奈義町(なぎちょう)は、岡山県の北東部に位置し鳥取県と境を接する町である。
北部には町のシンボルであり町名の由来となった那岐山(なぎさん)がそびえる。

概要
中国山地に位置し大半が山林である。南部は日本原高原と呼ばれる高原となっており陸上自衛隊日本原駐屯地やその演習場がある。 台風シーズンなどには広戸風と呼ばれる強風が山地から吹き下ろす。太古、この地は浅い海であったため「ビカリア」と呼ばれる巻き貝などの化石が出土する。
主な産業:林業、農業が主体である。南東部には東山工業団地がある
1955年(昭和30年)2月、北吉野村・豊田村・豊並村の3村が合併し町制施行。奈義町となる。
1961年(昭和36年)、陸上自衛隊を誘致。
2002年(平成14年)津山市や他の勝田郡の町との合併が議論されたが、いずれの市町村とも合併しないことが決定した。


隣接している自治体
岡山県:津山市、美作市、勝田郡勝央町
鳥取県:八頭郡智頭町

交通
鉄道路線:町内を通る鉄道はない
最寄りの駅:JR西日本因美線 高野駅

道路
高速道路:町内を通る高速道路はない
最寄りのインターチェンジ:中国自動車道津山IC・美作IC

一般国道:町内を走る一般国道:国道53号

都道府県道:町内を走る県道:岡山県道51号美作奈義線、岡山県道353号石生奈義線、岡山県道356号行方勝田線

バス路線
中鉄バス津山広域バスセンター~伏見町~東津山~津山IC~高野農協前~高野駅前~成名小学校前~勝北町役場前~日本原東~自衛隊前~奈義町役場前~行方~馬桑
津山広域バスセンター~大手町~市役所西~衆楽園市役所前~やよい団地~志戸部~籾保~成名小学校前~勝北町役場前~日本原東~自衛隊前~奈義町役場前~行方~馬桑
津山広域バスセンター~大手町~市役所西~衆楽園市役所前~やよい団地~志戸部~高野工業団地~高野農協前~高野駅前~成名小学校前~勝北町役場前~日本原東~自衛隊前~奈義町役場前~行方
豊沢交通林野駅前~美作IC~真加部下~真加部上~豊沢

名所・旧跡・観光
那岐山
なぎビカリアミュージアム
奈義町現代美術館
那岐山麓山の駅
蛇淵の滝
滝山渓谷