、古文のレベルも標準的である。
本学部の国語の問題は内容からみて、80%は必要と思われる。
これからゼロから国語の勉強を始めて、本番の試験で80%以上とるための、勉強法をお話します。

現代文

<偏差値40未満の人は、ここから始めてください。>

(1)『応用自在 国語 改訂版』を使用します。

現代文がまったくダメな受験生は、おもいきって小学生の教材まで戻ります。
この参考書は、現代文の超基本ルールをとてもわかりやすく、解説してあります。
説明的文章の読み取りの部分と、文学的文章の読み取りの部分だけをやります。

(2)『中学入試 国語授業の実況中継 上・下』を使用します。

この参考書も、説明的文章の読み取りの部分と文学的文章の読み取りの部分だけをやります。
使用期間は、2週間です。(1)・(2)の2つの参考書をマスターすることによって、現代文の超基本ルールをマスターすることができます。
そして、この超基本ルールこそ現代文の土台となるものです。
中学受験の教材だと思わないで、しっかり勉強してください。

(3)『高校入試 合格へのベストアプローチ』を使用します。

この本は、高校入試の本番で合格を勝ちとるために書かれたもので、演習形式をとりながら入試現代文を「いかに読み、いかに解くか」の原則を7つの公式を使い、解いていきます。
この7つの公式は、現代文の大原則ともいうべき基本ルールであるため、必ずマスターしてください。

<偏差値40以上の人は、ここから始めてください。>

まず、最初に本文の説明が非常に詳しい参考書をじっくり読みます。

(4)『現代文解釈の基礎』および『現代文解釈の方法』を使用します。

考えながら読むという読解姿勢を身につけてください。
ただし、練習問題は解説が少ないのでやらなくて結構です。

なお、この参考書を使っている時、わからない用語は、「頻出現代文重要語700」を辞書として使うことをお薦めします。


⑤『読むだけ小論文(学研)』と『現代文キーワード読解(Z会出版)』を使用します。

この2つの参考書を使用し、現代文攻略の予備知識を頭に入れます。
日本論、科学論、芸術論、哲学、宗教論、社会問題、その他入試に出題されそうな論点についての知識を吸収します。

(6)『現代文解法の新技術(桐原書店)』を使用します。

この参考書で現代文解法マニュアルを理解して、しっかり暗記してください。

(7)『センター試験のツボ 現代文(桐原書店)』を使用します。

本学部の選択肢の内容はセンター試験レベルであるため、この参考書を使用し、まとめ部分を使えるようにしっかり理解し、暗記して下さい。

(8)『大学入試 受かる漢字・用語 パピルス1467』を使用します。

本学部は、漢字が出題されるので、この参考書によって漢字をマスターしてください。

(9)『過去問』を使用します。

過去問を10年分用意し、本番より少し短い時間で解いてみてください。

古文

まず、最初に文法と単語を同時に始めて下さい。

(1)『富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)』を使用します。

この参考書は、入試古文“はじめの1冊”として最適であり、古典文法を体系的にすんなりと理解し楽しく合理的に覚えるができ、古文を読み解く要領が身につきます。
また、講義ライブなのですらすら読めるという特徴があり短期完成が可能です。

(2)『ベック式ゴロ覚え古文単語600』か『古文単語FORMULA600』のどちらかを使用して下さい。


(3)『土屋の古文講義 1・2』を使います。

この参考書は、文法・単語・解釈・解き方の全てについて、詳しく説明してあり、とても優れた本です。
この参考書で、読み方・解き方の方法論を完全にマスターすることができます。
一問一問丁寧に問題を解き、丁寧に解説を読み込んでください。
あせらず、一歩一歩進めていくことが、ポイントです。

(4)『古文ゴロ565 入試出典ベスト70』

『毎年でる頻出古文』の現代語訳の部分のみを読んでください。

(5)『過去問』を使用します。

志望校の過去問を10年分用意し、本番より少し短い時間で解いてみてください。