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「わぁー、華恋ちゃんのママから
さくらにお荷物だぁ―」
「きゃっ、お荷物のテープも女子っぽい
さくらもこんな可愛いテープ、
おかあさんに買ってもらおー」
「お菓子でしょー、
わんわんメモ帳でしょー、
たくさん嬉しいなぁ、
あっ、さくらのお菓子があるっ」
「さくら、これはお菓子じゃなくて・・・
あー、やっぱりー
イヤリングやわ、ほら( ´艸`)」
「みんな、さくらにイヤリングくれるのね。
牛さんイヤリング、可愛いけど・・・
「納豆味うまい棒ですってー」
「華恋ちゃんママにもらったクッキーを
包装してあった袋に1つポン・・・
はいどうぞ。( ´艸`)」
「おにいちゃん、おかあさん、
イジワルやめてよー」
中学生になると毎年夏休みの宿題には、読書感想文や技術家庭科
作品、そして理科研究等があります。
この理科研究のテーマを決めるのにまず毎年頭を悩ませるのですが、
陸と一緒に考え、自分がちゃんと理解できるテーマを選ぶようにして
います。
昨年と今年は、「タンパク質分解酵素」をテーマに選び、実験を考え、
行い、それを画用紙にまとめ学校に提出しています。
身近な疑問に目をむけて真面目に取り組んだのがよかったのか、
今年も神戸市の中学校理科展に出展して頂き、ばぁばも誘って家族で
見に行きました。
理科展の会場となる青少年科学館はポートアイランドにあるので、神戸
空港のレストラン街でお昼ご飯を食べました。
会場に着いて、陸の作品を見に行くと
「青少年科学館賞」のリボンがついていました。≧(´▽`)≦
実験とまとめに丸々3日間朝から晩まで費やしヘロヘロっとしていた
陸ですが、その甲斐あって良い結果につながりニッコリ嬉しそうでした。
真面目に取り組むことが大切ですよね。(*^▽^*)
今年のテーマは
「タンパク質分解酵素の働きと温度」
パイナップルやキウイ、舞茸等タンパク質分解酵素を持つもので
かまぼこや肉をサンドイッチし、時間の経過とともに見た目や重さに
時間の経過とともに、かまぼこの表面は溶けてドロリ。
始め5グラムだった重さは4グラムに。
最終的には12時間経過すると5グラムのかまぼこは2グラムに
なりました。
12時間経過すると、かまぼこは溶けて、お箸ではつまめない
ぐらいでした。
実験した中で1番タンパク質分解酵素が働いていると思われるのが
パイナップル汁、期待していたほどではなかったのが土しょうがでし
た。
キウイを色々な温度で熱処理するとタンパク質分解酵素は、
どこかの温度で働かなくなるかという実験も行いました。
この結果、タンパク質分解酵素は60℃以上では働きを失うという
ことがわかりました。
胃腸薬は熱々のお湯で飲んでは効果が失われるという結果にな
りました。
来年からは陸は高校生。
やーーーっと理科研究のお手伝いから解放されるかと思ったら、
入れ替わりでりゅうりゅうが中学校入学です。(;´▽`A``