記事入力 : 2012/10/09 12:53
聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国金融当局は9日、今月末に期限切れとなる韓国と日本の通貨交換(スワップ)拡大措置について、韓国政府と韓国銀行(中央銀行)が措置延長の契約をしない方針を固めたと明らかにした。
金融当局は、3大格付け会社すべてが韓国国債の格付けを引き上げるなど外為の対外健全性が改善していることなどを挙げ、「韓日スワップの一時的な規模拡大措置を終了することにした」と話した。
両国の通貨交換はもともと多国間通貨交換協定「チェンマイ・イニシアチブ(CMI)」に基づく100億ドル(7837億円)と、ウォン・円通貨スワップ30億ドルの計130億ドル規模だったが、昨年10月の両国首脳会談で700億ドルへと拡大された。拡大分(570億ドル)は今月末で期限が切れる。
金融当局は「両国政府や中央銀行はスワップ拡大措置が双方に役立ったと評価している。世界経済の動向を注視し、必要があれば適切な方法で協力する」と述べた。