ハイアップ 小役(チェリー)抜き
1号機では、まだまだメーカー側にも不慣れな点が多く、開発段階では発見出来なかったプログラム上のバグやミス、そしてリール配列のミスなどが、ホールに導入されてから多数の機種に於いて発覚しました。
このハイアップの小役抜きもその中の一つです。
当時、私はまだパチスロ初心者でありまして、ハイアップで通常時に小役抜きが出来るというのは、当時の雑誌等で見て知っていましたが、実際にやるほどの技術も度胸も無く終わりました。これはハイアップターボでのREG成立時のチェリー抜きでも同じです。
なので、このハイアップの小役抜きは「出来る」と言う事を知っていただけでして、その当時攻略されていた手順そのものは知りませんでした。その後のハイアップターボの方は当時買った本に出ていましたので知っていましたが…
そこで、ハイアップターボでのREG成立時チェリー抜きからヒントを得まして、リール配列から「これぞ」と思われる手順を考え出しました。
そして、ハイアップの実機で試してみましたところ、右リールでの狙い位置に若干の修正を要しましたが、実際にボーナス未成立時の通常時に於いて、小役を抜き続ける事が出来るのを確認しました。
と言う事で、今回ご紹介する手順は、当時のモノと同じかもしれませんし、全く違うモノかもしれません。その辺はご了承下さい。(汗)
まず、手順の説明に入る前に、何故REG未成立時ではそのREG成立時の手順で小役抜きが出来ないのかを説明しますと、REGが成立している事を利用してBARとベルのWテンパイを作っているのが、REG未成立の状態ではBARが逃げてしまいベルの斜めテンパイを作れないからです。まぁ、当り前といえば当り前ですが…(汗)
「通常時中→右での停止位置参考動画」⇒【雨美女】
【ようつべ】
【FC2】
「REG成立時のチェリー抜き動画」⇒【雨美女】
【ようつべ】
【FC2】
ハイアップ 通常時の小役抜き動画
【雨美女】
手順的には、中⇒右⇒左の押し順で、
①中リールに「BAR・ベル・プラム」狙い
②右リール下段に7の7コマ上にあるスイカをビタ押し
③左リール枠下にBARがある方の「ベル・☆・ベル(枠上にチェリー)」をビタ押し
こうすると、左枠内にチェリーが止まり小役の払い出しを得る事が出来ます。
具体的な狙いで言いますと、中⇒右でベルの左下がりテンパイ型を作りまして左を押すのですが、左リールにはベルが1個置きに配列されている箇所がありまして、更にはチェリーもすぐ近くにあります。
この配列を利用しまして上手く狙いますと、ベルを避けようとするとチェリーが出てしまい、チェリーを枠下に避けようとすればまたベルが… という感じでこれ以上避けられないという状況を作り出す事が出来ます。
で、実際に起こるのは、左リールがビタ止まりしてベルが揃うのと、1コマ滑ってチェリーが出るの2種類です。
さて、この先はより具体的な説明へと参ります。
まず、中リールなんですが、狙うBARは枠上~上段の2コマ内に押して下さい。ベストは枠上ビタです。
と言いますのも、枠上にBAR(中下段7)停止時は、普通に小役が成立していますので、右⇒左の狙いが楽になるのです。上段にビタ押してしまうと、中リールを止めた時点での小役成立・非成立の判別が不可能になります。 まぁ、これ自体は別に大した事ではないんですが…w
まず、中リール上段にBARが停止した時は、右リール下段に7の7コマ上にあるスイカをビタ押しします。 右リールにはスイカが3つありますが、使うのはココだけです。
と言いますのも、理想としてベルの左下がりテンパイを作りたいのですが、7の下にあるスイカを狙いますと、ずる~っと滑って下段に7が停止し、もう一つのスイカを狙いますと、ベルが中段にテンパイしてしまい、配列の盲点を突いた小役抜きが不可能になるからです。
そして、右リールのビタ押しが成功しますと、停止パターンは3つになります。
②ベル左上がりテンパイ
③ベル・プラムWテンパイ
①と②の斜めベルテンパイは、どちらも左枠上にチェリー&左枠下BARをビタ押しすれば、チェリー又はベルが必ず取れます。
③のWテンパイは、右リールのビタ押しが正確に出来ていながらこの場所で止まった場合は、小役フラグが成立していますので、左リールで「スイカ・プラム」の場所以外を狙えばOKです。(ビタ押し不要)
もし、「スイカ・プラム」の所で押すと、プラムのみが揃って10枚の払出しとなりまして、5枚損をします。
そして、中リール枠上にBAR/中リール下段に7が停止した時なんですが、この時は右リールを押した時にプラムの単独テンパイにならないような注意が必要です。
先に書いていますが、中リールがこの形で止まった時は小役が成立していますので、リールを止める位置が悪いとプラムだけでの払出しとなり損をします。
以上で、小役抜き手順についての説明は終わりです。
この手順につきましては、冒頭でもお断りを入れておりますが、リール配列から考えて多分この手順だろうと推測したモノを実践して記事を作成しておりますので、当時の手順を正確に再現出来ているかどうかは解りません。(汗)