勝央町(しょうおうちょう)は、岡山県の北東部に位置し、坂田金時終焉の地として知られる町である。町名は勝田郡の中心を自負して命名された。

概要
中国山地の南部に位置し丘陵と山林が大半を占める。町の中心にあたる勝間田はかつて出雲往来の美作7駅の1つとして繁栄した。
1954年(昭和29年)3月、勝間田町・植月村 ・高取村・古吉野村の1町3村および吉野村の一部が合併し勝央町が誕生。
1955年(昭和30年)6月1日、旧高取村の内、池ヶ原・堂尾地区を津山市に編入。
津山市や他の勝田郡や英田郡の自治体との合併を協議したが、当面、単独での存続を決めている。
※2006年10月、町内黒土(くろつち)の大河内遺跡で西日本では類例の少ない神子柴型石斧を含む石器類が出土した。これにより、縄文時代草創期からこの土地に人が住んでいたことが明らかになった。 また、勝央町は菅原姓つまり、菅家七流派である野上、植月、有元、原田などがいる。

隣接している自治体
津山市、美作市、勝田郡奈義町、久米郡美咲町

交通
鉄道路線
JR西日本 姫新線:勝間田駅 - 西勝間田駅

道路
高速道路
町内を通る高速道路:中国自動車道 勝央SA、勝間田BS
最寄りのインターチェンジ:中国自動車道 津山IC、美作IC

一般国道
町内を走る一般国道:国道179号、国道429号

都道府県道町内を走る県道:岡山県道52号勝央仁堀中線、岡山県道67号勝央勝北線、岡山県道353号石生奈義線、岡山県道354号馬橋平福線、岡山県道355号豊久田平線、岡山県道361号畑沖勝間田線、岡山県道415号工門勝央線

バス
高速バス
中国ハイウェイバス(西日本ジェイアールバス、神姫バス)
津山駅-津山IC-中国勝間田-美作IC-新大阪駅-大阪駅-ユニバーサルスタジオジャパン
津山駅-津山IC-中国勝間田-美作IC-京都駅

一般路線バス
美作市営バス(かつたバス)
津山市内各高校-津山広域バスセンター-植月西-石生-真加部下-梶並

名所・旧跡・観光
栗柄神社(坂田金時終焉の地)
おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ
金時祭(毎年8月第4週の土曜日・日曜日)
勝間田天神祭
日吉神社