7/28 いきなりの大物ですっかり満足です! | 「湾岸釣り人」のしろうと親子釣行記

7/28 いきなりの大物ですっかり満足です!

最近は、私と長男のHARTの予定の空きが重なると大抵こんな会話が
「お父さん、土曜日投げ釣りに行かない?」
「釣りはいいけど、ハゼを泳がせてマゴチ狙いがいいな」
「よっしゃ、じゃあ、投げと泳がせが出来るところね、場所考えておいてね~」
ってな感じ。

でもこだわりはそれほどでなく
「そういえば、この前ラインが高切れしてから巻き直してないや、お父さんも投げ竿のガイド壊れてなかったっけ?」
「そういえば、ガイドが壊れたまま直してないや」
「じゃあ、今回は”投げ”じゃないので」
要は釣りに行ければいいようで。

さて、場所探しにはかかせない釣果情報。大原の釣り餌屋のホームページで周辺の釣果情報を見ると勝浦周辺でショゴ(カンパチの子)が港内に入ってきているらしい。ならば、行き先は勝浦方面にしよう!

2時に起床、2時20分に出発。大原の釣り餌屋で情報と餌と仕掛けを仕入れる。アジとショゴを狙いたいこと、泳がせ用に一応ハゼを持ってきたことを伝えると
「今日は人が多そうだから、この時間から行って入れるのはマツベくらいかな」

何とか4時前に港に到着。とりあえず最小限の荷物をもって場所の確保に急ぐ。
先客は先端に3人組とその手前に1人いたので、その手前に荷物を置き、早速準備を開始したが。電気ウキの電池を忘れて車に一度戻る。釣り座に戻りHARTに様子を聞くと、「アタリ無いよう、外側のテトラの方では少し釣れているみたい」
先端の3人組のうち2人はテトラ側に竿を移動したようだったので、サッとその場所に入りカゴ仕掛けを投げ入れた。

これが正解で、すぐに、HARTに子サバ、イワシ、私にはアジが来た。とにかくアジが釣れたことでひと安心。内側にも少し回遊してきたようだ。
カゴにコマセを詰めて投げなおし、荷物の整理を始めようとしたところで、HARTが
「お父さん、アタッてるよ」
竿をたてると、ズシリと重みが加わり、3号の磯竿がしなる。
「HART、大きいよ、タモ網を用意して!」
ドラグを少し緩めて慎重にやり取りをする。堤防の先端に走られる。
「ヒラメだ、でけえ!」
隣りから声があがる。テンションをかけ過ぎないように竿で手前に誘導しようとしたが、3人組の1人の仕掛けに絡んでしまった。
でも協力してくれて、そのまま糸を出してもらう。
「短くて良ければ」
と網を貸してくれたが、2本継のそれでは水面まで届かない。HARTがタモ網を組み立てている間がもどかしく、ヒラメも最後の抵抗で潜ろうとする。
HARTがようやくタモ網の組み立てが終わり、いよいよ取り込みに入る。もう水面に浮かせて来たので、空気を吸わせる感じで頭を持ち上げ網に誘導して、ついにゲット‼
狙って泳がせ釣りではなく、アジ狙いのカゴサビキ仕掛けでの釣果。恐らくサビキに食いついたアジかイワシに食いついてきたと思われる。ショゴが入って来てるとの情報だったので、その対策でハリス2号の仕掛けを選定しておいたのでそれもラッキーだったかな。
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いきなりのヒラメでもう今日は概ね満足状態。さらにショゴなんかが釣れちゃったら、もう帰ってもいいやってくらいの満足だね。HARTにそのことを言うと、
「お父さんがヒラメ釣ったからショゴは俺が釣るよ!」
とのこと。ガンバレ~!

カゴ仕掛けにはアジやイワシがいい感じで掛かってくる。
そして、その掛かったイワシを追ってくる魚の一団を発見!ショゴだ‼しかもすぐ足下にいる。HARTが急いで泳がせ仕掛けを準備を始めた。私は足下にカゴサビキ仕掛けを入れてショゴを狙う。コマセにイワシが反応し、そのイワシをショゴが追っているのが見える。が、見えると釣れるは大違いで、掛かったイワシをそのままにして、上手い具合にショゴがイワシを呑み込んだように見えたが、上げようとするとすぐにイワシを吐き出してしまった。
いつの間にかルアーマンも来ていて、ルアーにショゴは反応するもののなかなかフッキングには至らない様子。それでも暫くして、「ヨッシャ!」と見事フッキングさせた。それを見たHARTはすぐ様ルアーの準備を始めた。
photo:03


私はショゴの群れが見えなくなったので、またカゴ釣りを再開。もう6時を過ぎていたが、雲が厚く雨も降っているからか、アジやイワシが釣れてくる。
20センチオーバーのアジをゲット!
20センチくらいのワカシ(?)もゲット‼
雨に濡れて散らばっている荷物を片付けようと置き竿にしているとウキを勢いよく消し込むアタリ!コレはショゴかヒラメか~と少し待って合わせると、重い!・・・
と思ったら根掛かり(-。-; 根にもぐられたかな。
同じようなアタリに今度はすぐに合わせるとアジ、
置き竿にしていてアワセが遅くなる時に限って根掛かり、
今度こそと合わせるとイワシ、
アジもイワシも美味しいからいいんだけどね。でも根にもぐったヤツの正体が知りたかったなあ。
先端の3人組は、釣った小さなカマスを泳がせて、30センチくらいのショゴを見事にゲット!我が家のタモ網を貸してあげました。

7時を過ぎて天気が良くなり始めカゴ釣りのアタリも少なくなってきた。コマセも無くなったので、私もルアーを投げてみる。
ルアーマンは、その後も数匹追加していた。確かにそのルアーマンのルアーの後ろを追ってくるショゴ達を良く見た。ルアーマンが
「追って来ている群れの後ろに入れてごらん」と言ってくれたが、後ろに投げたところで、そう上手く行くものではなく、HARTも私もアタリはないまま、ショゴの姿が見えなくなった。

とりあえずカゴ釣りはもうやらないので使わない荷物をまとめ、ヒラメは〆て車に運ぶことにした。
そして、車から釣り場に戻ると
「ショゴ釣れたよ~」とHART。
ルアーマンはもちろん、我が家の隣りの人もルアーで釣れたらしく、ショゴの活性がまた上がったようだ。HARTがまた1尾追加。
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「これからルアーをもっとやってみようかな」とまた釣りの深みにハマってしまったようだ。
私はその後、ハゼを泳がせてみたが、音沙汰なく、見れば底がよく見えるくらい水が澄んでいて、満潮が過ぎたばかりでこの水深では期待も薄そうだし、今日はいきなりのヒラメで満足だし、HARTはルアーでショゴを釣って満足だろうし、晴れて暑くなって来たし・・・
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気分のいいところで、早めに撤収することにしましょ!

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