コミニティカフェの視察で埼玉県の川越の「鶴ヶ島」へ行ってきました。
コミニティカフェひだまりは、
鶴ヶ島駅から東武バスで4つ目の川鶴センター
UR川鶴団地の中にあります。
そこに視察に行こうと思ったきっかけは、
運営しているのが市民団体「チームひだまり」であること。
55名の会員で立ち上げ、現在は139名もの会員がいること。
事業内容が豊富であること
★子育てサロン
★囲碁教室
★歌声喫茶
★学習支援
★子ども食堂
★オレンジカフェ
★貸棚
コミニティカフェを始めるのに、最初に55名もの賛同者がいたってどういうこと
今では会員が139名もいるなんて、どうしたらそんなに増え続けるの
こんなにいっぱい事業しているのに、スタッフはどうなってんの?
沢山の疑問を抱え、ひだまりに向かいました。
創設者の上蓑さんとお会いして、色々とお話しをお伺いすることが出来ました。
民生委員の活動をする中で、子どもたちの学習支援が必要だと感じたこと。
地域を担う若者を育てるためには、学習支援で子どもたちを育てていくことだと強く感じられたいたいです。
そんな中、子育て支援団体に拠点を協力するという話が持ち上がった時に、上蓑さんはこれだ!と直感し、自ら手をあげ、協力してくれる人に声をかけたそうです。
それも、民生委員をして、たくさんの人とお話をしてつながりがあったから、「この人なら協力してくる!」という人に声をかけるという地道な活動から、立ち上げ時には、55名という賛同者集まったそうです。
そして今や139名の会員
スゴイ!!
それだけの人が賛同してくれたのは、上蓑さんの人柄と熱意だとお話を聞く中で感じました。
子育て支援の拠点としての機能だけでなく、みんなが集える場所にしたいとカフェを併設
そうすることで、地域の居場所となりました。
子育て支援の場所として、子育て広場やママたち同士で食事ができるところ
BOXショップ
お年寄りが使いやすいように手すり付のトイレ
お子さん用に子供用の便座
老若男女、誰でも集える場所として気配りされています。
男性が来やすいように「囲碁教室」
片手が不自由でもできるように囲碁教室にしたそうで、それを楽しみに通っている方も。
歌声喫茶は、シニア世代だけでなく、障害者の方も一緒に参加し、地域の方たちと交流をしているそうです。
学習支援も、小学生の部、中高生の部とあり、小学生の部は引退された教師の方々が、中高生の部は大学生が教えています。
また子ども食堂も開催し、こちらはお昼ご飯を提供しているそうで、その中でテーブルマナーやお食事の盛り付けなども教えるそうです。
楽しそうな様子の写真を沢山みせていただきました。
学習支援は、地域を担う若者を育てるためには必要だ!という想いから続けられていて、学習支援をすることで子どもの心の成長を間近で感じていると嬉しそうに話されてました。
普通だったら、なかなかできない欲張りな事業内容を、事業ごとに関わる人を変えることで、個々の負担なく運営されています。
それだけ協力者多い、理解者が多いのでしょう。
「みんななにかやりたいと思っているの。そういう人は沢山いて、声をかけると意外にのってきてくるのよ。」
と上蓑さんはおっしゃいましたが、上蓑さんの魅力、人柄、人望があってのことかなと思います。
また、上蓑さんは自ら広告塔として、新聞や雑誌の取材なども受け、自分たちの活動を積極的に発信しています。
こうした努力もあってのことだと思います。
本当に学ぶべきことが沢山ありました。
ありがとうございました!