スカパーへのJリーグ中継移行は正解? | ちょっと考えてみました。何をって?いろいろですよ。

スカパーへのJリーグ中継移行は正解?

スポンサー離れによるキー局の影響力低下が加速する現状を考えると、
たまたまとはいえ早めにペイテレビに軸足を移したのは正解に思える。

Jリーグの最大の武器はクラブの数。各地に多数のクラブを作り、きめ細
かく地方の顧客を掘り起こしていくことができること。

ペイテレビのターゲットとなるのは、以下の層だろう。

 ・アウェイにまでは足を運べないコアサポ
 ・競技場にまでは応援にいかないライトサポ
 ・上京して地元チームを応援にいけないサポ

36チームに平均1万人の契約者がつき、平均単価2千円なら86億円になる。

 2000円×12ヶ月×1万人×36クラブ ≒ 86億円(受信料)

2万人なら170億円だ。もちろんチームによりばらつきはあるだろうが、
極端な話、浦和・G大阪目当てに20万人づつでも平均で1万人なになるw

ちなみに、スカパーのサッカーセット加入者はここまで年5%ずつ上昇。
順調に推移しているとのことらしい。 (ソース:サッカー批評)

しかも来年のJ加盟地域は

 岡山県 1,948,679人
 栃木県 2,015,482人
 富山県 1,101,292人

このうち1%がスカパーと契約したとしたら5万人増。 単価2000円だとすると
年間12億円の売上増になる。

これとは別に、その地域限定の商域とする企業からのCM収入も見込める。
メディアは多様化し、放送免許を有する中央のキー局だけが一方的に情報を
発信し、広告費を独占的に獲得する時代は終わりつつある。

ペイテレビのキラーコンテンツとして上手く確立させ、将来的にはクラブ経営の
大きな柱として成長させることは十分可能だろうし、期待ができる。